オーストラリアで拝める!キュートな動物を一挙まとめ

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南半球にあるオーストラリアでは、日本ではめったに触れ合うことが出来ない動物たちが沢山います。 動物との触れ合いは大手旅行会社ではわざわざツアーが組まれるほどの人気! おなじみのあの動物から、「え?こんな動物がいるの!?」という珍しい動物まで、オーストラリアならではの動物を見てみましょう!

①コアラ(koala)

オーストラリアといえばそう、「コアラ」ですよね!
ニューサウスウェールズ州東部、ビクトリア州、南オーストラリア州南東部に生息しています。
群れずに単独で行動することが多く、ユーカリの葉っぱを食べて水分を補給していますよ!
コアラって同じ体格をしているのかと思ったら、寒い地域に行けば行くほど体も大きくなるんだとか。

クイーンズランド州、西オーストラリア州、南オーストラリア州の一部の動物園ではコアラを抱っこすることもできます!
日本では中々触ることも出来ないので、この機会におさわりしてみてはいかが?

②タスマニア・デビル(tasmanian devil)

タスマニア・デビルはオーストラリアの下のほうにあるタスマニア島に生息している動物。
絶滅危惧種に指定されている、数の少ない動物です。
こんなに可愛い顔をしていますが、ストレスを感じたり興奮するとくさ~い臭いを出すんですよ!

特に赤ちゃんはとっても可愛い!!
夜行性で肉食なので、口に入るものは何でも食べてしまうというのだから驚きですよね。

③ウォンバット(vombatidae)

ウォンバットはアボリジニの言葉から「平たい鼻」という意味を持ちます。
その意味の通りずんぐりむっくりな体型で、人懐っこくおとなしい性格。
ヨタヨタと歩きますが、短い距離だと時速40kmの速さで走るのだから、すごく速いんですね!

南オーストラリア州、西オーストラリア州、タスマニア州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、オーストラリアクイーンズランド州一部に生息。
政府や動物保護団体に保護されています。
タスマニア州のバララット野生動物公園のパトリックくんは29歳という高齢で、世界最年長のウォンバットなんですよ!

④カンガルー(kangaroo)

カンガルーもコアラと並んでオーストラリアで会える動物の1つですね!
体長は25~160cmと人間のように大きなカンガルーもいます。
街中で見かけることは少ないですが、郊外の森の中では野生のカンガルーが!
野生なのであまり人間には寄ってくることはないみたい。
それでもカンガルーがヒョッと道路に飛び出してくることがあるので、「カンガルー注意」の標識が道路にはありますよ。

南オーストラリアのカンガルー島にはカンガルーはもちろん、コアラやワラビーなどの動物を観察することができます。自然に囲まれた島なので、ぜひ行ってみてくださいね!

⑤ワラビー(wallaby)

カンガルーと似ていますが、カンガルーより後ろ足が短く尻尾も短いです。
主にはロットネスト島やボールド島に生息。
森林や岩の多いところ、または広大な草原にいて、南部ではよく見かけられます。
少し臆病なので、驚かさないであげてくださいね!

ワラビーは30種類も種類があり、茶色のワラビーだけでなく白色のワラビーもいるんだとか。
草食動物で群れを作って暮らしています。

⑥ポッサム(possum)

ニューギニア島、スラウェシ島、オーストラリア全土で見かけられます。
リスと似ていて夜行性で木登りが得意。
大型のあらいぐまのようなポッサムから、小さいネズミのようなサイズまで様々です。

比較的簡単に見つけることができ、夜だとシドニーの公園や住宅街でも見つけられますよ!
夜になったら周りを見渡して、ポッサムを探してみてください。

⑦クオッカ(quokka)

ワラビーよりももっと小さく、丸くてネズミより少し大きいです。
オーストラリア全土でも見かけられますが、ロットネスト島がクオッカの生息地としてとても有名。
毎年50万人以上の人が訪れるぐらいの人気だそう!

