京都のパワースポット陰陽師安倍晴明ゆかりの晴明神社の占い！怖いほど当たるとのうわさ

京都市上京区にある晴明神社は、1007年に陰陽師　安倍晴明をまつって創建された神社です。安倍晴明は異変や遠方での出来事などをぴたりと言い当てるなどの不思議な力を持っていました。1005年に亡くなり、その2年後、晴明の力や才能を惜しんだ一条天皇の命によって晴明神社が建てられたのです。

晴明神社のご利益は、「魔除け」「厄除け」とされています。晴明は存命中にも陰陽師として「陰陽五行や天文」を駆使し、天皇をはじめ、貴族から庶民に至るまで、広くその悩みや苦しみを取り払うという仕事をしていました。そのご利益の信頼は高く、昔から霊験あらたかな神社として名をはせています。

晴明神社にはいたるところに、「五芒星（ごぼうせい）」というマークが描かれています。この五芒星とは陰陽道五行「木・火・土・金・水」の5つの気を線で結んでできた図形で、魔よけの呪符とされているのです。「安倍晴明判」や「晴明九字」ともいわれ、晴明神社の社紋としては、桔梗紋の変形として「晴明桔梗」と呼ばれています。

堀川通りに面した入り口の「一の鳥居」には社紋の「晴明桔梗」を金色で描かれた額が掲げられています。文字による名前ではなく、社紋が入っている鳥居というのは珍しいですよね。他の神社とちがう異質な雰囲気が漂っています。

本当の「一條戻橋」は、晴明神社から南に100メートル離れた堀川にかかっています。境内にあるこの橋は本当の橋が架け替えられた際、前の橋で使われていた欄干柱を境内に移して再現したものです。

晴明が神通力でもって湧き出させたといわれている井戸です。水の湧口は毎年ごと、立春の日にその年の恵方に向けられます。今でも飲むことができ、「飲むと悪いものが落ち、守られているような気持ちになる」と評判の霊水です。豊臣秀吉も飲み、千利休がこの水で最後のお茶を点てたともいわれています。

おごそかな雰囲気の中、ちょっと不釣り合いに見える可愛らしい桃の像です。陰陽道では「桃」は魔よけ・厄除けの果物とされ、この「厄除桃」をなでることで自分の厄を桃にうつすことができるといわれています。自分の中にある厄やまがまがしいものをこの桃になでつけて厄払いし、気持ちをすがすがしくしてみませんか？

公式には出ていないのですが、この晴明神社では四柱推命を用いた占いを「人生相談」という形でしてくれるのです。四柱推命とは陰陽五行説を元にして生年・月・日・時を四本の柱としそこから導き出されるさまざまな星の組み合わせにより運勢を見る占星術。とても奥が深い占いといわれています。

占いをするのは霊感があるという宮司さんで、曖昧な表現ではなく、ズバッとはっきりアドバイスをしてくれます。とても当たると評判で、占い待ちで混雑状態です。かなり待つこともあるようですが、予約制ではなく、先着順となっています。占いを行っている日は月曜から土曜の9:00～16:00です。日曜、祝日は占いをやっていません。

相談内容は恋愛運や結婚運、健康運などを占ってもらう人が多いようです。当たるという評判からさまざまな悩みを持つ人が来るようですが、1つ注意点があります。占い（人生相談）をしてもらう部屋とその待合室にはへだてがなく、占い（人生相談）の話が順番待ちをしている人にまる聞こえということです。

本殿に向かって右側に占いのコーナーがあります。本殿に「人生相談」という案内があるので見てください。混雑している時には、待ち時間の立て札がでることもあります。ただし、宮司さんの都合でお休みや時間変更になることもあります。

晴明神社では、その昔、一条戻橋に封じ込められた「式神」が、橋を渡る人の運勢を占って「はしうら」といわれていたそうです。そんな晴明神社で「驚くほど当たる」「曖昧ではなくズバリと指摘される」という人生相談を受けてみると、人生を変えるためのいいきっかけになるかもしれませんよ。