チリ旅行で参考に!イースター島観光「4つの節約術」教えます!

7,704

views

0

多くの本やテレビ番組、サイトなどで、一生に一度は行ってみたい絶景として紹介されることも多いイースター島。ところがイースター島に行くのにももちろんかなりのお金がかかり、また島の物価も高いのがちょっと難点。そこで今回は、出費を出来るだけ抑えつつも、実際にイースター島を訪れた筆者が実践した節約術を4つ、ご紹介します!

1.飛行機のチケットを現地人価格で買おう!

絶海の孤島イースター島に行くにはフライトしかなく、避けて通ることが出来ないのが飛行機代。フライトの時期や予約するタイミングによっても違いますが、一般的なケースであるチリの首都サンティアゴから行く場合(その他はタヒチのパペーテ発着)、往復だと800ドル程度することもザラで、1200ドルを超えることも。運航しているのがランチリLAN Chile航空一社と、独占状態のためどうしても高くなってしまうんです。

そんな時に少しでも安く飛行機を買う方法がこちら。まずランチリのHPに行き、上の写真の赤い丸で囲ったところで「チリ(CHILE)」を選択。すると現地人価格で購入することが出来るのです!こうするとスペイン語で手続きを進めなければなりませんが、英語版を並べて比べたり、google翻訳などを駆使すればそう難しいものではありません。試しに2016年8月18日サンティアゴ発、23日イースター島発で探してみたところ…

現地人価格だと418,420チリペソ(約6万7千円)なのに対して、

外国人価格だと503,420チリペソ(約8万5百円)と、その差約1万3千円。簡単な設定を変え、スペイン語でちょっと頑張るだけでこの差は結構大きくないですか?時期によってはさらに差が大きくなることもあるので、ぜひ試してみて下さいね♪

2.食事は自炊しよう!

イースター島は食料などの多くをサンティアゴからの輸送に頼っており、そのため全体的に物価が高いんです。レストランなどで食事をとろうとすると、あっという間に2千円、3千円とかかってしまい、日本よりも高いぐらい。

そこでオススメなのが自炊。世界から集まってくる節約志向の旅行者にとってもイースター島の食費は悩みの種なのか、キッチン付きの宿が多いんです。

出典: photozou.jp

筆者が訪れた時は、サンティアゴで一週間分の食料や調味料を買い込んでおきました。結果、イースター島で購入したのはトマト数個と卵程度で、ずいぶん安上がりに済ますことが出来ました。のんびりイースター島を訪れることが出来る方は、自炊することもご一考してみてはいかがでしょう?

なおもちろん周りは海で囲まれているので、天候さえ問題なければ新鮮な魚は比較的安く手に入りますし、またなぜかビールも安く、一缶100円程度でしたので、こちらも持参する意味はあまりなさそうです。

3.キャンプ場でテント生活を楽しもう!

出典:Instagram

ハンガ・ロア村の高級ホテルHare Noi

世界中から旅行者が集まるイースター島は、もちろん宿泊費もバカになりません。比較的お手頃なホテルからラグジュアリーなものまであるにはあるんですが、この「お手頃なホテル」でもチリの他の都市に比べると高いんです。

そんな時にオススメなのがキャンプ場。キャンプ場と言ってもコテージなど個室もあるのですが、最も安くあげるにはテントで泊まること。筆者が訪れた2015年当時、イースター島の中心地ハンガ・ロア村には2つキャンプ場がありました。当時の値段ですが、参考までにテント泊の値段を上げておきます。

キャンピング・ミヒノア(CAMPING MIHINOA)

10,000ペソ/一人(1~2泊)、6,500ペソ/一人(3泊以上)

キャンピング・ティパニエ・モアナ(CAMPING TIPANIE MOANA)

12,000ペソ/テント一つ(1~2泊)、5,000ペソ/テント一つ(3泊以上)

※なお値段はテント持参の場合。いずれのキャンプ場でも追加料金でテントのレンタルは可能です。

もちろんイースター島は空気も澄んでおり、満天の星空や天の川を眺めることも可能。日本からはるか遠いイースター島の大自然に囲まれながらテントで過ごす夜も格別なものですよ!

