南太平洋に浮かぶ常夏の島、サモア諸島。その西側に位置するのが、アメリカ領サモアです。名前の通り、アメリカ領で準州であるアメリカ領サモア。そんなアメリカ領サモアの言語事情をまとめてみました。
南太平洋のポリネシア地方にある「アメリカ領サモア」。サモア諸島の一つであり、サモア独立国の南東に位置。アメリカの自治領で準州になっており、ポリネシア系サモア人が人口の89%を占めています。
アメリカ領サモアの公用語は、サモア語と英語。日常会話はサモア語が使われますが、政府が2か国語教育を推進しており英語教育に力を入れているので、多くの国民がバイリンガルです。
旅の楽しみの一つは、現地の人々とのコミュニケーション。英語でももちろん意思疎通はできますが、せっかくならサモア語で話をしてみましょう。現地の人もより親しみを持って接してくれますよ。
サモア語で「こんにちは!」「やぁ!」などの軽い挨拶に使われる「malo (マロ)」。ホテルやお店などを訪れたらまずは、笑顔で挨拶してみましょう。気さくで親切な人が多い、アメリカ領サモア。きっと素敵な笑顔で挨拶を返してくれますよ。
「oa mae oe ?( オア マエ オエ)」、なんだか呪文のような言葉ですね。サモア語で「調子はどう?」「元気?」などの意味でつかわれるポピュラーな挨拶です。「oa mae oe ?( オア マエ オエ)」と呼びかけられたら、「manuia faafetai (マヌイア ファアフェタイ)元気です!」と答えてあげると喜ばれますよ!
サモア語で「ありがとう」は、「faafetai (ファアフェタイ)」。「Thank You」でももちろん通じますが、サモア語で感謝の気持ちを伝えたら現地の人はとても喜んでくれますよ。
サモア人が良く使う褒め言葉が「maanaia (マアナイア)」。「いいね!」「すごいね」などのほか、「うまいねー」「可愛いねー」などとにかく誰かを褒めたいときに使える便利なフレーズです。
旅行中は、現地の人から「maanaia (マアナイア)」と声掛けしてもらう機会も多いはず。そんなときは、「faafetai (ファアフェタイ)ありがとう」と返してみるといいですよ。
別れの言葉は、「fa (ファ)」。英語の「Have a good day」のように「manuia le aso! fa(マヌイア レ アソ!ファ)良い日を、さようなら!」のように使うこともあります。
アメリカ領サモアの言語事情と現地の言葉、サモア語の簡単なフレーズをまとめてみました。温暖なサモア諸島の気候のように、優しく暖かいサモアの人たち。現地を訪れるなら、ぜひサモア語を使ってコミュニケーションをとってみてくださいね!
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