- 住所:
- 高知県室戸市室戸岬町1810-2
- 営業時間:
- 09:00~18:00
- 電話番号:
- 0887-22-5161
- アクセス:
- 高知道南国ICから車で約120分 土佐くろしお鉄道奈半利駅から高知東部交通バス甲浦で約60分、室戸世界ジオパークセンター下車すぐ
- 休日:
- 無し
- 入館料:
- 無料
- ※ガイドツアーについては別途料金が必要
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四国の東南端に位置する「室戸岬」。高知県を代表する観光地のひとつです。室戸阿南海岸国定公園内にあるこちらは、晴れた日には絶好のドライブコースとなります。ここに立つと太平洋の絶景と大地のパワーを感じることができます。今回は、ユネスコのジオパークに指定されている室戸岬周辺をご紹介しましょう。
旧室戸東中学校の校舎だった建物を利用してつくられたのが室戸世界ジオパークセンター。
館内では室戸岬周辺の自然環境や歴史を学ぶことができ、ジオパークの見どころを大型スクリーンで紹介するコーナーもあります。
来訪者のためのインフォメーションセンターも併設。地元ガイドの案内で室戸ジオパークを巡るツアーや各種体験プログラムも企画されています。時間のある方は参加してみてはいかがでしょう。カフェや売店もあるので休憩やお土産の購入もおすすめですよ。
たびたび台風が通過する室戸岬は古くから海の難所とも呼ばれています。沖はクジラの生息地で、特に3月から5月にはクジラに会える確率が高くなるそう。運が良ければホエールウォッチングが楽しめるかもしれません。
岬の先端まで2kmほどある遊歩道には、長い年月を荒波に削られてできた奇岩が乱立。冬でも温暖な場所で、サボテンやあこう、はまゆうなどの亜熱帯性植物が生息しています。
空海が修行したというゆかりの場所を巡りながら歩いていくと、その先に太平洋の絶景が目の前に広がっています。
太平洋を望む室戸岬の高台に立つ白亜の室戸岬灯台。「日本の灯台50選」にも選ばれたこちらは、レンズの大きさが2.6m、光達距離が約49kmと国内でも最大級!1899年に点灯を開始。当時は石油ランプが使われ、大正時代に入ると電化されました。船の安全な航行を助け、海を照らし続けています。
普段は中に入れませんが、毎年11月1日に近い日曜には「室戸岬灯台まつり」が開催され、前日の夜とまつり当日の昼の2回、一般に開放されます。
晴れた日には青い空と海の青に映える白亜の灯台が絵画のように美しく、一見の価値がありますよ。
室戸岬までのルートは室戸スカイラインと呼ばれ、岬に出る区間はヘアピンカーブが続き、一気に駆け下りていきます。室戸スカイラインの最も標高の高い津呂山には展望台が設けられ、太平洋に突き出た室戸岬の眺めを一望できます。
海に突き出た室戸岬では、岬の東側から朝日を、西側から夕日を眺めることができます。太陽が水平線にかかった時に光が屈折してだるまのように見えることから「だるま朝日」「だるま夕日」と呼ばれているのだとか。秋分の日前後から春分の日前後にかけて見られる現象で、とてもロマンティックな雰囲気が漂います。
室戸岬は「恋人の聖地」の認定を受けており、室戸岬灯台と室戸岬展望台にはハート形のモニュメントがあります。デートスポットとしても有名です。
岬に通じる遊歩道には説明板もあるので読みながら歩くのもおすすめ。室戸の壮大な自然をぜひ目の前で体感してみてくださいね。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