自然の宝石ソロモン諸島! コバルトブルーに包まれた国

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南太平洋に浮かぶ1,000もの島々でなる国家”ソロモン諸島”。 ここは9つの州からなる熱帯雨林に覆われた緑豊かな島としても有名です。透明で青く広がる海には美しいサンゴ礁!世界的にも種類の多い地帯として世界遺産リストに登録された自然遺産になっているんです。訪れて身体いっぱいに癒しの空気を吸い込みたいですね。

自然の楽園「ソロモン諸島」の魅力は?

ソロモン諸島のある南太平洋は、綺麗な海が印象的。近くにはオーストラリア、パプアニューギニア、フィジーなんかがあります。ここは自然のパラダイス!海と珊瑚に囲まれた心癒される空間が目の前に広がります。

また熱帯雨林のジャングルが広がり、植物園などもあるんです。なんでも、このジャングルにしか生息しない薬草植物に注目が集まっているとか。近々新薬の開発がなされてしまうかも!?年間を通じて日中の最高気温は32℃。夜は20℃前半ととても過ごしやすいのも特徴。生き生きと輝く自然に触れる体験が出来ること間違いなしです。

必ず行きたい島「ガダルカナル島」首都ホニアラを巡ろう!

ガダルカナル島にある首都のホニアラは、ソロモン諸島の中で一番人口の多い島。議事堂や国立博物館、熱帯雨林の標本が豊富な植物園、チャイナタウンなんかがあります。触れておきたいのは、この美しい島が第二次世界大戦の激戦の場であったということ。素晴らしい景色と共存して、敢えて戦争のつめ跡も数多く残しています。

”ソロモン諸島”で日本の歴史を感じる「 ソロモン平和慰霊公園」

映画「永遠のゼロ」の舞台ともなったガダルカナル島は、第2次世界大戦中の激戦地として有名ですね。この島は、日本ではあまり見られない、その当時のつめ跡を敢えて残しています。小高い丘にあるこの公園は、歴史を感じ、未来の平和を改めて祈る事の出来る神聖な場所ですね。

辺りが綺麗な公園になっている「ソロモン平和慰霊公園」には昭和55年に日本が設立した最も大きな慰霊碑が建てられています。後世に続く平和を願い是非立ち寄りたい場所の一つです。

ソロモン平和慰霊公園(Solomon peace memorial park)
アクセス:
首都ホニアラよりタクシーで約20分

首都ホニアラの見どころ「ホニアラ・セントラル・マーケット」

ソロモン諸島で最大のマーケットで定番のスポットです。ここは言わば庶民の台所。ここには他の島からも売りに続々と品物が運ばれてきます。賑わいの中に、ソロモン諸島の人々の暮らしぶりや人柄が感じられる交流の場でもありますね。

広いマーケット内には、野菜や魚、カニ、果物は勿論、ココナッツドリンク等々美味しそうなものがずらりと並んでいるんです。揚げたての惣菜やスイーツなんかも売っているので、ここで腹ごしらえもバッチリ!ジュエリーや色とりどりのフラワーアレンジメントも豪華で、ホントに見ているだけでも楽しめるこのマーケットはおススメです。

華やかな工芸品や衣類もそろっていて、南国ならではのカラフルな色どりが目に飛び込んできます。島国だからなのか・・たくさんの人で賑わいつつもゆったりとした雰囲気で買い物が出来る空間は見て回るのにちょうどいいんです。

ホニアラ・セントラル・マーケット(Honiara Central Market)
住所:
Mendana Avenue, Honiara, Guadalcanal Island, Solomon Islands
営業時間:
月~土曜日 朝6:00~
アクセス:
ホニアラ国際空港から約11㎞。タクシー、ミニバスで市内に向かう。
その他:
毎朝開催

タサファロング岬

ここは、有名なダイビングとシュノーケリングポイント。世界中から集まってくる定番エリアなんです。ホニアラの海には太平洋戦争での激戦の末、数多くの船が沈んでいます。それが観光の一つとなっているのです。

ガダルカナル島とホニアラの沖合の海峡をアイアン・ボトム・サウンド(鉄底海峡)と呼び、岸辺からすぐのところに日本の輸送船であった「鬼怒川丸」と「広川丸」が今もなお沈んでいます。鬼怒川丸の船の一部はなんと海面から出ているので、浜辺から見ることが出来るんです。何とも不思議な光景ですね。

広川丸は海面下3mくらいのところにあってダイバーたちのスポットに。当時のものを今もなお人々が目にする機会があり、訪れるスポットとなっているなんて貴重ですね。2隻の回りにはカラフルな魚が群れていて、見る人を癒してくれますよ。

タサファロング岬(Tasivarongo Point & Reef)
住所:
Honiara, Guadalcanal Island, Solomon
アクセス:
ホニアラから海岸線沿いに約30分ほど西へ(ボネギ地区)
料金:
村に入る為「入村料」が必要。50~100ソロモンドルが相場
その他:
ダイビング・サービス有り。予約しておけば空港まで迎えに来てくれます。(各ダイビングショップに確認)
     

世界遺産 珊瑚でできた島「レンネル島」

ここは世界一大きな珊瑚でできた島として大注目の場所なんです。「東レンネル」はこの珊瑚や熱帯のジャングル、島固有の動植物等が注目され、世界遺産にも登録されました。島の周辺は、ダイビング&シュノーケルのパラダイス!手つかずの珊瑚たちを独り占め出来てしまいますね。

なんと島の2割もの大きさを占める「テガノ湖」海水と真水が混ざった汽水湖なんですって。緑に囲まれた湖は、なんだか幻想的。

東レンネル(East Rennell)
住所:
Southernmost of the Solomon Islands, Rennell and Bellona Province
営業時間:
Free~
アクセス:
ソロモン航空で首都ホニアラ→レンネル間を週2便運航。所要時間は半日~1日
その他:
ツアーなどは、首都のホニアラで予約して行くのがスムーズでおススメ。

美しい島”ソロモン諸島”まだまだ手つかずの自然の豊かさを誇る国ですね。歴史を感じ、それをうまく活かした人々の生活のあり方が素敵です。首都のある街と、人々の村のタイムスリップした感覚も体感したいポイント!魅惑の島で自然と戯れてみませんか?

kaoruko

国内外問わず旅行は大好き。旅行も好きですが、定住してその土地を良く知る事が個人的にはもっと好き。南半球、ヨーロッパ、カナダ・・自然豊かなほどワクワクします。

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