ロットネスト島ではクオッカの大群に会うことができ、その数はなんと1万2000匹!!
このクオッカはカメラを向けるとなんとポーズをとってくれるんです。
口角が上がっているのでまるで笑っているみたい・・・。
ポーズをとってくれる動物なんて滅多にいませんから、観光客も多いんですね。
ただ食べ物を与えたり、触ることは禁止されているので注意です!

⑧リトル・ペンギン(little penguin)

コガタペンギン、フェアリーペンギンとも呼ばれます。
オーストラリア南部で見かけられ、海岸ではリトルペンギンの巣を見ることができますよ。
ペンギンの中で最も小さく、40cmほどの体型。
他のペンギンと違い直立で歩くのではなく、やや前かがみで歩くのが特徴ですよ。

そのリトルペンギンでおススメの島は、メルボルンから2時間ほどでいけるフィリップ島。
リトルペンギンたちが夕方にお家へと帰る「ペンギンパレード」が見られます。
島だけど橋がかかっていて、車でもいけることから多くの人が訪れるそうですよ!
旅行会社によってはツアーもあるので、ツアーを利用して行ってみてくださいね。

⑨エミュー(emu)

見た目はダチョウと似ていて、オスは「ヴゥ~」という低く鳴き、メスは「ボンボン」という太鼓のような鳴き声をするのが特徴。
オーストラリア全土の草原や砂地にいます。

人間には温厚ですが、雷・金属音・子供の高い声は苦手みたい。
多くの動物園で飼育されていて、直接触れますよ!

⑩クルマサカオウム(major mitchell's cockatoo)

ピンク色のフワフワしたこのオウム、鳥の中では長寿で40年近く生きることもあります。
人の言葉を覚えることが得意で、たまに日本のペットショップでも売られているかも。
世界一美しい鳥とも言われていて、ご覧の通りホワホワ!
触ってみたいですよね~!!

南オーストラリアのWyperfeld国立公園では野生のクルマサカオウムを見ることができます。
木にとまっているので、上を見上げてみて!
運がよければトサカを全開にした姿が見られるかも・・・。

⑪クッカバラ(laughing kookaburra)

ワライカワセミとも呼ばれ、鳴き声が人の笑い声ととても似ています。
鳩とカラスの中間ぐらいの大きさで、カワセミの中では一番大きいんですって!
オーストラリアにはこのクッカバラの歌もあるんですよ。

オーストラリア北東部のヨーク岬半島から南オーストラリア州アデレートにかけて広く生息。
タスマニア島やカンガルー島にもいますよ。
ニューサウスウェールズ州の州の鳥として認定されています。

⑫カモノハシ(platypus)

ダックビルとも呼ばれ、カモのようなくちばしを持ちます。
水中でも泳げますし、陸でも生活できる両刀使い!
水中では最長11分ももぐれるというのだから凄いですよね!

クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州に生息。
ビクトリア州のヒールズビル自然保護区や、クイーンズランド州のローンパインコアラ保護区の動物園で見ることができますよ!
こんな小さい赤ちゃんのカモノハシも見れちゃうかも!?

⑬ハリモグラ(short-beaked echidna)

背中がトゲで覆われていて、触ったらとても痛そう!
アリやシロアリを食べて生活しています。
オーストラリアの温暖地域に広く生息していて、今では数が減少しつつあるんだとか・・・。

危険だと思ったらボールのように丸くなることができます!
このトゲトゲのハリモグラをオーストラリアの先住民の人たちは昔食べていたようです・・・。
ハリモグラは5セント硬貨にも描かれていて、オーストラリアの大切な動物の1つなんですね。

終わりに

オーストラリアにはこんなにも見ることができる動物がいるんですね。
確実に触りたい!という方は、旅行会社のツアーを利用されたらいいかも。
その島に行かないと見れないという動物は、絶対に会っておきたいですね!
オーストラリアならではの動物と写真を撮って楽しい思い出を作ってください。

maporinn

海外旅行、国内旅行どちらも大好き!一人でふらっと海外に行けたらいくことも。
英語が好きでイギリスには留学経験もあり。
色々な国に行って見たいです!

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