マダガスカル・モロンダバおすすめシーフードレストラン2選!絶品&格安、新鮮さが何よりの魅力

5,347

views

0

絶海の孤島に位置するマダガスカル。四方を海に囲まれたこの国では新鮮なシーフードを格安で味わうことが出来ます。バオバブで有名なモロンダバも例外ではなく、海岸を歩いていると獲れたての魚やエビを山のように積んだ船が漁から戻ってくるのをよく見かけます。今回はモロンダバの絶品シーフードレストランの情報をお届けします。

モロンダバってこんなところ

アフリカの東にポツンと浮かぶ島がマダガスカルで、その西の端に位置しているのがモロンダバの町。目の前にはモザンビーク海峡が広がり、海を越えると向こうはアフリカ大陸です。

周辺にはバオバブの並木道やキツネザルの住むキリンディ森林公園があり、世界各地から観光客が集まっています。

そんなモロンダバには、観光客向けのハイクオリティなシーフードレストランがいくつかあります。新鮮なのは言うまでもありませんが、物価が安いおかげでとってもお手頃な値段で美味しいシーフードが食べれちゃう国なんです!

それだけではありません。旧宗主国・フランスの影響により、たいていのレストランでは簡単な料理でもしっかりソースを作り、しかもこれがなかなか美味しいんです。一説には「世界で最も安くフレンチを味わえる場所」と呼ばれているとか笑。そのため、ここモロンダバではヨーロッパテイストのシーフードを食べることさえできるんです!
それでは、実際に筆者がいくつか回ったお店の中から選んだ、オススメの2件を紹介していきます。

オススメのシーフードレストラン 2選

シェ・アラン(Chez Alain)

観光客向けのノシケリー(Nosy Kely)地区にある、朝獲れたばかりのエビやカニを丸ごと使い、ダイナミックに調理してくれるレストラン。塩焼きやガーリック風味などのシンプルな味付けの他、フレンチ風のソースを使った味付けなどを選ぶことができます。

オススメはエビの丸焼き!

大きなエビが4匹も入ったガーリック炒め。写真では伝わりづらいですが、このエビ、iPhone6より遥かに大きく、顔と同じぐらいのサイズ!もちろん今日獲れたものだということで、フレッシュさもバツグン。このボリュームでAR20,000(約700円)って安過ぎじゃないですか!?

こちらも同じく大エビで、味付けはフランベをチョイス。目の前でお酒をふりかけて、そこに火をつけて一気に香りを立たせる。エビの香ばしい香りと洋酒の甘い香りが絶妙にマッチ!値段は同じくAR20,000(約700円)。

こちらはカニカレー。1杯か2杯か分かりませんが、直径30cmほどあるお皿に溢れんばかりにカニが盛られています。これまた驚愕プライスで、なんとAR15,000(約530円)!

シェ・アラン(Chez Alain)
住所:
Rue De L' Independance, Morondava
アクセス:
モロンダバ空港から車で20分
料金:
エビAR20,000(味付けはガーリック炒め、フランベなどから選べる)、ロブスターAR40,000など

シェ・マギー(Chez Maggie)

続いてもノシケリー地区にある、ホテル併設のレストラン。店員の方によると、こちらのお店ではカルパッチョやバーベキューがオススメということで、そちらをチョイス。

オススメは新鮮さが売りのカルパッチョ!

白身魚のカルパッチョ。獲れたて!という鮮魚の上に、パイナップル、パパイヤなどの果物、それにピーマン、トマト、玉ねぎなどの野菜が乗っています。色々な味がしますが、うまくソースがまとめてくれている印象。それに色どりが鮮やかで見た目でも楽しませてくれます。値段はAR8,000(約300円)と、これまた破格です。

エビとゼブ牛の串焼き、AR13,000(約460円)。このエビも今日獲れたものということで、うん、身がプリプリで美味しい!ちなみにゼブ牛とは、背中にラクダのようなコブを持つマダガスカルの固有牛。こちらもまた写真が分かりづらいですが、串の長さは50cmほどあって、とにかくエビも肉も大きいんです!この一品もまた、美味しくて量も多い割には安いですね。

シェ・マギー(Chez Maggie)
住所:
Rue De L' Independance, Morondava
アクセス:
モロンダバ空港から車で20分
電話番号:
+261 20 95 523 47
料金:
エビとゼブ牛の串焼きAR13,000など

モロンダバでは「食」も楽しんでください!

モロンダバ周辺には、バオバブ街道やキリンディ森林保護区など色々と見どころがあります。ですが、日本では考えられないお値段で新鮮なシーフードを食べることが出来る、食の町でもあるんです!たくさん観光し、好奇心を満たした後は、マダガスカルの地ビールThree Horses Beerを片手に、ぜひ美味しいものでお腹も満たしてくださいね♪

石塚皓

2014年7月より、元教師の妻と世界一周の旅を始め、2016年3月に無事、帰国した33歳の元会計士。1年8カ月かけ48カ国を回る中で出会った絶景やオススメのグルメ情報など、旅に関する情報を発信していきます。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
  • マダガスカルで絶対行くべき観光スポット10選

    インド洋に浮かぶ絶海の孤島マダガスカル。いつかは訪れてみたいと思う方も多いのではないでしょうか?今回はそんなマダガスカルで訪れるべきスポット10選をお届けします!

