愛媛県のおすすめ観光スポット15選!絶景&グルメの名所をまとめて紹介♪

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四国の左上に位置する愛媛県は、みかんやしまなみ海道などが有名な自然豊かな県です。そんな愛媛県を旅するなら、絶景スポットや絶品グルメスポットも押さえておきたいですよね。今回は、愛媛県のおすすめ観光スポット15選をご紹介します♪

①道後温泉本館

愛媛県松山市にある道後温泉は古事記や万葉集にも登場する日本最古の温泉です。
風情漂う街並みと歴史を感じさせる特有の雰囲気が、古い歴史と共に訪れる人々の気分を盛り上げます。
小説や映画にも多数登場する温泉街は、まるでタイムスリップしたような光景です。

道後温泉は、1994年に日本の公衆浴場としては初めて国の重要文化財に指定されています。
現役の公衆浴場として長年地元の人々に愛されながら、日本三大古湯としても全国的に高い人気を誇っています。

道後温泉本館の浴場は霊の湯(たまのゆ)と神の湯(かみのゆ)の2種類の温泉があり、さらに三階個室、二階席、の休憩ができる広間があります。
入浴のみの料金と入浴と休憩する広間とがセットになった料金とがあり、全部で4つの入浴コースがあります。
入浴するコースを決めてから入浴券を購入し道後温泉本館の中で温泉を楽しみましょう。

また、日本で唯一の皇室専用の浴室「又新殿」や小説「坊っちゃん」を書いた夏目漱石も使ったという「坊っちゃんの間」の無料見学もできます。

道後温泉本館の城郭式・木造三層楼は、建物全体が国の重要文化財に指定されており、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったことでも有名です。
入浴を楽しんだあとは、名物の「坊っちゃん団子」を堪能してください。

道後温泉本館
住所:
愛媛県松山市道後湯之町6-8
営業時間:
06:00~22:00
電話番号:
089-943-8342
アクセス:
道後温泉駅へより徒歩1分
料金:
大人410円~1550円(各湯により料金は異なる)/小人160円~770円(各湯により料金は異なる)

②タオル美術館ICHIHIRO

タオル美術館ICHIHIROは、タオルの製造工程を見学できるコットンロードをはじめ、タオルアートなど、タオルに関するさまざまな展示を楽しめる世界初の「タオル専門美術館」。
タオルの生産がさかんな今治ならではです。

館内には、ガーデンを眺めながらのんびりくつろげるオシャレなカフェや、中華料理レストランなど、多彩な施設が。オリジナルタオルや、愛媛・四国の特産品を販売するショップエリアも充実しています。

常設展では、ムーミンのオブジェやムーミングッズを展示する「ムーミンの世界へ」を展開。ムーミン好きのみならず、子供も、大人の女性も心躍る空間になっています。タオルの奥深い世界を体感できますよ。

なぜ今治のタオルが有名なの?

ところでなぜ、今治市がタオルの生産が盛んなのかご存知ですか?

その歴史は古く江戸時代より温暖な気候の今治では、綿栽培が盛んに行われていました。
その為、農家の副業として発達していった伊予木綿(いよもめん)が全国的に需要を高め
今治は綿織物の産地として有名になっていきました。
そして、明治時代に入り阿部平助という人が、タオル製造を開始したことが始まりだと言われています。

タオルを製造するにあたって今治は西日本最高峰の霊峰石鎚山より流れ出た地下水など、硬度成分が低い良質な水にもめぐまれていたのでタオルの晒しや染めには最適な環境が整っていました。
繊細の柔らかな風合いや色鮮やかな色彩はこの軟水を用いて晒しを行うことによって表現ができるのです。

こうして明治から120年という長い何月を経て、タオル文化を根付かせ日本最大規模のタオル生産地として栄えていった今治はタオルの「今治ブランド」を確立してき今治タオルを有名にしていきました。

タオル美術館ICHIHIRO
住所:
愛媛県今治市朝倉上甲2930
営業時間:
09:30~18:00
電話番号:
0898-56-1515
アクセス:
今治駅よりタクシーで25分
定休日:
年中無休、(1月第3・4火曜のみメンテナンス休館)
入館料:
大人800円、中高生600円、小学生400円

