カタールはアラビア半島にある中東の国。国土の大部分が砂漠で、首都のドーハは高温多湿の気候です。ここではそんなカタールの気候と服装について紹介したいと思います。
カタールはアラビア半島にある国で、ペルシア湾に面しています。南はサウジアラビアと国境を接し、ペルシア湾を挟んでバーレーン、イラン、アラブ首長国連邦に向かい合っています。首都はドーハ。
国土の大部分は砂漠で、高い山や河川もありません。降水量が非常に少なく、かんがいを利用した農業が営まれています。
国土のほとんどが砂漠に覆われているカタールは、一年を通じて高温多湿です。夏季と冬季の2つのシーズンに分かれていて、5月~10月の夏季は平均気温が35℃。7~8月が最も暑く、50℃近くまで気温が上がることがあります。
一方、12月~4月の冬季は気温が20℃まで下がり、過ごしやすくなります。この時期には雨がわずかに降ることがあります。それでもカタールは非常に降水量が少なく、雨が降るには一年で10日ほど、年間降水量は75mLです。
カタールは三方を海に囲まれているため、湿度がとても高くなります。1日の気温差が大きいため湿度の変化も大きく、明け方の湿度が100%になることも。そのため、明け方に霧が発生することもあります。
砂漠気候の特徴のひとつ、砂嵐は3月~7月に頻繁に起こります。時には辺りが見えなくなるほど、砂が舞うことがあるので、車の運転は要注意です。
イスラム教徒であるカタールの人たちは、男女とも伝統的な服を身に着けています。男性はディスダーシャという白くて長いシャッツドレス、白と赤の格子模様か白いかぶり物を身に着けていることが多いようです。今日ではビジネススーツなど普通の服装をしている男性も多くいます。
女性は、全身を覆うアバヤと呼ばれる黒いドレス、頭にはヒジャブと呼ばれるスカーフをかぶり髪の毛を隠します。
外国人は服装も飲酒も自由です。しかし、現地のマナーにしたがってできるだけ肌を露出しない服装を心がけましょう。特に女性は、ノースリーブ、極端にタイトなパンツ、短いスカートなどは控えましょう。
暑い国なので、風通しのよい綿製品の服が快適です。また日差しが強いので、肌を守るためには半袖より長袖のほうがおすすめです。1日の寒暖差が激しく、またショッピングモールやレストランは冷房が効いているのでカーディガンやジャケットなどがあるといいでしょう。
そのほか、サングラスや帽子も必携。ビーチで遊ぶ予定のある方はサンダルやビーチウエアもあるといいでしょう。
カタールは、日本では首都「ドーハ」のほうが知られているかもしれませんね。まだまだ、日本から訪れる人は少ないのですが、治安もよく中東の雰囲気をたっぷりと味わえる国のひとつです。機会があったらぜひ訪れてみてください。
いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!
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