イタリア国内の中北部に位置するサンマリノは、周囲をイタリアに囲まれた世界で5番目に小さな独立国家。現存する最古の共和国です。年間300万人以上の観光客が訪れ、国で発行しているコインや切手が特に人気。今回はサンマリノを訪問する際の参考に、現地の気候や服装についてご紹介します。
サンマリノはイタリア国内の中北部の山岳地帯に位置し、入国する場合はイタリアのリミニ駅から1時間に1本運行している直通のバスを利用します。リミニ駅からサンマリノまでの所要時間は約60分です。
国土は標高749mのティターノ山を中心に広がっています。共和国として成立したのが西暦301年で、日本ではまだ古墳時代。首都は国名と同じサンマリノ市。国の面積は山手線の内側と同じくらいで、緯度は北海道の網走市とほぼ同じです。
アドリア海に近く、地中海性気候で年間平均気温は16℃。四季があって年間を通じて温暖な気候です。観光大国でもあるサンマリノは1年中観光客が訪れていますが、特に5月~10月にかけては観光のベストシーズン。寒くても大丈夫、という方なら比較的空いている冬がおすすめですよ。
春は最低気温が10℃位から日中の最高気温は20℃前後ぐらい。夏は好天の日が多く、気温は7月と8月には最高気温が30℃近くまで気温が上昇することも。また、5月から8月にかけては日没時間が夜の8時以降と昼の時間が長くなります。
秋は春と同じくらいの気温で日中は20℃前後で、最低気温が10℃位まで下がります。そして9月から12月にかけては雨も多くなります。冬になると乾燥し、最も寒い1月には最低気温がマイナスになることも。
サンマリノでの服装は、坂道が多く、とにかく歩くので動きやすい服装で。また、ティターノ山の要塞は風が強いので、暑い時期でも極端に薄手の服装は避けた方が良いでしょう。
夏の場合、日中は日差しが強いので帽子やサングラスを。昼間は半袖でもOKですが、夜は気温が下がるので、羽織るものが必要です。春と秋は日中も長袖で、夜はジャケットやコートなどの厚手のものを用意しましょう。冬は気温が日中でも一桁なので、厚手のコートやダウン、マフラーと手袋も。
サンマリノを訪れる多くの方はイタリアから入国して、日帰りで観光を楽しむ方がほとんどです。中世の雰囲気が色濃く残る街並みが美しく、国そのものが観光地という雰囲気。
世界遺産に登録された旧市街は迷路のような細い道ですが、ほぼ1本の道で繋がっていて1日あれば徒歩で見て回れるほど。石畳の道が続き、階段や坂道が多いので歩きやすいスニーカーが必須です。女性の場合はヒールの靴は避けた方がいいでしょう。
ここまで、サンマリノの気候や現地で過ごす服装についてご紹介しました。切手やコインを手に入れたら、サンマリノの街並みを散策するのも楽しいですよ。イタリアから日帰りで行けるのでぜひ訪ねてみてください。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆
年間300万人以上の観光客が訪れるサンマリノ。世界で5番目に小さく、世界最古の共和国。中世を色濃く残す町並みの旧市街と注目を集める人気の絶景スポットをご紹介します。
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