三河湾の離島・愛知県佐久島の見どころまとめ

佐久島は愛知県西尾市に属する三河湾の真ん中に浮かぶ島です。面積は東京ディズニーランドの約3倍の173ヘクタール。約260人の島民が住んでいます。

佐久島へのアクセスには、名鉄西尾駅から名鉄バスに乗り、佐久島行船乗り場まで行きます。そこから船で約25分で到着です。

豊橋方面からは約2時間半、名古屋方面からは2時間弱で行くことが可能です。

信号がないのどかな佐久島では、サイクリングやハイキングで一周するのが主流です。サイクリングなら概ね2～3時間、ハイキングなら約半日程度で周ることができるでしょう。

海に囲まれた佐久島は、美味しい魚介類がたくさんあります！中でも1年通して食べられるのが「大アサリ丼」。ほかではなかなか見られないビッグサイズのアサリが食べられると評判です。

平成13年から地域活性化の一環で始まった佐久島アート。今では約20のアートが存在します。

大浦海水浴場にある人気のアートといえば、カモメの駐車場（木村崇人・作）。佐久島に流れる風に反応してゆらゆら揺らぐカモメがなんとも個性的です。

そして、佐久島のシンボルといっても過言ではないのが、おひるねハウス（南川祐輝・作）。2010年の劇場版名探偵コナンで登場したことでも有名です。中に入って記念撮影するのが鉄板。

こちらも記念撮影のスポットとして人気のアートです。名前はイーストハウス（南川祐輝・作）。大島へ向かう桟橋の途中にある細長いアートです。

サイクリングやハイキングのコースの途中にあるのは、北のリボン（TAB・作）。個性的な形のアスレチックは見るのも楽しく、歩くのも楽しいアート。家族連れを中心に大人気です。

とっても神々しいアートは、海神さま（松岡徹・作）。海神さまは釣りの神様といわれているので、釣りの前に拝みに行くのもいいかもしれません。

佐久島の見どころはアートだけじゃありません。島独自の細く入り組んだ路地や昔ながらの家屋もある種の芸術性を感じます。

中でも有名なのが黒壁集落。潮風から壁を守るためにコールタールを塗ったのがその始まりとされています。

佐久島ならではの紫色の砂浜は、ロマンチックな場所としてカップルを中心に人気。砂が紫色に染まっているのは、砕けたムール貝が砂を染めたためとされています。

佐久島の至るところで出会える猫たちも見どころのひとつです。自由にのびのびする猫を撮影するために動物写真家の岩合光昭さんも訪問しました。

佐久島のパワースポットといえば、筒島の弁財天。ここには願い事を書けば叶うとされる「願い石」があります。奉納代の300円は、きちんと賽銭箱におさめましょう。願いが叶った場合、「御礼石」を奉納すると良いとされています。

アートに自然に歴史にパワースポットに…あらゆる魅力が詰まった、宝箱のように魅力的な愛知県の佐久島。恋人と友達とご家族と一人旅で、どういったシチュエーションでも楽しむことが可能です。
日常の疲れを癒すには離島での癒しが一番！あなたもぜひ、足を運んでみてくださいね！