  • アフリカ・マダガスカルで人気のお土産おすすめ3選

    インド洋に浮かぶアフリカの孤島マダガスカルには、古代樹バオバブ、世界遺産のツィンギー、固有種であるキツネザルなどなど 見どころがたくさん。一方でその独特の生態系をモチーフにしたものや、マダガスカルならではの素材を作ったものなど、個性的なお土産もあるのです。今回はマダガスカルのお土産情報をお届けします。

  • マダガスカル島で稀少動物に会える人気観光スポット保護区!...

    「最後の楽園」とも呼ばれ、未だ手つかずの大自然が残るマダガスカル島。島に生息する固有種は動物や植物共に、いまだに新種が発見されるほどの豊富さです。ぜひ島国の自然の神秘を感じてください!

  • マダガスカルの首都アンタナナリボでフレンチを!おすすめレ...

    横っ飛びするキツネザルのシファカや、幻想的な古代樹バオバブで知られるマダガスカルは、実は食も豊富。旧宗主国のフランスの影響で、町中にはたくさんのフレンチレストランが並び、ローカルな食事でも他のアフリカ諸国とは違って一手間かけられていたりします。今回は、首都アンタナナリボからオススメのフレンチレストランを3つ、ご紹介します!

  • マダガスカルの秘境!ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区

    雨の浸食により数万年もかけて尖った石灰岩がある、666平方キロメートルもの面積を持つマダガスカルの「ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区」。1990年、世界遺産に登録されました。高温で乾燥している針状の岩の上という過酷な環境で、懸命に生きる動植物の姿は一見の価値ありです!

  • マダガスカル・アンタナナリボでキツネザル園レミュール・パ...

    インド洋に浮かぶマダガスカルにはバオバブの並木道や世界遺産ツィンギーなどなど、たくさんの見どころがあります。ですが、首都アンタナナリボにも素敵な見どころがあるんです。その名はレミュールパーク。マダガスカルでしか見ることが出来ないキツネザルが放し飼いにされていて、とっても近くでキュートな彼らに会うことが出来るんですよ!

このエリアの新着記事
  • アフリカ・マダガスカルで人気のお土産おすすめ3選

    インド洋に浮かぶアフリカの孤島マダガスカルには、古代樹バオバブ、世界遺産のツィンギー、固有種であるキツネザルなどなど 見どころがたくさん。一方でその独特の生態系をモチーフにしたものや、マダガスカルならではの素材を作ったものなど、個性的なお土産もあるのです。今回はマダガスカルのお土産情報をお届けします。

  • マダガスカル・アンタナナリボでキツネザル園レミュール・パ...

    インド洋に浮かぶマダガスカルにはバオバブの並木道や世界遺産ツィンギーなどなど、たくさんの見どころがあります。ですが、首都アンタナナリボにも素敵な見どころがあるんです。その名はレミュールパーク。マダガスカルでしか見ることが出来ないキツネザルが放し飼いにされていて、とっても近くでキュートな彼らに会うことが出来るんですよ!

  • 【マダガスカル】フレンチ以外も!アンタナナリボおすすめレ...

    マダガスカルの食と言えば、意外に美味しいのがフレンチ。旧宗主国フランスの影響で、フレンチを格安で楽しむことができ、またその料理も高レベル。ですが、アンタナナリボは首都だけあって、フレンチだけではなく各国の料理が楽しめるんです。今回は、アンタナナリボのオススメレストラン(フレンチ以外)の情報をお届けします!

  • マダガスカルの首都アンタナナリボでフレンチを!おすすめレ...

    横っ飛びするキツネザルのシファカや、幻想的な古代樹バオバブで知られるマダガスカルは、実は食も豊富。旧宗主国のフランスの影響で、町中にはたくさんのフレンチレストランが並び、ローカルな食事でも他のアフリカ諸国とは違って一手間かけられていたりします。今回は、首都アンタナナリボからオススメのフレンチレストランを3つ、ご紹介します!

  • マダガスカルで絶対行くべき観光スポット10選

    インド洋に浮かぶ絶海の孤島マダガスカル。いつかは訪れてみたいと思う方も多いのではないでしょうか?今回はそんなマダガスカルで訪れるべきスポット10選をお届けします!

  • マダガスカルの秘境!ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区

    雨の浸食により数万年もかけて尖った石灰岩がある、666平方キロメートルもの面積を持つマダガスカルの「ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区」。1990年、世界遺産に登録されました。高温で乾燥している針状の岩の上という過酷な環境で、懸命に生きる動植物の姿は一見の価値ありです!

  • マダガスカル島で稀少動物に会える人気観光スポット保護区!...

    「最後の楽園」とも呼ばれ、未だ手つかずの大自然が残るマダガスカル島。島に生息する固有種は動物や植物共に、いまだに新種が発見されるほどの豊富さです。ぜひ島国の自然の神秘を感じてください!

この記事のキーワード
今週の人気記事