- 住所:
- 虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉29番地
- アクセス:
- 国道230号で札幌から車で約2時間10分、
- 営業時間:
- 夏季8:00~16:30(30分毎)、冬季9:00~16:00(60分毎)
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 0142-75-2137
- 料金:
- 中島巡り遊覧船:大人1420円、小人710円、花火観覧船:大人1600円、小人800円(4月28日から10月31日まで運航20:30出航、花火は20:45~21:05まで)
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北海道の美しい景色が望める洞爺湖。どうせ行くなら、周辺の観光スポットも押さえておきたいですよね。自然いっぱいの景色やおいしいご飯が頂ける場所、雰囲気が最高のカフェなど、洞爺湖の観光スポットをご紹介していきます!
洞爺湖(とうやこ)は、支笏(しこつ)洞爺国立公園の中にある湖です。日本百景にも選ばれている美しい湖となっています。この湖には女神が住んでいるといわれており、湖で溺れた男性は女神に魅了されて二度と戻れなくなるという伝説があるスポットです。火山の活動によってできたもので、ほぼ円形の形をしています。
札幌から南西へ約2時間半の地に、「日本百景」「新日本旅行地100選」にも選ばれている美しい湖、洞爺湖が横たわっています。「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」にも登録されている景観は、周辺の有珠山や昭和新山、洞爺湖温泉を含めて北海道屈指の観光地となっているほど。
面積は日本で第9位ですが、カルデラ湖としては国内第3位の大きさを誇る洞爺湖。その変化に富んだ湖畔の景観は、周囲をぐるりと取り囲む道に沿って楽しむことができます。
冬にはイルミネーションが楽しめます。
洞爺湖からは有珠山新火口から上がる水蒸気をみることができ、迫力満点です。
洞爺湖汽船は、洞爺湖の美しい風景を満喫できる遊覧船で、温泉街桟橋から発着しています。洞爺湖の中央にある中島への定期航路で行けるのは洞爺湖汽船のみです。せっかくなのでぜひ利用してみましょう。そして中島に上陸することができ、エゾシカにエサをあげることもできます。中島最大の島・大島への寄航は、4月下旬~10月までのシーズンで、シーズンオフの期間は寄港せず遊覧のみになります。
遊覧船は温泉街の桟橋を出航し、中島へ向かいます。そそり立つ活火山の有珠山、羊蹄山も天気がよければ見ることができます。大島のトレッキングコースは、周遊コースとアカエゾマツコースがあります。マイナスイオンをたっぷり吸いながら原生林の中をトレッキングする最高の気持ちよさが味わえます。
洞爺湖汽船の遊覧船は数種類運航されています。「羊蹄」「幸福」「高速2000」があり、遊覧船の中でもっとも有名なのがお城のような外観をした「エスポワール」でしょう。4月下旬から10月末日まで開催される洞爺湖名物の洞爺湖ロングラン花火大会を鑑賞する花火鑑賞船として出航しており、夜空に浮かぶ美しい花火を船上から満喫することができ、とても感動的です。最高の思い出になること間違いなしです。しです。
「有珠山ロープウェイ」は、1965年開業の歴史ある人気のロープウェイです。このロープウェイからは、前方に有珠山、後ろに昭和新山、右に洞爺湖と絶景を望みながら上っていくおすすめの観光スポットです。
360度大パノラマの大自然を上って行く、まさに空を飛んでいるかのような感覚が味わえます。
片道6分ほどで山頂駅に到着。山頂にはウッドデッキの洞爺湖展望台があり、目の前には昭和新山、羊蹄山、そして洞爺湖を見下ろす素晴らしい景色が一望できます。邪魔するものが何もなく北海道らしい壮大な景色です。
せっかくロープウェイで上ってきたのだから、少し足をのばしてみてはいかがでしょう。駅から歩いて7分ほど行くと、有珠山火口源展望台に到着します。ここからは1977年に噴火したときの噴火口、噴火湾が見渡せます。展望台までの遊歩道は整備されているので、子供連れでも安心して行くことができます。
