奥飛騨温泉郷・福地温泉でみつけた古民家再生の旅館3選！大自然と趣のある囲炉裏が魅力！

江戸晩期に建てられた古民家を再生して造られた「山里のいおり　草円」。大きな門をくぐりまず目に入るのが、母屋である「煙香庵」です。飛騨の国、清見村大原にあった旧二村家を移築したという切妻入りの大型民家は、国の有形文化財にも登録されています。

ロビーである土間には囲炉裏端があり、訪れる人を温かく迎えてくれます。お座敷には鴨居のステンドグラスやガラスのペンダントライトなど、レトロモダンな調度品の数々が。ノスタルジーな雰囲気がさらに旅情をそそります。

新潟から移築したという豪農屋敷を再生した「木庵」。太い梁と珪藻土の壁の客室は、重厚感があり落ち着いた雰囲気。窓からは北アルプスの雄大な山峰や平湯川のせせらぎを眺めることができます。

温泉は、自家源泉かけ流し。半露天風呂の「福の湯」では、木造クレ葺きの湯小屋から四季折々の景観を臨むことができます。この他にも趣の違う3つの貸切風呂があり、奥飛騨の自然を眺めながら、水入らずで入浴を楽しむことができますよ。

山里の小さな集落をイメージした「いろりの宿　かつら木の郷」。築150年を超える庄屋屋敷を改築した母屋を中心に、古民家や蔵造りの離れが点在するお宿です。すべてのお部屋には囲炉裏が設置されており、昔ながらの奥飛騨の風景を感じることができます。

敷地内に湧く2種類の源泉を楽しめるのもこの宿の魅力。男女それぞれの露天風呂をはじめ、8つの湯船があり、チェックアウトまで好きな時間に楽しむことができます。

個室の食事処にももちろん囲炉裏があり、朝夕ともに焼き物を中心とした献立が並びます。岩魚や飛騨牛、朴葉味噌など飛騨の名産を焼き立てで頂くことができますよ。

築120年の豪農屋敷を移築した「湯元　長座」。高い天井が開放的なロビーには、蔵の扉を再生したというテーブルや、古木の椅子など飛騨らしい調度品が並びます。

4つの源泉を持つ湯元　長座。大浴場をはじめ、館内には趣の違う浴室が8つあります。なかでもおすすめは、長座の玄関から小路をぬけたところにある「かわらの湯」。森の中にひっそりと建つ半露天風呂からは、平湯川の流れと奥飛騨の景色を臨むことが出来、秘湯気分を味わうことができますよ。

宿の中には至るところにお休み処が設けてあり、湯上りのひと時を過ごすことができます。趣のある古民家で、奥飛騨の景色に癒されながら、冷たい飲み物で湯冷まししてみてはいかが？

奥飛騨温泉郷・福地温泉のおすすめ宿を3つご紹介しました。奥飛騨の自然に溶け込む古民家の宿。風情のある温泉や囲炉裏料理もお楽しみのひとつです。みなさんも福地温泉の古民家宿でゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがですか？