リヒテンシュタイン基本情報 【気候・服装編】

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リヒテンシュタインは西ヨーロッパの小国です。緑に囲まれた自然豊かな国で、夏場には多くの旅行者がハイキングにやって来ます。ここではそんなリヒテンシュタインの気候や訪れる際の服装などについて紹介しましょう。

リヒテンシュタインとは

リヒテンシュタインは西ヨーロッパの中央部に位置し、ライン川上流部の右岸に広がる公国です。スイスとオーストリアに挟まれた内陸の国で、世界で6番目に小さく、大きさはちょうど日本の小豆島くらいです。

国土の大部分はアルプス山脈の山地で、西部はライン川の谷となっています。平均標高は500mで、南下するほど標高が増し、最高はグラウシュピッツ山の2599mです。

リヒテンシュタインの見所

ハイジの里

リヒテンシュタイン東部、スイスとの国境近くには「アルプスの少女ハイジ」の舞台になった場所があります。ハイジの山小屋、ハイジの泉、ハイジのホテルなどがあり、ハイキングコースを歩くことができます。

首都ファドゥーツ

また首都ファドゥーツの観光スポットは、ファドゥーツ城(リヒテンシュタイン家の居城)、ファドゥーツ大聖堂、リヒテンシュタイン国立博物館、切手で有名な郵便博物館などがあります。

リヒテンシュタインの気候

リヒテンシュタインは標高が高く山に囲まれているため、山岳気候に属します。温暖な気候で、ヨーロッパの中では雨の多い地域となっています。年間降水量は1000~1200mmに達します。

リヒテンシュタインの夏(6~9月)

夏場の最高気温は20~24℃くらいです。最も暑い8月でも最高気温は24℃。最低気温は11℃~14℃で、夜になると冷え込みます。特に夏場は雨が多く降ります。

夏の服装

日本の春・秋のようは服装がいいでしょう。日中は長袖Tシャツ・長袖ジャケットで、朝夕は冷え込むのでセーターなど上着があるといいでしょう。また雨が多いので、レインコートなど雨具が必要です。

リヒテンシュタインの冬(10~5月)

10月に入ると気温が急激に下がり、最高気温は10℃以下になります。最も寒い1月の最高気温は4℃。時にはマイナスになることもあります。

冬の服装

この時期は本格的な防寒具が必要。ダウンジャケットなど厚手のジャケットのほか、マフラー、手袋厚手の靴下があるといいでしょう。室内は暑いほどなので、脱ぎ着が簡単な服装が便利です。

リヒテンシュタインのベストシーズン

リヒテンシュタインのベストシーズンは、5月中旬から10月です。特に6月~9月は人気の観光シーズンで、多くの人がハイキングを楽しみます。

最後に

リヒテンシュタインは地形の変化に富んだ美しい国で、点在する村々をハイキングをしながら訪ねるのが観光のポイントになります。リヒテンシュタインには空港がないので、スイスのチューリッヒ空港を利用するか、オーストリアやドイツから鉄道で入ることもできます。

MINK

いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!

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