歴史と自然の国・リベリアの観光スポット4選

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西アフリカにあるリベリアは、アフリカ大陸では2番めに古い国です。熱帯雨林が広がる自然豊かな国で、ビーチや史跡などの観光スポットもあります。ここではその中からおすすめの場所を紹介しましょう。

リベリアとは

リベリア共和国は西アフリカの南部に位置します。1847年に独立をした、アフリカの中ではエチオピアに次いで2番めに古い国です。リベリアの国名は「リバティー(自由)」から来ていて、アメリカの黒人奴隷解放政策によって自由になった人々が入植し建国しました。

首都はモンロビア。赤道直下ということもあり、高温多湿の熱帯雨林が広がる国でもあります。1989年から2003年にかけて内戦が2度ありましたが、現在は情勢も落ち着いているようです。

サポ国立公園

サポ国立公園はリベリア唯一の国立公園で、1808平方kmという広大な敷地。西アフリカを代表的する熱帯雨林地帯となっていて、公園内は森林が生い茂っています。

サポ国立公園ではさまざまな動物が生息していますが、中でもコビトカバもしくは、ピグミーサイと呼ばれる、ヤギほどの小さなカバがよく知られています。世界三大珍獣のひとつですが、内戦によって激減し、絶滅の危機にあるそうです。

サポ国立公園(Sapo National park)
住所:
Sinoe County, Liberia
モンロビアから車

モンロビアビーチ

モンロビアビーチはリベリアで最も人気があるビーチです。海岸沿いにはホテルが並んでいて、ビーチリゾートとして発達しているエリア。バートポートと呼ばれる埠頭付近はサーフィンが楽しめるスポットで、海外からもサーファーが訪れています。

中でも「Ce Ce Beach」と呼ばれるビーチにはしっかりと保護された安全な遊泳エリアがあり、おしゃれなレストランやバーが並んでいて観光客にも人気。リベリアの中では比較的治安が安定しているエリアなので、リラックスして楽しむことができます。

Monrovia Beach
住所:
Monrovia, Liberia
モンロビアから車

プロビデンス島

プロビデンス島はリベリア発祥の地。1816年にアフリカ系奴隷をアメリカから解放することが決まり、まず最初に上陸したのがこのプロビデンス島でした。一時期、内戦で荒れたこともありましたが、現在では観光地として整備されています。観光ツアーに組まれることも多く、アフリカの歴史を知る上で欠かせないスポット。

プロビデンス島(Providence Island)
住所:
Monrovia, Liberia
モンロビアからツアー

リベリア国立博物館

リベリア国立博物館はリベリアにある唯一の博物館です。博物館としては古い歴史があるのですが、内戦で価値のあるものはほとんど盗まれてしまいました。現在は残ったわずか資料が展示されているほか、リベリアの歴史に関する写真が展示されています。リベリアの歴史を知る上で、欠かせない観光スポットです。

リベリア国立博物館(Liberian National Museum)
住所:
Broad St, Monrovia , Liberia
モンロビア市内

最後に

リベリアは日本ではあまり馴染のない国ですが、自然豊かな国として知られています。アメリカから帰還した黒人たちが作った国として、一度は訪れてみたい国ですね。英語が公用語なので、観光しやすいかもしれません。機会があったらぜひ訪れてみてください。

MINK

いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!

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