カメルーンはアフリカの中部にあり、恵まれた自然と多彩な文化が特徴です。アフリカの国の中でも見どころが多く、多くの観光客が訪れます。ここではそんなカメルーンの気候や訪れる際の服装について紹介しましょう。
カメルーンはアフリカの中部にあり、文化の十字路と呼ばれています。アフリカの全てが凝縮されていると言われ、地形や文化が多岐にわたり多くの見所があります。
北部には世界一の奇観とも言われるルムシキの景観やガルア周辺にはイスラムの王侯貴族の儀式や祭りが見られます。また南部では4000m級の活火山カメルーン山やナイジェリアとの国境に広がるコラップ国立公園の景観、そして広大な熱帯雨林が広がる南東部には動物保護区があります。
またアフリカン・アートも充実していて、仮面や木彫りの人形などアフリカらしい芸術作品に出逢うことができます。アフリカ文化がぎゅっと詰まったカメルーンは、一度は訪れてみたい国の一つですね。
カメルーンは国土のほとんどが熱帯気候に属します。沿岸地域と南部は高温湿潤な熱帯雨林気候、中部はサバナ気候、北部は高温乾燥のステップ気候となっています。
南部及び大西洋沿岸地域は熱帯雨林気候で1月~2月に弱い乾季がある他は、一年のほとんどが雨季。年間降水量が4000ミリメートルを超え、世界的な多雨地域として有名です。
首都ヤウンデがある中部はサバナ気候で、8月~10月にかけての雨季と、11月~翌年3月、6月~8月の年2回の乾季があります。年平均気温は23℃、平均湿度は80%くらいです。年間降水量は1500ミリを超えます。
サハラ砂漠に近い北部は、最高気温が平均で35℃と一年を通じて暑く、乾燥しています。また北部のチャド湖付近は高温乾燥のステップ気候となっています。
カメルーン南部は世界でも有数の雨の多い地域で、雨季(3月~10月)は大変な大雨となります。首都ヤウンデを訪れるのなら、雨が少ない乾期の12月~2月がベストシーズンです。
カメルーンは訪れる場所によって、乾期と雨期が異なります。雨具は忘れずに持って行きましょう。一年を通じて半袖で過ごせますが、日中と朝晩との寒暖差があるためジャケットなどを持参するといいでしょう。
日差しがたいへん強いので、日焼け止めやサングラス、帽子は必携。夕方以降は蚊が多くなるため、虫よけのため長袖・長ズボンがおすすめです。
カメルーンは「ミニ・アフリカ」とも言われ、アフリカの魅力がぎゅっと詰まった素晴らしい国です。国内最大の都市であるドゥアラには高級ホテルやレストランもあり、快適に過ごすことができるでしょう。また手つかずの自然が残るジャー動物保護区もぜひ訪れてほしい観光スポット。カメルーンの旅を楽しんでください!
いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!
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