③四国カルスト

出典: iyokannet.jp

山口県の秋吉台、福岡県の平尾台と並んで日本三大カルストの一つである四国カルストは、愛媛県と高知県の県境にあるカルスト台地です。
浸食作用によって地表に露出した石灰岩が、不思議な景色を生み出しています。

長さ25キロ、幅3キロに広がる四国カルストの最高標高は1485mあり
眼下には標高1,000メートル以上の尾根がずらりと連なり、お天気が良ければ石鎚連峰から太平洋まで見渡すことができます。
ここに一度訪れた人は雄大な自然の光景に心を奪われるくらいの絶景スポットです。

自然豊かな四国カルストは春は新緑、夏は高山植物や緑のじゅうたんが広がり、秋は一面のススキや紅葉がカルスト台地を彩ります。
そして、冬には雪景色が見られ1年を通して四季折々の自然が楽しめるんです。

風車も回るカルスト台地には、暖かい季節には乳牛の放牧もあり、異国の様な独特の景色を楽しめるのも魅力の1つ。
牧歌的なのどかな風景と雄大な自然美に心癒されること間違いなしです。

夜の満天の星空を独り占めしよう!

四国カルストの東側(高知県側)に位置する天狗高原には「天狗荘」という宿泊所があります。
「天狗荘」にはレストランもあって日中も利用可能なのですが、おすすめはなんといっても夜の満天の星空です。
1泊して天狗荘の展望温泉や天狗高原から見上げる満天の星空を独り占めというのはいかがですか?

四国カルスト姫鶴平
住所:
上浮穴郡久万高原町西谷
アクセス:
内子PAから車で約1時間30分
定休日:
なし
営業時間:
見学自由

④マイントピア別子

愛媛県新居浜市にある標高750mに位置する「マイントピア別子」は、大正5年から昭和5年までの間、別子鉱山の採鉱本部が置かれていた世界的産業遺産の里です。

現在は「東洋のマチュピチュ」とも呼ばれる独特の雰囲気を醸し出し、貴重な産業遺産を活かして楽しみながら別子銅山の歴史を学ぶことができるテーマーパークの観光スポットになっています。
自然に囲まれた地で、鉱山観光や砂金採り体験などが楽しめます。

その昔、世界一の産銅量を誇る別子銅山(べっしどうざん)は元禄四年(1690年)銅山の開坑から昭和43年の閉山まで、およそ300年の歴史があります。
300年の間に産出された銅の合計は約70万トンにも上ります。
明治時代には標高1000mを超える山中に鉱山鉄道がしかれ当時は、およそ1万人を超える人々が暮らし社宅や小学校なども建てられ、鉱山の町として多くの人で賑わっていました。

「マイントピア別子」で東洋のマチュピチュ観光バスに申し込みをすると別子鉱山の採鉱本部が置かれていた産業遺産の町「東平」の鉱山跡の街並みを見ることができます。

また、「マイントピア別子」には別子温泉・天空の湯があり、シャンプーやボディソープも常設していますのでタオル1枚あれば自然と歴史を感じながらゆっくりと温泉を楽しむことができます。

マイントピア別子
住所:
愛媛県新居浜市立川707-3
電話番号:
0897-43-1801
営業時間:
9:00~18:00(季節により異なる)
アクセス:
新居浜駅よりせとうちバスにて約20分「マイントピア」下車
定休日:
定期点検のため2月3週の月曜日から1週間程度休館
料金:
【鉱山観光】大人1200円、中高生800円、3歳以上600円

⑤遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑

宇和海を望む宇和島市の遊子水荷浦の段畑は急斜面を切り開いて築いた段々畑です。
平成19年には「国の重要文化的景観」・「日本農村百景」などに選定されました。
遊子水荷浦の段畑は、前方に広がる宇和海の海の美しさもさることながら高さ1mほどの石垣が綺麗に積まれた景観は海とのコントラストも一緒に楽しめる圧巻の風景です。

宇和海に面した日当たりのいい段畑では馬鈴薯が栽培されており、石垣に保温効果があると言われ、味のいい馬鈴薯ができます。
毎年4月の収穫時期に合わせて「だんだん祭」というイベントも開催されます。
8月には「段畑ライトアップ」も開催されていますよ。

山すその海岸沿いには、特産品直売所やだんだん茶屋があり、遊子水荷浦の特産品を購入することも可能です。
だんだん茶屋は土日、祝日の昼食時のみの営業ですが新鮮な海の幸を使った食事も楽しめます。

海から遊子水荷浦の段畑を見てみよう!

