マケドニアの歴史と自然を満喫できる!世界遺産「オフリド地域の自然・文化遺産」
3659views- 住所:
- Tsar Samoil, Ohrid 6000
- 電話番号:
- +389 46 267 403
- アクセス:
- オフリド港から徒歩8分
- 開館時間:
- 4-9月9:00~17:00、10-3月10:00~17:00
- 休館日:
- 無し
- 入館料:
- 100DEN
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マケドニアという国名を聞いて何を思い浮かべますか?学生時代に歴史の授業で聞いたことはあるけど、どんな国かわからないという方が多いのではないでしょうか?今回はそんなマケドニアの歴史と自然を満喫できる世界遺産の街オフリドの観光スポットをご紹介します。
オフリドの中心地にある大聖堂。11世紀初頭の建造物はオフリドを代表する大聖堂でしたが、オスマン朝の支配下ではイスラム寺院として使用されていました。
多くのフレスコ画は11世紀の中頃に描かれたものですが、イスラム寺院に転用される際に塗りつぶされたそうです。今見ることができるフレスコ画は、第2次世界大戦後に教会に戻った際に復元されたものです。中にはバルカン半島のビザンチン美術の中でも傑作といわれるものもあります。
岬の先端に立つ姿が印象的な聖ヨハネ・カネヨ教会。小さくかわいらしい外見で、現在では人気の観光スポットになっています。しかし内部のフレスコ画は保存状態があまり良くないので、外から見学する人が多いのだとか。
こちらの教会はオフリド湖を巡る観光船からも見ることができます。崖の下から見ると小さなその姿に威厳が感じられますね。
オフリドの旧市街地の丘の上に立つ要塞。こちらはマケドニア国内でもっとも保存状態が良い要塞といわれています。建造は10世紀の終わりから11世紀の初頭とされ、オフリドを首都に定めたブルガリア帝国の皇帝サミュエルの名前がつけられています。
近くで見ると威厳を感じる大きな建物が印象的です。こちらの要塞の上からはオフリド湖をきれいに見渡すことができるので、いつも観光客がいるスポットです。
オフリドの旧市街地に入ってすぐのところにあるのがこちらの建物。世界遺産登録はされていないですが、ぜひ訪れてほしい場所です。道の上に張り出すような建築様式は、この地域の伝統的なもの。この建物は19世紀を大行する豪商ロべヴィ家のもので、貿易で成した財をつぎ込んだ建物は豪華です。
こちらは3階の天井。すごく手の込んだ造りですよね。現在こちらの建物はギリシャ時代やローマ時代の発掘物や中世のイコンなどを展示する博物館になっているので、オフリドに訪れた時はぜひ入館して内部も見てみてくださいね。
今までご紹介したのは文化遺産として登録されている建造物でしたが、こちらは自然遺産として登録されいるオフリド湖。透明度が高いことでも有名な湖です。そのほとりにはマケドニアの最高峰コブラ山などが連なっていて、湖に映り込んだ景色は必見。
オフリド湖が形成されたのは約500万年前といわれ、世界でもめずらしい古代湖の1つです。そのため、こちらの湖には大昔から受け継がれた特有の生態系が残っていて、生息する魚介類にも固有のものが多く見られます。
またオフリド湖にはガリツィツァ国立公園が含まれていて、周辺の湿地帯はカタシロワシやヒメチョウゲンボウといった希少な鳥類が見られるスポットでもあります。
マケドニアの世界遺産「オフリド地域の自然・文化遺産」についてご紹介しました。なじみのない国ではありますが、その美しい建造物と景色は日本人でも感銘を受けるものばかりです。東欧に訪れた際にはオフリドにもぜひ足を延ばしてみてくださいね。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