- 住所:
- 〒997-0292 山形県鶴岡市羽黒町手向7
- アクセス:
- 随神門から徒歩10分
- 電話番号:
- 0235-62-2355(出羽三山神社)
山形県の有名な観光スポットと言えば、村山地方から庄内地方にかけて連なる出羽三山。月山・羽黒山・湯殿山の3つで構成されており、古くから多くの修行者や参拝客でにぎわっています。そんな出羽三山と併せて観光していただきたい、おすすめの山形観光スポットがありますのでご紹介します。
「羽黒山」は、修験道を中心とした山岳信仰で有名な標高414mの山です。
日本では古くから山や木々に神聖な霊力が宿ると考えられ、この羽黒山を含む出羽三山も「魂の鎮まる地」として霊場とされてきました。
多くの山伏たちが山へと分け入り、厳しい修行を行うことで悟りを開いてきた歴史があり、その息吹を感じようと今も多くの人々が足を運んでいます。
参道の入口近くには「いでは文化記念館」があり、出羽三山の歴史や修験道について知ることができます。
また、参道の周囲には、国の特別天然記念物である樹齢350~500年と言われる杉が400本以上立ち並んでおり、とても荘厳な雰囲気が味わえるんですよ!
この「羽黒山杉並木」はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星に認定されており、訪れる価値があると海外でも高い評価を得ています。
なお、この参道の石段は2446段と長丁場。ぜひ動きやすい服装でチャレンジしてみてください。
入り口から少し歩いたところには、東北地方で最古の塔と言われる「羽黒山五重塔」があります。
国宝にも指定されている素晴らしいものなのでお見逃しなく!
近くにある樹齢1000年の「爺杉」も合わせて見てみてくださいね。
木の周囲がなんと10メートルもある、非常に大きく威厳のある木です。
出羽神社は、出羽三山神社とも呼ばれ、羽黒様山頂に鎮座している神社です。
出羽神社の顔とも言える、山頂に建つ三神合祭殿まで行くには、神社の神域の表玄関であり参詣道の入口でもある、随神門を通り抜けるところから始まります。
隋神門を抜けて杉に囲まれた道を歩いていくと、やがて長い石段が見えてきます。
石段の数は2446段。時間にすると40~60分くらいかかるので疲れてしまうと思いますが、緑がいっぱいな出羽三山。
空気は澄み周囲はとても静かで雰囲気があります。
綺麗な空気を吸いながらゆっくり歩いてみてください♪
歩きやすい靴をおすすめします!
ちなみに……
時折石段に盃や蓮の花、ひょうたんなどが掘られているものがあります。これらを33個見つけることが出来れば願いが叶うのだそうです。足元に注意しながら、ぜひ全て見つけてみてください。そして石段の途中にはお茶屋さんがあります。ここで2446段の階段を登り切った「認定書」を無料でもらうことが出来るので、疲れを癒すためにも立ち寄ってみてください♪
また、参道の入口にある随心門をくぐり抜け真っ赤な橋を渡ると、国宝の羽黒山五重塔が見えてきます。
この羽黒山五重塔は平将門が建立し、約600年前に再建されたと言われていて、東北で最古のものです。
運気を底上げしてくれるパワースポットになっていますが、車やバスで出羽神社に行く人は見ることが出来ないとのこと。
一度徒歩で五重塔を見てから、戻って車やバスで行くことをおすすめします。
2446段の石段を登り切ると、そこはもう山頂。
貴重な茅葺木造建築物である、三神合祭殿が見えてきます。
萱葺の建造物としては日本最大の大きさであり、厚さ2.1mもの萱葺屋根と、総漆塗の内部は見応えがあり、きっと石段を踏破した甲斐が感じられることでしょう。
平成12年に国の重要文化財に指定された建物でもあります。
この三神合祭殿は、羽黒山・月山・湯殿山の三山の神を祀るほか、宗教法人の本部にもなっており、現在の社殿は江戸時代の文政元年(1818年)に再建されたものとなります。
月山・湯殿山は冬季期間中の参拝は出来ませんが、この羽黒山にある三神合祭殿は年中参拝することが出来、三山の祭典は全てここで執り行なっているとのこと。
月山・羽黒山・湯殿山の神様がお祀りされているため、ここで参拝すると全ての山を参拝することができ、三山すべてを巡ったことになるとも言われています。
三神合祭殿の前に池があります。
この池は「鏡池」と呼ばれており、羽黒山の中でも特に強いパワースポットになっています。
この池から多数の古鏡が見つかっていて、昔からスピリチュアル・サンクチュアリとして注目されているとのこと。
手をかざすとスピリチュアルなメッセージがもらえるかも…?