宇和島市の道の駅「みなとオアシス うわじま きさいや」のすぐ隣にある盛運汽船で
「ぐるり宇和海」という遊覧船切符が購入できます。
美しい宇和海の半島と島々をめぐる高速艇の連絡船を利用して宇和海をぐるりと1時間40分で1周することができ遊子水荷浦の段畑も海から見ることができます。
海に面した段々畑の光景はまさに圧巻です。

遊子水荷浦の段畑
住所:
愛媛県宇和島市遊子水荷浦
アクセス:
宇和島駅から車で40分ほど
営業時間:
見学自由※畑の中には入れません。
駐車場:
無料

⑥今治市よしうみバラ公園

今治市よしうみバラ公園はしまなみ海道の一番最初の島になる大島にあります。
約2.8haの敷地に世界各地のバラ400種、3500株が植えられている四国最大のバラ園です。
5月~12月末までの長い期間バラを楽しむことができます。

毎年見頃の5月には絵手紙やフラワーアレンジメント、砂絵等ミニイベントが行われる「バラまつり」が開催され、多くの人が訪れる人気スポットです。

赤や黄色、ピンクに咲き誇るバラは圧巻。4月~11月末までバラ苗の販売もしています。
バラの見頃は5月中旬~6月上旬と10月中旬~11月上旬になります。
近くにあるバラ苗の販売所では、バラ苗やミニバラを販売していて、バラの育て方やお手入れの方法についても、色々アドバイスしてもらえますよ。

バラの他、ソメイヨシノやフユザクラも見ることができます。
ぜひ、見頃の時期に訪れて素敵な写真を撮りたいですね。

また、よしうみバラ公園に隣接するショップ&レストラン「しまのわカフェ」では、バラグッズや地元特産品などを販売していて、レストランではバラ公園を眺めながら、ゆっくりとハーブを使った料理などが味わえます。

しまなみ海道と言えばやっぱりサイクリング

サイクリングであまりにも有名なしまなみ海道。
しまなみ海道にある大島ではよしうみバラ公園の近くでも自転車を気軽にレンタルできるレンタサイクルターミナルがあります。
気候が良ければ自転車をレンタルして島を1周なんてのも楽しいですね。

レンタサイクルターミナルの詳細

吉海レンタサイクルターミナル(道の駅「よしうみいきいき館」)
・住所:愛媛県今治市吉海町名4520-2
・営業時間:9時00分~17時00分
・電話: 0897-84-3233

今治市よしうみバラ公園
住所:
今治市吉海町福田1292
アクセス:
今治IC~約10分→大島南IC~約10分
営業時間:
見学自由
休業日:
無休
料金:
無料
電話番号:
0897-84-2111

⑦天空の道

四国カルストを天狗高原、五段高原、姫鶴平、大野ヶ原と東西約25kmにわたり縦断する県道383号線は「天空の道」と呼ばれる最高のドライブスポット。
標高約1,000mの山々に囲まれた県道383号線は360℃の大自然のパノラマ絶景が広がり、雄大な自然美を満喫することができます。

その絶景は日本百名道にも選定されています。
シーズンになると、道路のすぐ真横で牛が放牧されているのを間近で見ることができます。また、四国カルストのほぼ中央にある姫鶴平ではなだらかな高原の中に風力発電の風車がある景色はまさに天空の道の光景にピッタリです。

のどかな風景を眺めながら、爽やかにドライブを楽しむことができます。

さらに、県道383号線の道中には樹齢約600年、樹の高さ約30mの「森の巨人」の大トチの巨木林や、大野ヶ原のポニー牧場、カルスト学習館など観光スポットもあります。
四国カルスト東側(高知県側)の天狗高原から西へ行くと五段高原があり、ゆっくり進んでいくと、姫鶴平(めづるだいら)という雄大な高原に着きます。
ここにある宿泊施設(食事処)の「姫鶴荘(めづるそう)」では濃厚なミルクで作られたソフトクリームが味わえますよ。

