世界遺産・熊野古道で巡るおすすめ観光地スポット！熊野三山に行こう！

熊野古道は、紀伊路・小辺路・中辺路・大辺路・伊勢路の5つの道からなっており、和歌山県を中心に奈良県・三重県・大阪府と紀伊半島に位置しています。熊野古道は石畳が特徴です。熊野は、昔から自然崇拝の地であり、庶民から天皇まで訪れた道が熊野古道で、室町時代には、「蟻の熊野詣」と言われるほどたくさんの人々が訪れた道です。

熊野本宮大社は、和歌山県田辺市本宮町に位置する神社で、熊野三山の一つです。熊野本宮大社は、古式ゆかしい雰囲気があり、熊野古道の中辺路を行くと到着するのが熊野本宮大社です。熊野本宮大社の到着すると本殿まで約158段の階段があり、登り切ると檜皮葺の本殿が現われます。熊野本宮大社は、交通安全、大漁満足、家庭円満、夫婦和合、長寿の神として庶民に信仰されています。

湯の峰温泉は、4世紀ごろ発見され、歴代の上皇が熊野御幸で訪れるようになってから、知られるようになりました。湯の峰温泉は、日本最古の温泉として熊野詣の疲れを落とせる温泉で、湯の町の風情を感じることができます。1日で湯の色が変化すると言われる「つぼ湯」が有名です。

熊野速玉大社は、和歌山県新宮市にある神社で、熊野三山の一つです。熊野速玉神社は、熊野速玉大神（くまのはやたまのおおかみ）と熊野夫須美大神（くまのふすみのおおかみ）を主祭神としています。熊野速玉大社は、祭事のための神服や弓矢・染織用具等が1000点あまりあります。また、天然記念物である熊野速玉神社のナギは、樹齢1000年を超えており、海上安全や良縁結びがあると言われています。

那智の滝は、熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体と信仰されてきた滝で、日本三大名滝の一つです。落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの落差日本一の滝です。那智の滝は、迫力満点で大晦日にはライトアップされます。

熊野那智大社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社で、熊野三山のひとつです。熊野那智大社は、標高500mにあります。社殿は467段の石段を登ったところにあり、夫須美神（ふすみのかみ）を御主神としています。熊野那智大社は、農林・水産・漁業の守護神、縁結びの神様また諸願成就の神として信仰されています。

南紀勝浦温泉は、太平洋に面したリアス式を利用した異色の温泉があります。南紀勝浦温泉は、和歌山の白浜温泉のようなレジャー施設はありません。紀伊勝浦港は、全国的に有名なマグロの水揚げ地で、南紀勝浦温泉では、おいしいマグロづくしの料理を食べることができます。

川湯温泉は、和歌山県田辺市本宮町にある全国的に珍しい自分だけの露店風呂がつくることができる温泉です。熊野川の支流である大塔川の川底から約70度の源泉が湧き出ていて、川から水を引き込むことで、自分だけの露天風呂を作ることができる魅力ある温泉です。

大門坂は、熊野古道にあるところで、熊野詣で栄えたころの様子が今も残っているところで、那智山までの全長約600メートル、高低差約100メートルの石畳が続いています。かつては大きな門があったことから、この地は大門坂と呼ばれています。

いかがでしたか？熊野古道をすべて歩こうすると時間や体力が必要です。今では世界遺産に登録され観光客が増えたことから、熊野古道まで、宿などの送迎車や観光タクシーなどが迎えに来てくれるようになっています。自然のマイナスイオンを浴びに熊野古道を訪れてみてはどうでしょうか？