コンゴ民主共和国の観光名所4選!いつかは訪れてみたいアフリカの秘境
8164viewsviews
0
コンゴ民主共和国には世界自然遺産に登録されている国立公園がいくつもあります。情勢が安定した時には訪れてみたいですね。ここではコンゴ民主共和国の観光スポットでもある、国立公園について紹介しましょう。
コンゴ民主共和国はアフリカの中部に位置する国。アフリカで2番めに広い国土と6700万人を超える人口を抱え、アフリカの中でも影響力のある国のひとつです。
ベルギーの植民地時代を経て1960年に独立。その後、内戦が続き、現在も治安はあまりよくありません。訪れる際には、外務省の海外安全情報を確認し、最新の情報を入手してください。
ヴィルンガ国立公園はコンゴ民主共和国の北東部、ルワンダやウガンダの国境付近にある国立公園です。コンゴ民主共和国の中で最も古い国立公園で、マウンテンゴリラとカバの生息地として知られています。最近は内戦や密猟などによって、その数が激減しているとのこと。保護が求められています。
ヴィルンガ国立公園は世界自然遺産に登録されていますが、難民の流入などで環境汚染が進み、動物の数が激減しているとして危機遺産に登録されています。
ガランバ国立公園は、コンゴ民主共和国北東部、スーダンとの国境沿い。1938年に創設された、ガランバ川一帯に広がる国立公園で、キタシロサイの保護区として知られています。1980年にはユネスコの世界遺産に登録されましたが、密猟によってキタシロサイが急減し保護が求められているそうです。
キタシロサイはコンゴ民主共和国など限られた地域にしか生息せず、希少な動物とされています。その他、この国立公園ではキリン、ヒョウ、ライオンなどが生息。また、アフリカの他の国立公園では見られない、アフリカゾウの調教センターがあります。
サロンガ国立公園はコンゴ民主共和国で最も広い国立公園です。アフリカの中でもクルーガー国立公園に次いで2番めに広い国立公園で、コンゴ川支流のサロンガ川、ロメラ川流域にはアフリカ最大の熱帯雨林の原生林が広がっています。
サロンガ国立公園は2万頭とも言われるサルの仲間ボノボが生息していることで有名です。コンゴ孔雀、ボンゴ、オカピ、ミズジャコウネコ、センザンコウなどの珍しい動物が多く見られ、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。
カフジ=ビエガ国立公園は、コンゴ民主共和国の東部、ルワンダとの国境にあるキヴ湖西岸に広がる国立公園です。カフジ山(標高3308m)とビエガ山(標高2790m)があり、周辺には森林地帯が広がっています。
カフジ=ビエガ国立公園は、グラウアーゴリラ(ヒガシローランドゴリラ)の生息地。1980年にユネスコの世界遺産に登録されましたが、環境の悪化でゴリラの数が激減しており、危機遺産リストにも登録されています。
コンゴ民主共和国には国立公園がいくつもあり、世界遺産に登録されているものもあります。残念ながら密猟や環境の悪化で動物の数が激減していて、保護が求められている状況です。早く平和な時が訪れ、動物たちが保護されることを願っています。
いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!