出典: iyokannet.jp

牛、石灰岩、風車が並ぶ景色は異国情緒たっぷりで「日本のスイス」という別名も。
標高1000m~1500mから眺める絶景は素晴らしく、まさに、愛媛県が誇る県道の1つです。

ただし、四国カルストは日本で最も標高の高いカルスト台地なので、冬には積雪が見られ
県道383号線は冬の間は凍結や積雪のため通行止めになりますのでご注意ください。

天空の道
住所:
上浮穴郡久万高原町西谷
電話番号:
0892-21-1111(久万高原町役場 企画観光課)
営業時間:
見学自由
駐車場:
あり・無料(姫鶴荘周辺約50台)

⑧今治城

愛媛県今治市にある日本三大水城の一つに数えられている「今治城」は、全国でも珍しい城の堀に海水を引き込んだ海岸平城です。
関ヶ原の戦いの後、功績を認められ伊予半国20万石をまかされた藤堂高虎が築いたとされ別名「吹揚城」とも呼ばれています。

藤堂高虎は築城の名人と名高かく、今治城の城内には港としては日本最大級の船入れを備えていました。
天守閣は五重天守の造りとなっており、当時としては最先端の天守の造りとなっていました。
明治維新後に建造物のほとんどが取り壊されたため、現在の城は昭和55年に再建され天守閣は展望台、展示室になっており、武具や甲冑、刀剣などが展示されています。
また、城内には60本の桜が植えられていて、今治市内では桜の名所としても有名です。

また、瀬戸内しまなみ海道開通にともなって今治城のライトアップが見られるようになっています。
約100個の照明が石垣部分や天守に装飾され、城が堀の水面に天守や石垣が立体的に浮かぶ光景は幻想的な雰囲気を醸し出しています。
ライトアップは毎日、日没後30分〜午後11時まで行われています。

天守閣の展望台からは今治市を一望できます!
今治港や、はるか遠くには来島海峡大橋を見ることができます。
防御に優れた立派なお城と、今治の街並みの景色を堪能できる観光スポットです。

今治城
住所:
愛媛県今治市 通町3丁目 1-3
営業時間:
09:00~17:00
電話番号:
0898-31-9233
アクセス:
今治駅よりせとうちバス「今治営業所行き」で約7分「今治城前」下車
定休日:
12月29日~12月31日(その他展示替など、運営上必要なとき)
料金:
一般500円、学生250円

⑨鹿島

愛媛県松山市にある鹿島は、北条港から約400mの海上に位置する国立公園です。
海沿いと山中に遊歩道があり、季節により移り変わる大自然がさまざまな表情を見せてくれます。

緑溢れる公園内には可愛い野生の鹿(天然記念物)の姿も!
島のほぼ中央にある標高114mの山頂は展望台になっており、松山市の北条地区を始め瀬戸内海やうしろに連なる山々を360℃一望することができ沖合に浮かぶ島々と青い空を同時に楽しめます。

鹿島の歴史は古く、高浜虚子(たかはまきょし)や河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)らも多くの句を残しました。
中世の頃には瀬戸内で活躍した河野氏の海上拠点になっており、武家の信仰も厚かったため江戸時代には松山藩主松平家も参拝に来ていた鹿島神社があり、歴史の面影を今に残しています。

鹿島沖には長さ30メートル余りの大注連縄が張られた夫婦岩があり、二つの岩の間に沈む夕日の光景を「伊予の二見(いよのふたみ)」と呼ばれています。
この夫婦岩へは周遊船で近づくことができ、切り立った岩肌を間近に見ることができます。
春に行われる鹿島祭りではこの夫婦岩の大注連縄が張り替えられます。

また、シュノーケリング、スキューバダイビングなでの海のアクティビティも人気でバーベキューや島の散策を楽しみながらのんびりとした贅沢な時間を過ごすことができます。

鹿島
住所:
松山市北条辻鹿島
電話番号:
089-948-6555(松山市役所 観光・国際交流課)
アクセス:
北条から渡舟で5分
料金:
渡船料往復 大人(中学生以上)210円、小児(小学生以下)110円、高齢者(65歳以上)110円

⑩松山城

松山市の中心部にある「松山城」は、標高132mの勝山の山頂にあります。
松山市内のどこにいても目に入るお城は、存在感バツグン。
「金亀城」「勝山城」とも呼ばれ、地元の人に親しまれていてまさに松山の象徴的存在といえます。
道後温泉と並んで愛媛県では外せない観光スポットです。

