アンゴラ基本情報 【治安・情勢編】

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アンゴラはアフリカの南西部にある国です。長い内戦が終わり復興に力を入れていて、観光客も少しずつ増加しています。ここではアンゴラの治安と安全を守るために心がけたいことなどをまとめてみました。

アンゴラの情勢

アンゴラは旧ポルトガル植民地。1961年から1975年までアンゴラ独立戦争があり、その後2002年まで27年間にわたる内戦が続きました。内戦中に埋められた600万~700万個(1000万個という推計もあり)の地雷が地中に残されています。また内戦中に地方から多くの人が都市に避難し、内戦後もそのまま都市に住み続けスラム街を形成しています。

アンゴラは自然豊かな国ですが、課題も多くあります。

アンゴラの治安

アンゴラの都市部では貧困を理由とした強盗や窃盗などが多く発生しています。また、アンゴラは人口の3分の1が小型武器を持っていると言われ、銃を使った犯罪も増加しているようです。日中、人通りの多いところでも強盗が起こっているので十分気を付けてください。

できるだけ外を歩かない

アンゴラの都市部では白昼でもスリやひったくりが起こります。目立つ服装は避け、できるだけ貴重品は身に着けないなど注意が必要です。また、近距離でも歩かず、できるだけ車を利用するようにしましょう。できるだけ現地の事情に詳しい人と行動することをおすすめします。

必要があって街を歩くときは、できるだけ警備員や警官の目が届く範囲にいましょう。もちろん、夜間の外出や女性の一人歩きは控えましょう。

車での注意

車に乗ったら素早くロックしましょう。車の外から話しかけられても、警官以外は窓を開けて話すことなどしないように。特に車の乗り降りの際にドアの隙間に物を差し込まれ、強盗に襲われることが多いので、辺りをよく見てから乗り降りしましょう。

危険地帯や郊外、夜間の外出は車であってもできるだけ控えましょう。運転中は車の外から中が見えないようにし、車から離れる時は車の中に貴重品を残さないようにしましょう。

むやみに写真を撮らない

旅に出たら美しい風景や街の様子を写真に撮りたいですね。でも、アンゴラでは空港,政府機関,軍事施設,港湾施設等は撮影禁止となっています。知らずに写真を撮ると罰金だけではなく、拘束・逮捕されることがあるので注意が必要です。特に言葉がわからない海外では拘束されたら大変です。観光客にはどのような建物が撮影禁止なのかわからない場合が多いので、写真撮影はできるだけ控えたほうがよさそうです。

デモに注意しよう

ルアンダでは時々デモが行われます。デモが暴徒化する危険性もあるので、デモに遭遇したらできるだけ速やかにその場から離れましょう。くれぐれも興味本位で見に行くことのないように。

最後に

いろいろネガティブなことを書きましたが、アンゴラの治安はアフリカの他の国の治安とあまり変わりありません。アフリカを旅する時は、身の回りの安全に十分注意し楽しい旅にしてください。

MINK

いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!

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