4.レンタカーで自力で回ろう!

イースター島の最大の見どころであるモアイ像は島のあちこちに点在しています。そのため日本などであらかじめツアーなどに申し込み、チャータータクシーや貸し切りバスなどで回る方も多いようです。とはいえイースター島は全長60km程の小さな島。レンタカーならゆっくり回っても一日あれば十分見て回ることが出来ます。

もちろん、海外での運転に慣れていないので少しハードルが高いかも、と思われる方もいるかと思います。ですがハンガ・ロア村は制限速度30kmとなっており、また村を一歩出てしまえば歩行者はほとんどまず、車とすれ違うことも多いとは言えません。筆者も日本ではペーパードライバーでしたが、この時はなんなく運転することが出来ました。

ハンガ・ロア村では「Insular」「OCEANIC」という二つの会社が大手で、比較的信頼度も高いようです。ツアーでガイドの方に色々聞きつつ回るのも楽しいと思いますが、自由に運転して回るのも楽しいものですよ!

なお、レンタカーよりもさらに節約したいのであれば、レンタサイクルという手があります。欧米系の旅行者にはわりと人気があるようで、現地でも何組も見かけました。アップダウンがあるので結構大変だそうですが、体力に自信がある方はレンタサイクルもいいかもしれませんね。

5.最後に

イースター島の節約術、いかがでしたか?中にはテント泊やレンタカーなど、少しハードルが高いものもあるかもしれません。ですが日本ではなかなか出来ない経験ですし、自分で運転してモアイを巡り、大自然の中、テントの中で眠るというのは、きっと一生の思い出になります!少しでも安くイースター島を旅行したい方は、ぜひ検討してみて下さいね♪

イースター島(Easter Island)
アクセス:
チリの首都サンティアゴから、またはタヒチのパペーテから飛行機で、いずれも5時間半
石塚皓

2014年7月より、元教師の妻と世界一周の旅を始め、2016年3月に無事、帰国した33歳の元会計士。1年8カ月かけ48カ国を回る中で出会った絶景やオススメのグルメ情報など、旅に関する情報を発信していきます。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
  • チリで人気なおすすめお土産12選!ワインやチョコレート、オ...

    チリは太平洋とアンデス山脈にはさまれた南北に細長い国で、パタゴニアの切り立った山岳地帯や世界で最も乾燥した砂漠、アタカマ砂漠などの雄大な自然で知られています。また、イースター島のモアイ象などの遺跡でも有名。今回はそんなチリでお土産を買うならコレ!というおすすめのお土産をご紹介します。

  • チリでおすすめの観光スポット14選!絶景の宝庫、地球の裏側...

    日本の反対側の南米に属するチリ共和国。そこには我が国にはないたくさんの絶景や秘境がたくさん詰まっています。魅力あふれる素晴らしい自然と街の景観美を感じに地球の裏側までひとっ飛びしちゃいましょう!

  • イースター島「モアイ像」実はすごい種類があるって知ってま...

    イースター島のモアイ像。世界の不思議のひとつでもあるモアイ像は本当に謎だらけ!しかも、実はモアイ像にはたくさんのバリエーションがあるんです。実際に目にしたら驚くに違いないモアイ像の数々をご紹介します!

  • チリ基本情報 【気候・服装編】

    チリは南北に長い国で、砂漠からツンドラ気候まで様々な変化が見られます。そんなチリの気候やベストシーズン、服装などについて詳しく紹介しましょう。

  • チリ基本情報 【お金編】

    チリは南米大陸の西に位置する細長い国です。見所もたいへん多く、世界中から多くの観光客が訪れます。ここではそんなチリのお金に関する情報を紹介しましょう。通貨、両替、クレジットカード、チップなど、チリを旅行する際には参考にしてください。

  • イースター島でお土産を探すならモアイグッズで決まり!おす...