気になった方は、是非手をかざしてみてください♪
出羽三山のひとつである湯殿山の中腹にあるのが湯殿山神社です。
車で道路を走っていると、ふいに自然の中に現れる赤い大鳥居が目印で、そこから徒歩などで本宮まで上がっていく形となります。
湯殿山は山岳信仰の対象であることから、山自体に神が住まうものとされ、人工的な信仰の場を建築することが禁じられてきた経緯があります。
その為、本殿や社殿がないのがひとつの特徴となっています。
御神体は本宮にお祀りされている茶褐色の大きな岩で、その岩からは温泉が流れているとのこと。
五穀豊穣・厄除け・家内安全・祖霊安鎮・天下泰平のご利益があると言われています。
こちらの神社でのご利益を授かる方法は少し変わっていて、まず本宮で裸足になった後お祓いを受けます。
お祓い後、人のカタチをした紙を渡されるので、その紙で体を撫で(自身の体の穢れを落とす効果になります)、最後にその紙に息を三回吹きかけて水に流します。
そして、ご神体のある所へ案内されたら参拝。白い湯気と山の厳かな空気に包まれる中、参拝を終えてから、終わりに御神湯である温泉に足を入れ、無病息災を祈ります。
他の神社では御神体に触れられないのが一般的ですが、湯殿山神社では触れられるのが珍しくも有り難いところ。
それだけでなく、その御神体から流れ出す温泉に浸かってパワーをもらうことが出来ることから、人気のパワースポットとして名が知られています。
ちなみにこちらの神社は厳しめで、御神体の写真撮影禁止・参拝は土足厳禁になっています。
そして本宮のことは「聞かず」「語らず」となっているので注意です。
入口である鳥居から本宮まで徒歩で30分と大変ですが、専用バスもありますので安心して行ってきてください♪
出羽三山の主峰としてそびえたっている月山の山頂にあるのが月山神社。
月山神社は、水を司る農業神や海漁澇の神として、広く庶民の信仰を集めています。
創建年は不明ですが、蜂子皇子が羽黒山の出羽神社(593年)に次いで創建したと言われています。
主祭神は月読命。
「月読」からくる月は、「夜」や「死と再生」の象徴と考えられていて、その一方で昔から月山は先祖の魂が還る場所「山上他界」として崇拝されてきました。
1984mもの高さの山頂から臨む眺めは、晴れた日には、庄内平野だけでなく鳥海山や朝日飯豊連峰、果てには岩木山、八幡平まで目に映るとびきりの絶景となっています。
月山に入るととても静かで神聖な雰囲気に思わず息を飲んでしまう程、パワーを秘めている月山神社。
人生の区切りや転機、再スタートしたいときに訪れるとご利益を授けられると言われています。
再スタートしたいときってありますよね。
そんなときは月山神社でご利益を授かってみてはいかがでしょうか?
ちなみに2回目に訪れると仕事運・金運アップです♡
羽黒山の出羽三山合祭殿にはない、月の刺繍が施された「つき守」や「身代わり守」などお守りも販売されているので、参拝記念に購入していくのもお勧めです。
また月山は、広大な区域が磐梯朝日国立公園の特別区域に指定されています。
季節によっては、庄内町の花であるクロユリや、本州では月山と尾瀬といった限られた地域にしか自生していないオゼコウホネなどの珍しい高山植物を見ることもでき、興味深く目に嬉しい山でもあります。
一度行くとまた行きたくなる、どこか不思議で魅力的な神社なので、是非足を運んでみてください!
明治5年に旧庄内藩士3000人が刀を鋤や鍬へと持ち替え、235ヘクタールもの土地を開墾したのが「松ヶ岡開墾場」です。
藩士たちは荒野を開拓する中、論語を心の支えとしながら養蚕業を興し、産業振興に寄与したと言われています。
開墾地は現在、国指定史跡となっており、その創業の精神は60戸余りの子孫たちによって受け継がれ、今も世に伝えられています。
養蚕の建物をそのまま残してあり、敷地内には庄内映画村資料館や松ヶ岡開墾記念館、カフェなどもあるんですよ!
