呼子の歴史を感じられるおすすめスポット2選！観光がてらに♪

佐賀県唐津市にある名護屋城博物館。常設展示室のほかに、企画展示室やミニシアターや図書閲覧室ビデオコーナーがあります。500名収容できるホールでは、講演会やイベントを行うことも可能です。図禄や研究紀要も購入できますので、歴史の勉強のお供にいかがですか。

日本列島と朝鮮半島の交流の歴史についての資料が常設展示されています。無料で貸出ししてくれるタブレットを使いながら、常設展示品についての説明を楽しみながら学ぶことができるのでおすすめですよ。

豊臣秀吉が、朝鮮出兵の際に拠点とするために築かれた名護屋城。わずか5か月という短い期間で築かれた当時の技術には驚きです。その当時の城下町には約20万人の人が住んでいたと言われています。

日本最大規模の城郭関係遺跡といわれる名護屋城博物館。名護屋城の面積は、約17ヘクタールもあるといわれ、上空から見るとその大きさには圧巻です。当時は大阪城に続く大きさのお城と言われていたそうですよ。

肥前名護屋城図屏風に描かれたものを再現して作られた安宅船と亀甲船。10分の1の大きさに見事に復元されていますので、じっくりご覧ください。日本と朝鮮の両国の軍船に、当時の戦争の様子がよみがえってきます。

江戸時代から明治時代にかけて8代にわたり、捕鯨業を行っていた中尾家屋敷。佐賀県の重要文化財にも指定されているのですよ。コンサートや楽しいイベントも開催されますので足を運んでみてください。

九州で最も古いとされる町屋建築。天井の一番高いところは高さ9メートル以上もあるそうです。35センチもある大黒柱や松材の重厚感やこだわりから当時の財力がどれほどすごかったかを想像できちゃいます。座敷の杉戸絵や釘隠しなど細部まで美しい屋敷をじっくりご覧ください。

当時は鯨一頭で約2000万円の収入があったことからも、当時の中尾家の財力が想像できますね。漁で使われていた剣のレプリカを触ることもできますよ。ふんどし1枚で玄界灘に向かう姿に当時の漁の力強さを感じることができます。鯨組の石碑もお見逃しなく。

2階の勘定場からは、呼子港の美しい海を眺めることができます。当時、加部島小浜には、鯨の解体場があったようです。その場で目をつぶれば、活気のあった鯨漁の雰囲気を感じられそうですね。

中尾家屋敷で開催される雛祭りには、大正時代の御雛や箱雛などが展示されます。小川島で古くから伝わるおきあげ雛の美しさにうっとり見惚れてしまうかもしれません。鯨にまつわる郷土玩具や鯨グッズも必見です。

呼子には素敵な歴史スポットがあるのですね。当時の歴史を感じることのできる楽しい旅をどうぞご満喫ください。