野沢温泉で楽しみたい人気の観光スポット6選

麻釜（おがま）は、30あまりある野沢温泉の源泉の中で最も大きく、野沢温泉の中心となっています。かつては麻をここで煮て皮を裂きやすくしていたことから、その名が付いたとか。今では、地元の人が野菜や野沢菜、玉子などを茹でながら交流する場となっていて、観光名所としても知られています。

源泉は90度以上もあり、ここで煮た野沢菜はとてもおいしいとのこと。ぜひ、お試ください！

大釜は歴史のある温泉です。

ミニ温泉広場「湯らり」は、麻釜の近くに2005年にオープンした温泉広場です。気軽に利用できる足湯があり、お湯につかりながら妙高山の眺望を満喫できると観光客に人気を呼んでいます。また、足裏を刺激しながら歩ける歩行浴ができる足湯は、旅の疲れを取ることができます。ミニ麻釜があり、近くの売店で玉子を買って温泉卵を作ることもできますよ！

湯澤神社は野沢温泉の鎮守として、地元の人に親しまれています。うっそうとした老杉の林立の中に、簡素ながら品のある本殿があります。周辺は樹齢1000年を超す巨欅や松尾芭蕉句碑などの石碑があります。落ち着いた雰囲気の神社で、温泉旅行の合間にゆっくりと訪れてみてください。

毎年9月8～9日の例祭は、花灯籠・灯籠行列が華やかに行われ、夜には花火が打ちあがります。

薬王山懸命寺は大湯前の坂を登ったところにある曹洞宗の古刹です。天正12年（1584年）の創建で、聖徳太子作と伝えられている薬師如来像を本尊として祀っています。山門、薬師堂、庫裏、鐘桜などが並び、凛とした佇まいの懸命寺は湯沢温泉に来たらぜひとも訪れてほしいスポット。

懸命寺は野沢菜発祥の地としても知られています。八代住職が京都から持ち帰った蕪の種が異常に伸びて、野沢菜になったという説がありますよ。

野沢温泉のシンボルでもある大湯は、温泉街の中心にあります。江戸時代に建てられたという風情ある建物が目印。江戸時代から湯仲間という制度によって守られてきた外湯のひとつで、温泉は天然温泉100％かけ流しです。地元の人も毎日使うという温泉は清潔で、旅行者も気軽に利用することができます。

野沢温泉では、あちらこちらで温泉を楽しむことができます。

「春が来た」「故郷」「朧月夜」などを作詞した、文学者である高野辰之博士の業績を称えた記念館です。1990年にオープンし、高野辰之博士に関する資料が展示されています。周辺は菜の花広場として整備され、四季折々の草花を楽しめる憩いの場。ミュージアムショップや喫茶コーナーもあり、ゆったりとくつろぐことができます。

特別展、企画展、コンサートなども随時開催されているので、ぜひ見学してくださいね！

館内のステンドグラスもとてもきれいです。

野沢温泉は、温泉以外にも観光スポットがいくつもあります。野沢温泉を訪れた際には、周辺の観光スポットやグルメスポットなど、いろいろ楽しんでくださいね！この記事を参考に、野沢温泉ですてきな旅の思い出を作ってください！