マレーシア基本情報【時差・空港編】

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東南アジアにあるマレーシア。日本との距離感がいまいちイメージがわかない人も多いかもしれません。日本との時差や、飛行機での移動時間はどのくらいなのでしょうか。今回は、マレーシアの時差や空港情報をご紹介していきます。

日本との時差は1時間

日本の方が1時間進んでいます。日本が正午なら、マレーシアは同じ日の午前11時。時差ボケの心配はほぼありませんね。ちなみにサマータイムはありません。

日本からマレーシアへ

所要時間は?

成田または羽田空港からクアラルンプール国際空港までは、直行便で7時間30分~8時間くらいが目安です。時差は少ないマレーシアですが、かなりの距離を南下するので意外と飛行時間は長め。機内で快適に過ごせるよう準備しておきましょう。

直行便のあるキャリアは?

出典: mashable.com

JAL、ANA、マレーシア航空、エアアジアが、日本からの直行便を運航しています。

その他クアラルンプール便がある航空会社

日本からの直行便ではなくとも、アジア系の航空会社が多く乗り入れています。下記は主なキャリア。

-シンガポール航空(シンガポール)
-キャセイパシフィック航空(香港)
-タイ国際航空(バンコク)
-大韓航空(ソウル)
-チャイナエアライン(台北)
-フィリピン航空(マニラ)
-ベトナム航空(ホーチミン)

乗り継ぎはちょっと面倒ですが、その分直行便より安く済むことも。日程をうまくアレンジすれば、経由地でオマケの観光まで楽しめるかもしれません。予定と相談して、上手に調整しましょう。

マレーシアの空港

クアラルンプール国際空港

マレーシアの空の玄関口となるのが、クアラルンプール国際空港。略してKLIAと表記されることもあります。首都クアラルンプールの約50km南に位置し、第1ターミナルと、1.5kmほど離れた第2ターミナル(KLIA2)に分かれています。第2ターミナルを利用する航空会社はLCCが中心です。

飛行機を降りたら

第1ターミナルに到着したら、まずはエアロトレインという無料の電車に乗って入国審査カウンターがあるエリアに向かいます。Aerotrainという看板が出ていて、目的別に降りる場所が表示されています。immigration(入国審査)と書いてあるところで降りましょう。

第2ターミナル着の場合は、徒歩で入国審査エリアへ向かいます。immigrationの看板に従って進みましょう。

入国審査

マレーシアの旅をクアラルンプールから始める人も、国内のほかの都市へ乗り継ぐ場合も、まずはKLIAで入国審査を受けます。入国審査のカウンターはマレーシア人向けとASEANの国民向け、その他の国の人向けに分かれているので、「Foreign Passport(外国のパスポート)」の列に並びましょう。マレーシアは出入国カードが無いので、順番が来たらパスポートのみを提出します。指紋をとるよう指示されるので、機械の上に指を置きましょう。

機内預け荷物の受け取り

無事入国審査を済ませたら、次は荷物の受け取りです。「Baggage Claim」と書かれている方に進むと、機内に預けた荷物が出てくるレーンが見えてきます。到着した飛行機の便名と出発都市、該当するレーンが表示される電光掲示板があるので、自分の乗ってきた便を確認しましょう。ほかの人の荷物と間違えないように、くれぐれも気を付けて!

税関申告

申告するものを持っている場合は、係員に申告書を渡して荷物を見せましょう。申告するものが無ければそのまま出口へ進んでOKです。

国内線への乗り継ぎ

第1ターミナルに国際線で到着して、同ターミナル発の国内線に乗り継ぐ場合、アエロトレインに乗って入国審査エリアへ。アエロトレインを降りると、乗り継ぎ(Transfer)専用の入国審査カウンターがあるので、そちらで入国審査を済ませます。その後手荷物検査を受けると、すぐに国内線のフロアに出ます。自分の乗る便が出発するゲートに進みましょう。最終到着地で行う手続きは、税関申告だけになります。
荷物を最終到着地まで預けていない場合は、いったん荷物を受け取って改めてチェックインする必要があります。その場合は乗り継ぎ専用以外の入国審査カウンターで審査を受けることになります。

第2ターミナル内で国内線に乗り継ぐ場合は、荷物を最終到着地まで預けている人もここで入国審査と税関申告を行います。これらを済ませて一度外に出た後、出発ロビーに移動することになります。
荷物を最終目的地まで預けていない場合、入国審査、荷物受け取り、税関申告を済ませて、改めてチェックイン。少し時間がかかるので、乗り継ぎの時間には注意を。

異なるターミナル間で乗り継ぎをする人は、到着したターミナルで入国審査、荷物受け取り、税関申告を済ませてから別のターミナルへ。ターミナル間はKLIAエクスプレス鉄道で移動できます。料金は片道2リンギ。3分ほどで着きます。駅は両ターミナルの地下にあります。

最後に

マレーシアは日本との時差をあまり気にせず旅行できる国の一つです。夜行便を利用する場合は、しっかり眠れるように暖かい上着やブランケット、アイマスクを持っていくと便利です。休めるときにはしっかり休んで、アクティブなマレーシアの旅を楽しみましょう。

kachang

都内在住。過去にオーストラリア、カナダ、シンガポール在住経験あり。旅とビールとネコがともだちです。

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