そして展望台からさらに40分ほど歩くと、有珠外輪山展望台に行くことができます。途中600段の階段がありますので、景色を楽しみながら自分のペースで行くことをおすすめします。1977年の噴火口・銀沼大火口が間近に見える迫力のある風景です。そして洞爺湖、羊蹄山、太平洋が見渡せる大パノラマが広がり、疲れを忘れさせてくれます。
ユネスコ世界ジオパークに認定されている、変動する大地「洞爺湖有珠山ジオパーク」をぜひ体感してみてください。
ザ・ウインザーホテルズインターナショナル洞爺リゾート&スパの1階にあるパティスリー&ショコラティエ。フランス菓子業界の第一人者、ミシェル・ブランのお店。
北海道の厳選された食材を使ったスイーツをいただけます。
「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ洞爺」は、洞爺湖を望む小高い丘の上にある人気のイタリアンレストランです。新潟の有名イタリアンレストラン・ピッツェリア ラ・ロカンダ・デル・ピットーレの姉妹店になります。ウインザーホテル洞爺リゾート&スパと提携して2003年に開業しました。「ミシュランガイド北海道2017 特別版」に、ビブグルマンとして初掲載されています。
場所はホテル館内ではなく別棟になり、ホテルからシャトルバスが運行されています。周りの自然いっぱいの景色の溶け込むような木をたっぷり使った建物で、とても温かい雰囲気が感じられます。店内は広く、外観と同じく木がふんだんに使われたほっとする空間。洞爺湖が見える窓際のテーブルがおすすめ。
おすすめはレンガ釜で焼き上げられたピッツア。北海道のおいしい水、新鮮な食材を使用して作られ、食感、味わいとも申し分ない美味しさ。定番のマルゲリータやピットーレ、チーズたっぷりのクワトロフォルマッジィなど種類も豊富。北海道の空気もピザ生地のおいしさの秘密でしょうね!ピッツアのほかにもパスタやサラダなどメニューも充実しています。店内も広めなので、ゆったりとしていて子供連れでも訪れやすいお店です。冬期は11月から4月ごろまで休業となるので、サイトで確認して訪問してください。
映画「しあわせのパン」は、原田知世と大泉洋が夫婦役で主演、洞爺湖のほとりの小さな町・月浦を舞台に、オーベルジュのパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる人々との交流を描いた心温まるドラマです。
「農家カフェほのぼの村」は、札幌市内から国道453号線を通って車で2時間、洞爺湖からなら20分のオロフレ峠や登別方面に向かう道道2号線沿いにあります。古民家風の一軒家カフェで、アプローチにはハーブや西洋野菜が植えられたガーデンがあり、敷地内には手作りのガーデンハウスやツリーハウスがあり童話の世界に訪れたようなほのぼのとした雰囲気です。
小山内登さんご夫妻が2005年に2ヘクタールを超える敷地の一角で始めたカフェで、近くに鶏舎や燻製小屋、トウモロコシやカボチャ、アスパラガスをはじめとする有機野菜の畑が敷地のほとんどを占めます。
週末の金土日曜日だけ営業しているカフェで、無農薬栽培の野菜とベリー類を使用したスムージーや手作りケーキなどがいただけます。店舗敷地内では独自の養鶏を行っており、おいしい卵料理をいただくことができます。ランチのおすすめは、「黄金豚&ほのぼの村たまごのポークシチューオムレツ」。オムレツはふんわり、黄金豚がジューシーで優しい味。こんな自然豊かな中で大切に育てられた野菜や卵がおいしいのは当然のことでしょう。
「ちゃいはな」は、洞爺湖近くにある小さな古民家カフェで、無農薬合鴨農法のお米や自家製野菜等を使ったネパールカレーが有名です。
世界一周を終えた夫婦が古民家を手作りで少しずつ改修してオープンしたお店で、築90年の古民家を利用した趣のある店内です。
「体にやさしいものを、なるべく手仕事で」をモットーにしたこだわりのあるメニューが揃っています。自然の雰囲気を感じながらカフェでゆっくりしてみてはいかがでしょう?