庄内農具館や庄内の米造り用具収蔵庫もあり、昔の農作業の様子を展示された風俗人形などで学ぶことができます。
松ヶ岡開墾場は「東北・夢の桜街道46番札所」にもなっており、桜の名所としても有名。
鶴岡市の天然記念物でとても珍しいカスミ桜もあります。
春の開花シーズンはとくにおすすめなんですよ♪
その他にも、水芭蕉、桃、ダリアの咲く季節には美しい花々が一帯に咲き、実りの時期には庄内柿や桃なども味わえます。
農産物の直売所やクラフト工房、陶芸教室、そば・うどん打ち体験やギャラリーなどもあり、その様々に楽しめる魅力に惹きつけられ、多くの人々が松ヶ岡を訪れています。
鎌倉時代(1251年)に道元禅師の弟子である了然禅師によって開かれたと伝えられ、庭園が国の文化財名勝にも指定されている「玉川寺」。
出羽三山の麓にあり、御本尊は聖観世音菩薩で、荘内平和観音三十三霊場の第十七番札所となっています。
庭園は1450年代の作庭の後、1650年代の改修を経て今に伝えられています。
自然豊かなその庭園は、四季折々の花々が非常に綺麗で多くの人々に人気なんです。
別名「花の寺」や「九輪草の寺」とも呼ばれており、季節によって桜やツツジ、カエデ、九輪草などが咲き誇ります。
自然の山から流れ落ちる滝を配し、大きな池を中心として広がる池泉廻遊式蓬莱庭園は目に美しく、稀に見る名園でもあります。
こちらでは縁側に座って庭園を眺めながら、抹茶とお菓子をいただけます。
訪れた際はぜひ頼んでみてください。
日常の喧騒から隔てられた、静かで安らかな雰囲気漂うお庭。
美味しいお茶と美しい景色にきっと癒されますよ♪
敷地内には、玉川出身であり出羽海部屋の創始者でもある、出羽海金蔵の顕彰碑も建てられています。
山形と言えば、冬山、そして蔵王!蔵王と言えば樹氷ですよね。
木々に張り付いた雪が不思議な様相を醸し、木々が立ち並ぶ中を突き進むロープウェイはいかがですか。
こちらのロープウェイは蔵王山麓駅から樹氷高原駅を経由し、地蔵山頂駅までを約17分でつなぎ、雄大な景色を一望できます。
中でも、樹氷高原駅と地蔵山頂駅を結ぶ山頂線では、複式単線自動循環式ゴンドラである通称「フニテル」が採用され、安全で安定した運行を形にしています。
支柱通過時や強風時でも揺れが少ないところが大きな特徴で、山岳登山の先進地であるヨーロッパで主流機種として数多く導入された実績を誇るなど、山岳地の厳しい気象状況に適した作りとなっています。
この「フニテル」はバリアフリー機能もある為、車椅子をご利用の方や、段差が気になる方でも乗りやすく安心です。
冬山だけでなく夏季もすがすがしい山形の自然を渡り歩くことが出来ますよ。
紅葉の頃は、真っ赤に染まった山がこの世のものとは思えぬ美しさです。
ペットの同伴は冬期はできませんが、夏期は小型種に限り、ハードケースなどのケージに完全に入れればこども料金で乗車できるので、ペットと共に夏の清々しい景色を楽しめるのもポイントです。
「旧遠藤家住宅」は六十里越街道の要所の田麦俣にある、兜造り多層民家のひとつで、三階建ての木造建築物です。
屋根の妻側から見た姿が武者の兜の形に似ていることから、その多層民家の家々は兜造りと呼ばれています。
当初は寄棟造りでしたが、明治時代になり養蚕が盛んになるにつれて屋根が改造され、妻側は兜造りに、平側には屋根窓が作られ、現在見られるような風格ある建物へと変遷したそうです。
この多層民家とは日本の建築形式のひとつで、豪雪時の出入りをしやすくすることや、山間部で平地が少ないことから編み出されました。
なかでもこの旧遠藤家住宅は、江戸時代後期(1804~1830年)に建てられ、田麦俣を代表する多層民家として、昭和49年には山形県の指定有形文化財にもなっています。
茅葺屋根が特徴のほか、内部は三層構造になっており、居住空間を十分に確保しつつ養蚕や作業用の部屋などもあります。
現在の建物は三階部分を蚕室に利用していた明治10年代当時の姿を復元したものと伝わっています。
特に雪が降る季節には、白い雪が降り積もった兜造りの屋根も美しく、古き良き日本の古民家といった味わい深い風情があります。
外観・内観共に一度は見てほしい建物です。
かつて銀鉱山として栄え、銀鉱夫の湯治場だったことからこの名がついた銀山温泉。