関ヶ原の戦いで功績を認められた加藤嘉明が築城した松山城は、数々の防御策で守り固めた城となっています。
松山城の攻守の機能を存分に発揮できる、優れた連立式天守を構えた平山城として、門櫓・塀を多数備え、狭間や高石垣などを巧みに配置しています。
情緒ある佇まいが残され「日本100名城」や「日本の歴史的風土100選」に選ばれるお城です。

勝山の山頂に位置するお城ですが、観光面でも工夫がされています。
松山城の天守まで行くにはロープウェイやリフトを使って天守閣入口まで行くことができるのです。
ロープウェイに乗り込むと受付や案内の係りの人が、松山にゆかりのある夏目漱石の「坊ちゃん」に出てきそうな羽織袴のマドンナの姿で出迎えてくれます。
高齢の方や、小さなお子様連れの方も気軽に訪れることができますよ。
このロープウェイ乗り場まで行く途中、松山市の中心地にある大街道駅から続く全長500メートルにも及ぶ松山城ロープウェイ商店街があります。
周囲のお店には愛媛県の特産品や名産がたくさん取り揃えられています。
松山城を観光しながら、おみやげ選びにも困らないという愛媛県のおもてなし心がやさしいですね。

松山城
住所:
愛媛県松山市丸の内
営業時間:
09:00~17:00
電話番号:
089-921-4873
アクセス:
松山市駅より「道後温泉行き」「環状線大街道方面行き」市内電車で約6分
定休日:
無し
料金:
【天守観覧券】大人510円、小学生150円

⑪面河渓

標高800mにある愛媛県久万高原町には西日本最高峰の石鎚山の南麓にある「面河渓(おもごけい)」があります。
面河渓は、国の名勝に指定されているとても美しい渓谷です。

水質日本一に輝いた奇跡の清流・仁淀川(面河川)の源流はエメラルドグリーンの清流が流れ紅葉シーズンは、もみじラインの愛称を持つ県道12号から石鎚スカイラインの紅葉が色鮮やかに山深い渓谷を彩ります。

面河渓は、巨大な断崖や奇岩が数多く突出しており、自然が生み出す芸術品とも言える景観とさまざまな動植物を育む自然美が、日常を忘れ日ごろの疲れを癒してくれますよ。
風情溢れる滝や、深い天然林が幻想的な雰囲気を演出します。

散策コースは2つ。五色河原や紅葉高原、虎ヶ滝をダイナミックに進む本流ルートと、静かな道を歩く鉄砲石川ルートがあり、それぞれ違った面河渓の自然を堪能することができます。
中でも見ごたえがあるのは五色河原にある亀腹という壁のような大きな岩で高さ約110m、幅約200mのほぼ垂直の岩壁です。
亀腹は面河渓を代表する絶景のひとつと言えます。

また、五色河原の渓谷入口にある面河茶屋「渓泉亭」でゆっくりと渓谷や亀腹の岩を眺めながら過ごすこともできます。
オススメは10月下旬~11月上旬の紅葉シーズンです。
色彩豊かな光景は思わず息を飲む美しさで、上流の紅葉河原は多くの観光客で賑わいます。

面河渓
住所:
上浮穴郡久万高原町石鎚国定公園内
電話番号:
0892-21-1111 (久万高原町役場 企画観光課)
営業時間:
見学自由(石鎚スカイラインは冬季閉鎖)
アクセス:
松山道松山ICよりR33経由、高知県方面へ2時間
料金:
無料

⑫来島海峡大橋

来島海峡大橋は愛媛県今治市からしまなみ海道へ向かう一番最初の橋です。
瀬戸内海の来島海峡を跨ぎ今治と大島を結ぶしまなみ海道では最大の規模を誇る大橋です。

来島海峡大橋は来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋の総称で3つの長大橋梁により構成され全長は4105mもあり日本が誇る世界初の3連吊り橋です。

歩行者道と自転車道、原付道(125cc以下小型自動二輪車)が海面からの高さ65mの所にあり橋の上からは来島海峡の渦潮を見ることができます。
歩いて馬島へ降りると、大迫力の橋を間近に見ることもできますよ。

来島海峡大橋を渡る前に西瀬戸自動車道来島海峡サービスエリアでは、今治を代表するB級グルメの「焼き豚たまご飯」や「来島鯛めし」が食べられます。
来島海峡サービスエリアの「焼き豚たまご飯」に使われているタレはB級グルメのグランプリを受賞しているんです。
ぜひ、立ち寄っておいしさを味わってみたいですね。
また、しまなみ海道の島の特産品や愛媛県のおみやげなどもたくさん取り揃えられています。
おすすめは「塩餅」と「塩まんじゅう」です。
塩気がきいたお餅と甘いあずきあんが甘さと塩辛さをほどよく調和したお味は一度食べるとやみつきです!

