金子みすゞが育った故郷の仙崎をめぐり癒される旅！ほっこり温かい気持ちに♪

1903年、山口県大津郡先崎村に生まれた金子みすゞは、26歳で死去するまでたくさんの詩を作ったと言われています。優しい気持ちがあふれる詩をたくさん書き、読む人を温かい気持ちにしてくれることから、心の教育にいいとされ小学校の教科書などでも使われています。

テレビ番組でも歌われているこちらの詩は「みんなちがってみんないい」というフレーズが有名ですね。他に東日本大震災の時にも「こだまでしょうか」という詩が放送され、人々の不安な気持ちを癒してくれました。

JR仙崎駅から北方向へ1キロほどの通りには、金子みすゞの詩があちらこちらにあり、街の雰囲気を感じながら詩の世界を楽しむことができます。途中、木片で作られた大きなモザイクアートも見ることができますよ。数か所あるモザイクアートの中には、かまぼこ板で作られているものもあるとか。

街を歩いていると、このように詩が書かれた様々なデザインの板が軒下に掛けられています。散策しながら札を見つけ、足を止めてゆっくりと詩の世界に浸り、どんな詩が一番心に響くかを話すのもいいですね。

みすゞの生誕100年目の2003年に生家跡に開館した「金子みすゞ記念館」は、みすゞが20歳前後まで生活していた場所。当時の部屋の様子や着物、作品が展示されたコーナーや、音と光が作り出すみすゞワールドを体感できるコーナーがあります。

写真左にある机がみすゞの作業場。ここでたくさんの詩が生まれました。記念館ではみすゞの生い立ちや作品を見ることができます。詩を読んでいくうちにとても温かく優しい気持ちになれますよ。

日本の渚100選に選ばれた、青い海がとてもきれいなことから名付けられた青海島を1時間前後かけて遊覧します。カラフルなイルカの絵がキュートな「レインボウ号」に乗り、ハイテンションで観光しましょう。

洞門や奇岩のエリアなど、狭い場所も通りながら、波が作り出した不思議な地形を見ることができます。ダイナミックな景色に感動すること間違いなし！夕方からは海に沈む夕日や漁火など、昼間とは違う幻想的な風景も見ることができます。

店内には大きな生け簀があり、注文されてから引き上げられ、新鮮なうちに海鮮料理を堪能できるのが魅力です。イカの女王と呼ばれるケンサキイカがこちらではおすすめです。目の前でさばいてくれるのも観光客には嬉しいパフォーマンスですよね。

仙崎イカと呼ばれる、一杯一杯釣り上げられたというケンサキイカの中でも貴重なイカをぜひ食べてみてください。身の柔らかさと透明感、そして味の濃さは他ではなかなか味わうことができませんよ。

金子みすゞの故郷の仙崎を楽しむスポットをご紹介しました。心が癒され、お腹も満たされ、素敵な思い出作りができそうですよ。ぜひ足を運んでみてください。