深い山間にある銀山川を挟んで、大正末期から昭和初期に建てられたレトロな木造建築の温泉宿が立ち並ぶことで有名です。
大正時代の洪水を契機に、一挙に再建された銀山温泉の古い町並み。
その町並みは、白銀橋から滝見橋までの約150メートル間を続き、この区間に十軒の温泉旅館のほか、土産物屋やお食事処などがずらりと立ち並んでいます。
それら温泉旅館は、木造でありながらいずれも三、四階建てと結構な高さがあり、高さと同時に、川を挟んで向き合う建物同士の距離の近さも特徴となっています。
こうした特徴的な町並みは、昭和61年に制定された「銀山温泉家並保存条例」によって、今も失われないよう守られています。
戸袋に鏝絵(こてえ)が入れられていたり、屋根付きの玄関や塔屋を備えていたりと、飽きずに眺めることができる情緒ある風景です。
街のガス灯も銀山温泉のノスタルジーな景観を構成するパーツのひとつ。
夜になり優しい橙色の火が灯れば、さらに幻想的で回顧的な雰囲気が漂います。
下駄をはいて石畳を歩けば、気分はもう大正ロマンの世界。
そんな情緒あふれる銀山温泉の散策も素敵ですよ。
銀山温泉の真ん中を流れるのが銀山川です。
その川沿いに設けられた無料の足湯施設が「和楽足湯」!
入口近くにあるので、やっと着いたー、のタイミングで楽しむのにぴったりな足湯です。
誰でも気軽に利用することができるので、温泉街や周囲に広がる渓谷の景色を眺めながら、まずはこの足湯でゆっくりと足先を温めましょう。
源泉なので効果が期待でき、さらには熱めのお湯なので芯からほっこりと温まることができます。
自然の風景を満喫できる日中の利用も良いのですが、周囲がガス灯の明かりに照らされる夜も、情緒があって非常にお勧めです。
また、訪れた人々がゆっくり足湯を楽しめるようにと、ベンチの高さと位置にも工夫が凝らされています。
平成13年6月に完成して以来、風景を眺めたり、会話を楽しみながら過ごす人々の姿が銀山温泉の日常風景となりました。
温泉の源泉を引いたかけ流しの足湯とは何とも贅沢!
旅の疲れを癒しながら、銀山温泉の街並みをゆっくりと眺めることができますよ。
和楽足湯の近くにはお饅頭屋さんや豆腐屋さんがあるので、和楽足湯につかりながらおやつタイムをするのもおすすめです。
そのお店の中の一つ、創業130年の老舗「野川とうふや」。
こちらでは、県産大豆と銀山川から流れる新鮮な水を使った、柔らかくて甘いと評判の立ち食い豆腐や生揚げ、豆腐てん(ところてん豆腐)を購入することができます。
テイクアウト専門店で、立ち食い豆腐を注文すると、プラスチック容器に豆腐を入れ、自家製醤油ダレをかけて渡してくれます。
豆腐は大豆の濃厚な味わいがして、とても柔らかく、箸で持ち上げるのが難しいほど!
生揚げは、揚げたてだと外がサクッ、中はフワッとしたものを頂けるので、なかなか味わえない出来たてを満喫することができます。
朝は7時半から販売を開始し、売り切れ次第閉店になるので、気になった方はお早めにどうぞ。
また、隣で理髪店も経営しているため、髪を切りにきたお客さんがいる時は、豆腐屋さんはお休みになるのだそうです。
銀山温泉の中でもひと際目立つ木造3階建ての宿が「能登屋旅館」。
大正10年に完成し、国の登録文化財にも指定されている、銀山温泉のシンボルともいえるこちらの建物。
二層の望楼と創業者の名が記された大看板が歴史と風格を感じさせます。
玄関から中へと入ると、落ち着いた風情のロビーから始まり、大正時代から変わらぬ姿の飴色の階段は艶が美しく、時の重みを感じさせます。
また、外から見える特徴的な展望部分は談話室になっており、客室は本館・別館でそれぞれ趣の違う部屋になっています。
浴場は、大浴場の内湯のほか、露天風呂と洞窟風呂があり、それぞれ違った趣きで楽しめます。
なお、温泉の泉質は含食塩硫化水素泉で、神経痛や皮膚病、創傷、婦人科疾患、リウマチなどに効能があるので、ゆっくりと湯に浸かり、持病や疲れのある身体を安らげることができます。
食事は山形の郷土料理がずらりと並び、普段口にできない珍しい食材も味わえます。
夜になり部屋に灯りがつくと、さらに荘厳な雰囲気。