「ちゃいはな」ではネパール仕込みの本格カレーがおすすめ。 3日間かけて仕込まれている開店以来つぎ足して作られています。自家栽培のオーガニックの野菜と地元の食材をたっぷり使っています。辛さはあまり感じない優しい味。辛さを求める方には物足りなさを感じるかも分かりませんが、体に優しいのだろうと感じるカレーです。ご飯は合鴨農法の無農薬玄米で、炊く前に精米するというこだわりぶり。チキン・キーマ・ほうれん草・ベジタリアンなどの種類があります。手間暇をおしまず、健康を考えた自然食がとてもおいしいと評判です。サラダ、ヨーグルト付きです。
カレーのほかにもドリンクやデザートも豊富で、スポンジの代わりに玄米と黒米を使って作ったプチプチした食感の「つぶつぶティラミス」や「ガトーショコラ」、マーライコウの上にココナツアイスをのせブラックタピオカをトッピングした「ちゃいはなパフェ」など体に優しいのが嬉しいですね。
「Glass café gla_gla」は、洞爺湖を臨む高台にある、ガラス作り体験や工房で作られたガラスを楽しめるカフェです。
店内はカフェと展示スペースが一緒になっていて、オーナーの髙臣(たかとみ)大介さんがつくるガラス作品が展示販売されています。宙吹という技法で洞爺湖の水をイメージしている作品は、すべて透明なものばかりで、温かみのある柔らかな曲線を作り出しています。すべての作品が手作りの一品物で同じものがないというのも魅力です。
また、こちらではガラス作品の販売の他、スタッフの指導のもと、カフェの奥にある工房で吹きガラス体験や、ガラスに文字やイラストを刻むガラス彫刻体験ができます。自分好みのグラスや器を作りたいという人におすすめです。初心者でもオリジナル作品が作ることができるので、旅の思い出になりますね。
大きな窓のあるカフェスペースでは、湖の美しい景色を眺めながら、素敵なグラスでいただく日替わりのジュースやビールは格別です。
2012年の映画「しあわせのパン」に、こちらで作られているガラスが映画の中で使われています。
「サイロ展望台」は、洞爺湖の西岸、洞爺湖を一望できる場所にあり、最も洞爺湖をきれいに見渡すことができるエリアとして人気があります。洞爺湖だけではなく、中島、有珠山なども見える絶好のビュースポット!右手には洞爺湖温泉街も一望できます。展望台にあるセイロは茶色い屋根が目印で、「サイロ展望台」と書かれた看板と一緒に記念撮影をしていく人も多いのだそうです。奥に展望台があり、標高170メートルの高いカルデラ壁の上にあるため眺めが最高です。
サイロ展望台にはお土産屋さんやレストランも併設されています。お土産で人気なのがサイロ展望台オリジナルの「洞爺湖キャラメルプリン」です。キャラメルの甘い風味ととろっとしたなめらかなプリンの食感が魅力です。日持ちもするのでお土産に最適です。2階には洞爺体験学習館もあり、予約をすれば生キャラメルやバターなどを作ったり、じゃがいもを掘ったりとさまざまな体験ができますよ。
また毎年1月から3月には敷地内にスノーパークがオープン。スノーシューやスノーラフティングが楽しめます。夏だけではなく冬に訪れてみるのもおすすめです。冬化粧をした洞爺湖を眺めながら、雪遊びを満喫してみませんか。
「洞爺湖ビジターセンター」では、洞爺湖周辺の自然を楽しむための情報を収集することができ、同じ建物の「火山科学館」では、洞爺湖の南側にある活火山の有珠山は1977年と2000年に噴火しており、過去100年ほど遡ってみると4度も噴火しています。そんな有珠山の活動を記録し、メカニズムを調べているのが「火山科学館」です。
洞爺湖サミット記念館の隣の建物に洞爺湖ビジターセンター・火山科学館があります。ビジターセンターでは洞爺湖の自然や動植物に関する分かりやすい展示を行っており、火山科学館では模型や映像で実態をよりわかりやすく説明しています。
1977年の噴火で壊れた軽トラックや曲がってしまった線路などが展示されており、噴火の恐ろしさを体感することができるでしょう。さらに巨大な三面スクリーンで、噴火当時の様子を大迫力で体感することができます。
特に噴火の記憶に新しい1977年、1978年、2000年の噴火記録は、噴火の予兆から噴火、地震、避難など、臨場感あふれる映像や音声を体感することができます。当時を再現した音響や振動が恐怖感を感じるほどリアルに再現されているそうです。
「とうや湖ぐるっと彫刻公園」は、人と自然がふれあう野外彫刻公園として、その名のとおり洞爺湖畔をぐるっと囲むように整備された公園です。「生の賛歌」というテーマのもとに作成された国内外の彫刻家の個性的な彫刻が、約52キロの洞爺湖をぐるっと囲むように58基も並んでおり、見ごたえ抜群ですよ。
アート作品は湖畔の公園や遊歩道沿いに点在しており、共通のテーマはあっても、御影石やブロンズ、ステンレスなど多種多様な彫刻の材質や形。具象、抽象など作風は様々ですが、どれもアーティストの個性が強く表現されたものばかりです。
また配置された作品の数々を見ていると、まるで野外美術館のようです。周囲の緑や湖を背景に天気や光の加減、季節によっても作品の印象が変化するのも美術館とはまた違って、野外アートならではで面白く、感性が刺激されて湖畔巡りが楽しくなります。
洞爺カルデラの景観とアートとの融合を楽しめます。自然を感じる湖巡りをしながら彫刻観賞も楽しんでみてはいかがでしょうか。のんびりと散策しながら、お気に入りのアートを探してみるのも楽しいでしょう。
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