【高知・足摺岬】絶景！ドライブで寄りたい足摺岬周辺スポット3選！

足摺岬は足摺宇和海国立公園にも指定されている県内有数の観光地。
足摺岬と足摺岬の眺望をあわせて、ミシュラングリーンガイドジャポンで二つ星を獲得しています。風の強い場所ですが、周辺は遊歩道が整備され、2月中旬から下旬にかけては椿が、8月から9月にかけてはハマカンゾウが見ごろを迎えます。

黒潮の本流が直接ぶつかる海に突き出た足摺岬には、80mの高さの断崖の先端に足摺灯台があります。「日本の灯台50選」にも選ばれている白い灯台は夜には18秒間隔で光を発し、今も付近を航行する船の安全を守っています。

すぐそばの展望台からは270度以上の水平線が広がる大パノラマ！地球が丸い、ということを改めて実感できるでしょう。特にここから望む日の出と日の入りは絶景ですよ。初日の出を拝める場所としても人気のスポットです。

高知県の天然記念物にも指定されている白山洞門は、足摺岬の先端に花崗岩でできた洞門で、海蝕洞としては日本一の規模。太平洋の荒波によって削られた高さ16m、幅17m、奥行き15mの巨大な穴で、今も岩の部分は波に洗われ海蝕が進んでいます。

海岸まで続く遊歩道で洞門の波打ち際のすぐ近くまで行けますが、ごつごつとした岩場の道なのでここはスニーカーで行くことをおすすめします。
また、晴れた日には渡し船で海からも絶景を楽しむことができるんですよ。

休憩におすすめなのが、すぐ近くの天然温泉「万次郎足湯」。目の前の白山洞門と太平洋の雄大な景色を眺めながらのんびりと足を浸し、歩き回った足を休めてみてはいかがですか。

国道321線沿い、通称サニーロードと呼ばれる滝串・見残し海岸周辺は、竜串海域公園に指定され、多くの奇岩や奇勝が並ぶエリア。別名「地質の博物館」ともいわれています。

名前の由来は竜が串刺しされているような景観から、というのが有力ですが、諸説あるのだそう。
一直線上に丸みを帯びた「大竹小竹」など奇岩がいっぱい。長い時間をかけて形成された奇岩をぜひ間近でご覧ください。

千尋岬にある見残し海岸は、その昔弘法大師が歩いていくのが困難でこの地を見残した、という由来からこの名が付いたとか。目の前に広がる迫力ある奇岩や奇勝に圧倒されます。

見残し海岸へ行くにはグラスボートで渡ります。ただし、悪天候の場合は船が運休することもあるので現地でご確認ください。時間があれば近くにある海洋館や海底館もおすすめですよ。

足摺岬周辺の立ち寄りスポットをご紹介しましたが、いかがでしたか？足摺岬周辺は黒潮のぶつかる雄大な景色と自然が作り上げた不思議な景色、どちらも楽しめます。そして、すぐそばには「あしずり温泉郷」と土佐清水のおいしいグルメもいっぱい！ぜひ訪ねてみてくださいね。