ケイマン諸島基本情報 【気候・服装編】

ケイマン諸島はカリブ海に浮かぶ島。北にキューバ、東にジャマイカがあります。イギリスの海外領土で、グランドケイマン島、ケイマンブラック島、リトルケイマン島の3島から成っています。首都はジョージタウンです。

ケイマン諸島は16世紀にコロンブスが訪れ、ヨーロッパに知られるようになりました。当時はワニが多く生息していて、地元の言葉でワニを意味する「ケイマナス」と呼ばれ、後にケイマンと呼ばれるようになったそうです。

ケイマン諸島は古くからスキューバダイビングのメッカとして知られていて、欧米から多くのダイバーが訪れています。

ケイマン諸島は熱帯海洋性気候に属し、5～11月の雨季と乾季の12～4月に分かれます。雨季は気温が30℃を超え、蒸し暑い日が続きます。乾季は湿度が低くなり過ごしやすい気候に。ケイマン諸島を訪れるなら、この時期がおすすめ。特に２～３月は雨量が最も少なくベストシーズンと言えるでしょう。

カリブ海では8～10月にハリケーンが多く発生し、時には大きな被害をもたらします。

ケイマン諸島には島が３つありますが、どの島も気候には差がありません。またどの島も平坦なので、地域によって気候が大きく変わることもありません。

ケイマン諸島はダイビングのメッカとして知られ、多くの人が訪れます。一年を通じてダイビングを楽しむことができますが、5～11月の雨季は透明度が悪くなります。11～3月にかけて北西風の影響で、潜れなくなるポイントがあります。

ダイビングのベストシーズンは透明度がよくなる乾季の8～11月。ただし、ハリケーンに注意してください。水温は20～27度で、3ｍｍのウェットスーツで十分です。

ケイマン諸島は一年を通じて暑く、夏服で過ごすことができます。日差しが非常に強いので、サングラスや帽子、日焼け止めは必携。風通しのよい薄手の長袖があると、日焼け防止にもなります。風が吹いたり雨が降ったりすると、朝夕気温が下がることがあるので、薄手の上着があるといいでしょう。

ケイマンはリゾート地で、おしゃれなレストランがいくつもあります。ドレスコードがあるレストランもあるので、夜はTPOをわきまえた服装を。男性は長袖のズボンやポロシャツなど襟付きの服があるといいでしょう。ビーチサンダルで入れないバーもあるので、訪れる予定のある人は注意してください。

ケイマン諸島はダイビングのメッカとして知られているほか、ロッククライミングも盛ん。アウトドアで楽しんだ後は、おしゃれなリゾートホテルでゆっくり過ごしましょう。美しいビーチでリラックスするなど、ケイマンの旅を楽しんでください。