飯能が舞台のアニメ「ヤマノススメ」の人気作中シーンを巡ろう！

アニメにあまり詳しくない方のために、「ヤマノススメ」について簡単に紹介すると、若い少女達が登山に臨むストーリーです。元々この作品を描くにあたり、作者自身が登山が趣味だったことから、このようなストーリーが思いついたそうです。確かに、なかなか少女と登山って結びつくようで結びつかないテーマかもしれませんね。

ストーリーの中には、実在するスポットや登山に関する専門用語が多く使われていて、今まで登山をしたことが無い人でも大変楽しく、そして勉強できるアニメです。舞台となっている飯能では、このアニメに関するスポットやグッズなどが様々な場所で紹介されていて、周辺の街並み見学を目的に訪れる観光客だけでなく、アニメファン達も多く訪れます。

標高197メートルほどの山です。山となっていますが、標高があまり高くないので、丘といった感じでしょうか。それでも、結構上り坂があって、歩くと結構な距離です。所要時間の目安として、飯能駅から登り口まで徒歩約20分、登り口から頂上までは約20分です。古くから地元の人達には利用されている山ですが、以前は愛宕山（あたごやま）や羅漢山（らかんざん）といった違う名前で呼ばれていたとか。

明治時代に入り、明治天皇がこの山頂から統監したことから、このような名前が付いたと言われています。一応頂上は高台にあるので、飯能市内の景色が一望できるほか、周辺の奥武蔵や奥多摩の山々、また、天気が良い日は遠く離れた富士山までみることができます。自然に囲まれた場所なので、リフレッシュにもなります。

16世紀頃に創建された古い神社です。創建者は、加治一族と平重清だと言われています。16世紀頃というと、今から500年以上前なので長い歴史がありますが、神殿は色が明るい朱色のものもあるなど、なかなか見ごたえがあります。飯能市郷土館の隣にあることもあり、この郷土館とセットで見学する人達も多いです。

この神社周辺では、毎年11月に獅子舞のお祭りが開催されます。元々、周辺にある別のお寺、大泉寺に伝わったといわれていますが、それが後に町のお祭りとなり、毎年この時期には地元の人達を中心に大きなパレードが行われます。パレードでは、それぞれ衣装にも工夫されていて、見ごたえがあります。また、飯能市指定無形民俗文化財にも指定されています。

同じような名前の寺院が全国各地にありますが、ここは真言宗智山派の寺院で、武蔵野七福神の1寺とされてます。「ヤマノススメ」のアニメの中では、この寺院にある白い象が登場しています。そのため、この寺院では、アニメとコラボした特別なグッズなどが売られています。そういう理由からか、アニメファンのほとんどはこの場所を訪れ、聖地とも呼ばれているそうです。

こちらは、入間川周辺にあるバーベキュー、デイキャンプ場として人気のあるスポットです。平成29年に、地元の地域再生利用目的でオープンしました。自然に囲まれた場所で、都市部からも比較的行きやすいところにあることから、週末や休日には、若者達やファミリーが車を利用してよく訪れます。アウトドアアクティビティーなども色々できます。

トイレや流しなどは完備されていますが、近年、環境保全ため器材を洗ったりすることができません。そのため、バーベキューをするにあたり、器材や食材の手配サービスなどを利用することもできます。現地で手配してもらって、自分達は手ぶらでいってもOKです。周辺には、ちょっとした売店なども並んでいます。

いかがでしたか？今回は、人気アニメ「ヤマノススメ」の中で出てくる人気スポットを中心に紹介してみました。このアニメの人気に伴い、この飯能エリアも大変観光地化が進みました。また、近郊に大学もあることから、サークル活動などでの利用が多いようです。飯能市のホームページからアニメで紹介されたスポットの案内地図をゲットすることもできますし、現地の公共施設で最新版のスポット地図をゲットすることもできます。普段と少し違った旅をしてみるのもどうでしょうか？