    死ぬまでに一度は行ってみたい場所のひとつに挙がる秘境の島、イースター島。この島にはミステリアスな雰囲気をたたえるモアイをモチーフにした、かわいらしいお土産がたくさんあります。今回はオススメのモアイグッズを5つご紹介します。

このエリアの新着記事
  • イースター島でお土産を探すならモアイグッズで決まり!おす...

    死ぬまでに一度は行ってみたい場所のひとつに挙がる秘境の島、イースター島。この島にはミステリアスな雰囲気をたたえるモアイをモチーフにした、かわいらしいお土産がたくさんあります。今回はオススメのモアイグッズを5つご紹介します。

  • 南米チリのおすすめホテル15選!一度は泊まってみたい人気ホ...

    南アメリカ大陸にあるチリ。チリと聞いて最初に思い浮かぶところといえば、モアイ像のあるイースター島ではないでしょうか?でも、チリの有名なスポットはここだけではなく、他にも歴史史跡や自然公園などたくさん観光できるスポットがあります。ということで、今回はチリ国内にある人気ホテルを紹介してみたいと思います。

  • イースター島「モアイ像」実はすごい種類があるって知ってま...

    イースター島のモアイ像。世界の不思議のひとつでもあるモアイ像は本当に謎だらけ!しかも、実はモアイ像にはたくさんのバリエーションがあるんです。実際に目にしたら驚くに違いないモアイ像の数々をご紹介します!

  • チリでおすすめの観光スポット14選!絶景の宝庫、地球の裏側...

    日本の反対側の南米に属するチリ共和国。そこには我が国にはないたくさんの絶景や秘境がたくさん詰まっています。魅力あふれる素晴らしい自然と街の景観美を感じに地球の裏側までひとっ飛びしちゃいましょう!

  • チリで人気なおすすめお土産12選!ワインやチョコレート、オ...

    チリは太平洋とアンデス山脈にはさまれた南北に細長い国で、パタゴニアの切り立った山岳地帯や世界で最も乾燥した砂漠、アタカマ砂漠などの雄大な自然で知られています。また、イースター島のモアイ象などの遺跡でも有名。今回はそんなチリでお土産を買うならコレ!というおすすめのお土産をご紹介します。

  • チリ基本情報 【気候・服装編】

    チリは南北に長い国で、砂漠からツンドラ気候まで様々な変化が見られます。そんなチリの気候やベストシーズン、服装などについて詳しく紹介しましょう。

  • チリ基本情報 【祝日・祭日・ビジネスアワー編】

    南北に細長い土地を持つ南米チリ。その細長い土地には変化にとんだ自然があります。今回は、そんな地理旅行を考える際に知っておくと便利な祝日・祭日と、ビジネスアワーについてご紹介します。

  • チリ基本情報 【時差・空港編】

    チリは南北に長い国で、地形に富んだ国です。砂漠や氷河など見所も多く、世界中から多くの人が訪れます。ここではそんなチリの時差や空港などについて紹介しましょう。

  • チリ基本情報 【お金編】

    チリは南米大陸の西に位置する細長い国です。見所もたいへん多く、世界中から多くの観光客が訪れます。ここではそんなチリのお金に関する情報を紹介しましょう。通貨、両替、クレジットカード、チップなど、チリを旅行する際には参考にしてください。

  • チリワインのワイナリー&ブドウ畑巡りの旅!試飲もできる見...

    チリのワインは安くて美味しいの代名詞!今や私たちにはなくてはならないものになりつつあります。そんなチリワインの知られざる世界をのぞいてみませんか?数あるワイナリーの中から2つのワイナリーの見学もご紹介します。

このエリアの人気記事
今週の人気記事