正面の朱色の橋がガス灯の灯りに照らされて、まるで「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋のよう。
ここでしか見ることのできない幻想的な風景は一見の価値があります。
銀山川の上流、銀山温泉街から徒歩10分ほどのところにある「白銀公園」。
銀山温泉は江戸初期に大銀山として名を知られた延沢銀山のあった地で、その銀坑洞と銀山川の周囲を含めた自然公園一帯が白銀公園となっています。
公園の入り口に「白銀の滝」と呼ばれる、22メートルの絶壁から流れ落ちる2本の滝があり、対岸の展望台からは滝が水しぶきをあげる雄大な景色を眺められます。
その滝から渓流沿いに歩いていくと、せとこい橋や洗心峡の籟音(らいおん)の滝、河鹿橋、長蛇渓、おもかげ園、夏知らず杭などがあり、徒歩で約一時間の散策路が整備されています。
滝の周辺には他にも散策コースが設けられており、滝の不動尊や文化庁史跡に指定されている延沢銀山遺跡廃坑洞などを見学することができます。
廃坑洞も他と同様に自由に入洞でき、薄暗く幻想的な岩肌が臨む坑洞の中にひんやりとした空気が漂うそこは、怪しくも別世界のよう。
また一味違う銀山温泉の魅力を味わうことができるスポットです。
廃坑洞を抜けて山を降り、温泉街の裏手を進むと、そこには山の神神社もあります。
子宝安産、夫婦円満の神様として知られていますので、足を伸ばして祈願していくのもお勧めです。
散策で汗をかいたあとは温泉に浸かってさっぱりしたいもの。
「しろがね湯」は銀山温泉の共同浴場のひとつです。
風情ある温泉街を歩き、観光案内所を過ぎた先の白銀橋の近くにあります。
2001年にリニューアルしたという建物は、建築家の隈研吾氏の設計で2階建ての三角形というユニークな造り。
黒色のモダンな外観デザインで、ノスタルジックな銀山温泉の景観とマッチした木の格子もおしゃれです。
肝心のお湯の泉質はというと、硫酸塩泉や高温泉で、効能としては消化器病や神経痛、皮膚病、動脈硬化、冷え性などに効果があるそうです。
少し熱めの源泉かけ流しのお湯で、4~5人程が入れるサイズの浴槽に肩まで浸かると、ほっと息が漏れてきます。
間接照明を取り入れた内装も共同浴場とは思えないほど素敵な雰囲気。
1階と2階にそれぞれある浴場は、男女が日替わりで入れ替わるそうで、特に大き目の窓ガラスから光が差し込む2階が人気です。
また、17時までの営業で、それ以降は地元民だけの入浴が許可されているとのことです。
気になった方は、早目の時間帯に入りに行きましょう!
また、銀山温泉の共同浴場は、しろがね湯の他にもかじか湯やおもかげ湯などがありますので、そちらも合わせて巡っても楽しいかもしれませんね。
異国情緒あふれるこちらの煉瓦造りの建物は、国の重要文化財でもあり、無料公開が嬉しい旧県庁舎及び県会議事堂です。
現在は文翔館という名前で呼ばれ、正式名称でもある山形県郷土館として活躍しています。
英国近世復興様式である創建当初の姿を現在に伝えるだけでなく、内部には山形県の歴史や生活に関する展示コーナーや、復元工事の様子を見ることができる映像ホール、ギャラリーなどがあります。無料ガイドが常駐する中、様々な展示を見て回ることができ、中でも明治から現在までを五つの時代に区分し、各時代の山形県の暮らしの様子を説明した「記念碑の回廊」は大変興味深い展示となっています。
山形県の一級河川である最上川を詳しく紹介する「最上川は語る」も、県の歴史や文化に詳しくなれること間違いなしの展示です。
大正5年に大火消失からの復興で建てられた大変歴史ある建物は、内部も素敵。
大正浪漫溢れる山形の遺構なのです。
映画のロケ地に使われるほか、時々コンサートも開かれているんですよ。
また、赤煉瓦と白い石畳のコントラストが美しい中庭を散策するのも、雰囲気があってお勧めです。
出羽三山を筆頭に山形の観光スポットをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。昔からの建物を残す施設や伝統芸能、美しい寺院など、どれも素敵なスポットばかり。ぜひ次回の旅の参考にしてくださいね♪
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