長野県飯山市でおすすめのビュースポット3選

飯山市の瑞穂地区福島にある福島棚田の里は、「日本棚田百選」に選ばれた棚田が広がる田園地帯。棚田とは山や谷の斜面に作られた水田のことです。傾斜に対して水平に作られているので、水田が階段のように連なっているのが特徴です。

どこか懐かしさを感じさせる福島棚田の里の風景。棚田の一番高い場所からは、広がる棚田と飯山市を見下ろすことができます。四季に応じて変わる美しい景色を眺望できますよ。

高源院は曹洞宗のお寺。かつて長野県にあった尾崎城の城主を開基として、1400年に開山しました。2000年には開山600年を迎えています。元は1295年に開かれた真言密教のお寺を前身としているのだそう。

長い歴史を誇る高源院は「あじさい寺」としても知られています。初夏には杉並木にあじさいの花が咲き誇ります。その数は1万本以上ともいわれているんですよ。

高源院のあじさいは、住職のお母さんが20年近い歳月をかけて少しずつ植えたのだそう。今も毎年20株ほどが新しく植えられています。植えられているあじさいは20種ほど。

お寺では「高原荘」という民宿も営んでいます。周辺には戸狩温泉スキー場があり、温泉やスキーを楽しんだ後に一泊するのもいいかもしれませんね。

千曲川が流れるそばにある菜の花公園。童謡「おぼろ月夜」にうたわれる菜の花畠は、飯山市の菜の花ではないかといわれています。どこか懐かしい、日本の原風景のような景色が一面に広がっているんですよ。

菜の花の見ごろは年によって変わりますが、概ね4月下旬から5月上旬にかけて。桜が満開の時期と重なると、黄色の絨毯と桜色の花びらのコラボレーションが見られますよ。

菜の花公園は小高い丘の中腹に位置しており、千曲川を見下ろす美しい風景もおすすめなんです。千曲川の向こう側に見えるのは関田山脈です。

毎年5月のゴールデンウィーク期間中には菜の花祭りが開催されています。コンサートや餅つき大会など盛りだくさんのイベントが楽しめます。また地元の特産品や農作物を扱うお店も立ち並びますよ。

長野県飯山市の絶景スポットを紹介しました。自然あふれる長野県飯山市ならではのビュースポットばかりでしたね。飯山市を訪れたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。