モルドバの首都キシナウとワイナリー3選!ワインが美味しい国を満喫!
7006views- 住所:
- Chisinau, Moldova
- アクセス:
- キシナウ国際空港から中心部まで車で約16分
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モルドバという国がどこにあるのか、すぐに思い浮かびますか?なかなかどこの国かわかる方はいないかもしれませんね。モルドバは旧ソ連を構成していた国の1つで、ウクライナの西側に位置する国です。今回はこのモルドバの首都キシナウとおいしいワイナリーをご紹介します。
ルーマニアとウクライナに挟まれたモルドバ共和国。以前は旧ソビエト連邦を構成する国の1つでしたが、1991年に独立し、首都をこのキシナウにおきました。日本ではあまり名前の知れた国ではありませんが、割合平坦の国土でブドウなどの栽培が盛んな緑のあふれる美しい国です。
キシナウとはルーマニアの言葉で「新しい泉」を意味しています。というのも、旧ソビエト連邦に組み込まれる前にはルーマニアに統治されていたという歴史があるため。
ワインの生産が盛んなモルドバ。ワインが造られるようになったのは3000年も前というのだから驚きです。
そのため毎年キシナウではワイン祭りが開催されるほど。また現地の人に「おすすめの観光スポットは?」と聞くと、「ワイナリー!」という答えが返ってくるほど、ワイナリー見学の人気がある国なんです。そこで特に人気の高い3つのワイナリーをご紹介します。
創業が16世紀という歴史の長いワイナリー。しかも創業してから今までずっと自然素材の肥料だけを使ってブドウを栽培しているというこだわりのワイナリーです。そのうえ絞ったブドウの汁を自然発酵させて、ワインができるまで数年から数十年も寝かせているという時間のかかる製法をとっています。
こちらは地下にあるワインセラー。深さは30メートルから80メートルあり、人の手を加えなくても通年気温12度・湿度約95%という、ワインの熟成に適した環境ができています。このワインセラーは全長が200メートルもあり、ギネスブックに世界最大のワインセラーとして認定されました。
また昔はヨーロッパの王室にのみ納められていたワインで、日本への輸出はほとんどありません。モルドバに行ったら必ず訪れたいワイナリーです。
旧ソビエト連邦時代に石炭の採掘でできた洞窟がワインセラーとして最適な環境だということが知られ、ワイナリーとして創業をはじめた場所。当時は要人のためだけにワインを製造していました。
車が通れるほどの幅がある地下のワインセラーは、全長120メートルもあるのだそう。ワイナリー全体も52ヘクタールもあるという大きなワイナリーです。
施設内にはワインを造るための古い道具などが並べられた場所や、ロシアのプーチン大統領のワインコレクション、1902年に造られたワインなどが保管されている場所など、見どころがたくさんあります。また豪華なテイスティングルームも一見の価値あり!
こちらのワイナリーの代表的ワイン「Negru de Purcari」は、2006年までイギリス王室の専用として造られてきました。その美味しさは王侯貴族たちの間で話題となり、1878年にパリ万博のコンクールに出品し金賞を獲得。
ロイヤルワイナリーとも呼ばれる王朝風のテイスティングルームでは、優雅な雰囲気の中でワインを楽しめますよ。
試飲のあとは併設の4つ星レストランで気に入ったワインとおいしい食事の両方を堪能するという贅沢な時間を過ごせます。
モルドバの首都キシナウと人気のワイナリーをご紹介しました。ワイン好きの方にはぜひ一度は行ってほしいワイナリーばかりですので、次の長期休暇の行先の候補にしてみてくださいね。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