来島海峡大橋は夜には橋がライトアップされています。
ライトアップされた橋は昼間とは違った優美な姿を見せまさに絶景です。

来島海峡大橋
住所:
愛媛県今治市吉海町椋名
電話番号:
0898-23-7250
アクセス:
今治北ICより車で5分
定休日:
無し
料金:
歩行者 -無料/自転車・原付200円(大島 - 馬島、馬島-四国はそれぞれ100円)/軽自動車1,350円/ 普通車1,700円/ 中型車2,050円/大型車2,800円/特大車5,050円

⑬鯛メシ専門 鯛や

愛媛県の郷土料理といえば「鯛めし」。
愛媛県の中でも地域によりそれぞれ特徴のある鯛めしですが、松山の三津浜にある鯛めし専門の店「鯛や」では、天然の鯛にこだわった鯛の炊き込みご飯で郷土の味を楽しめます。

出典: taimesi.net

古民家がおしゃれと評判の「鯛や」のメニューは「鯛メシ膳」2160円のみ。
おひつにたっぷりと入った鯛めしと、鯛の刺身、鯛のお吸い物など、鯛づくし!
天然ものの鯛にこだわり、完全予約制で1日30食限定となっています。
お店の2階は、三津浜資料館として開放されており、松山が輩出した俳人・正岡子規に関する資料などがあり松山三津浜の歴史などを感じる事が出きます。
三津浜資料館へはお店の人が案内してくれます。

天保5年創業の「鯛や」は登録有形文化財に指定されている古民家が使われた店舗が目印。
有形文化財だけあって歴史の重みを感じさせるものがたくさん置かれています。
また、店内には夏目漱石の坊っちゃんにゆかりのあるものが置いてあるので訪れた人を飽きさせません。
中庭の日本庭園も落ち着きのある静かな佇まいで古い歴史を感じさせます。

とことん天然鯛にこだわった鯛めし膳は、薄味で鯛の繊細で上品な味を味わうことができ
訪れた人をうならせる絶品の味付けです。
新鮮な鯛をつかったお料理で心も身体も必ず満たされることでしょう。

鯛メシ専門 鯛や
住所:
愛媛県松山市三津1-3-21
営業時間:
11:30~15:00
電話番号:
089-951-1061
アクセス:
伊予鉄道高浜線港山駅を下車、三津の渡しを渡り徒歩5分
定休日:
火曜、水曜(祝日は営業)
料金:
鯛めし御膳2,160円
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    瀬戸内に浮かぶ小さな離島、青島。近年、各メディアやSNSで、島民の数より猫の数が多い猫島として話題となりました。ここはおよそ200匹と言われる猫が悠々自適に暮らす、猫好きさんたちにとっては夢の楽園…!?

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    瀬戸内海のたくさんの漁場に恵まれた愛媛県では、真鯛の漁獲量が全国屈指の量です。その鯛を使った愛媛の郷土料理の一つに「鯛メシ」がありますが、2タイプあることをご存知ですか?一つは鯛1匹を丸ごと釜で炊き上げる炊き込みご飯。もう一つは、鯛の刺身をご飯の上にのせてタレをかけて食べるタイプです。どちらも鯛がたっぷりと使われているため大変贅沢な料理です。今回は美味しい鯛メシが食べられるオススメのお店を5店舗ご紹介したいと思います。

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    愛媛県にある、日本食研食文化博物館はヨーロッパの宮殿をイメージして建てられた食品工場。しかも観光地として見学も可能です。見た目は宮殿なのに中では最新鋭の調味料製造ラインの見学ができるとか。そんな不思議で立派な宮殿工場見てみたいと思いませんか?

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