- 住所:
- 臼杵市大字臼杵100-2
- 営業時間:
- 09:00~18:00
- 電話番号:
- 0972-63-1715
- アクセス:
- 臼杵駅から徒歩約11分
- 休館日:
- なし
南蛮交易で栄えた臼杵市。臼杵城の城下町でもあったこの町には、古い歴史を感じることができる建造物や施設がたくさんあります。今回はそんな臼杵市の散策におすすめのコースをご紹介します。
臼杵市観光交流プラザは、臼杵市に訪れた観光客が情報を求めてやってくる施設。館内には総合観光案内所や観光情報案内コーナーがあり、おすすめの観光スポットや観光コースを紹介してもらえます。また、物産品の紹介コーナーもあるので、お土産品の下見にもおすすめですよ。
施設内の展示スペースやホールでは定期的にイベントが開催されています。フェイスブックなどでイベント情報が公開されているので、訪れる前にチェックしてみてくださいね。2階には屋外テラスやギャラリーもありますよ。
現在、市民の憩いの場所として親しまれている臼杵公園は、キリシタン大名として知られる大友宗麟が1556年丹生島に築いた臼杵城の城跡を利用した公園です。そのため公園内には歴史を感じさせるものが多く残されています。
園内には約1000本のサクラが植えられていて、春になると見事な姿を見せます。夜にはライトアップされるので、市民だけでなく観光客も訪れるお花見スポットです。
稲葉家下屋敷は臼杵の旧藩主・稲葉家の屋敷を公開している施設です。約3500平方メートルもある敷地と庭園では当時の雰囲気を感じることが出来ます。敷地内にある奥座敷は書院造りで出来ていて、格式の高い屋敷。
こちらの施設にはカフェが併設されていて、和菓子や抹茶などを食べながら見事な庭園を観賞することができます。またメニューは季節限定のものやスイーツ、軽食などもあるので、観光の合間のランチにも最適ですよ。
一見普通に見えるこちらの白壁の蔵は、1860年に創業した造り酒屋である「一の井手久家本店」が昔使っていた貯蔵庫。普通の蔵と違うのは側面に見える青い装飾です。こちらはポルトガルの伝統的な装飾タイルで作る壁画アズレージョというもの。
南蛮交易で栄えた臼杵らしい装飾ですよね。このアズレージョは内部にもほどこされていて、タイルで作ったとは思えないような繊細な絵が描かれています。しかし以前は取り壊されてしまいそうになったことも。取り壊しの話を聞いた臼杵デザイン会議の有志たちが改修し、今では南蛮資料館として保存されています。
昔、現在の八坂神社である祇園社があり、その仁王門があったことから二王座と呼ばれるようになったこの地域には、城下町の面影を残す武家屋敷跡や白壁の土蔵、また宗派が違う寺院などが並んでいて、昔の風情を感じることができます。
ホキ石仏第一群・ホキ石仏第二群・山王山石仏・古園石仏の4種類の石仏と、その他にもたくさんの石仏がある臼杵石仏。それぞれのスポットは石仏が作られた年代も仏像の数も違いますが、岩を少しずつ削ってつくられた仏像はその信仰の心が感じられます。
ホキ石仏第一群は平安時代から鎌倉時代にかけてつくられた石仏が並ぶスポット。4つの龕からなっていて、20体以上の石仏があります。それぞれの作りや顔の違いなどを感じながら、参拝して見て下さいね。
臼杵の歴史や文化を知ることができる散策コースをご紹介しました。どのスポットも臼杵らしい場所ばかりでしたね。大分に行かれる際にはぜひ臼杵の歴史を感じてみてくださいね。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