高湯温泉のおすすめ人気の観光スポット14選!斎藤茂吉も愛した名湯
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- 福島県福島市町庭坂湯花沢
- 電話番号:
- 024-591-1125(高湯温泉旅館協同組合)
- アクセス:
- JR福島駅から車で約30分
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昔から、「山を守ることは湯を守ることである」の気概を受け継いでいるのが高湯温泉。温泉は自然の恵、その恵みの地の山々に感謝を表しながら、霊泉への畏敬の念を持ち、温泉の力を最大限に引き出して使っているのが高湯温泉です。高湯温泉とその周辺地、人気のおすすめ観光スポットを15選でご案内します。
高湯温泉の湯治、その基本となるのは「三日一廻り」と呼ばれる方法。
1日目(一廻り目)、まずゆっくりと温泉に体を慣らしていきます。
2日目(二廻り目)、湯さわりと言われて、温泉が体の悪い部分を抜いていきます。
3日目(三廻り目)、3日浸かって、やっと改善に向かうようになります。
湯治として効果を出すには三廻りは必要、10日間程度の滞在をしたいところですね。
ただし、人の体と温泉には相性があるので、体が合わない時は無理をしないようにしましょう。
温泉の入浴は1日3~4回、1回の入浴時間は10分~30分程度が良いと言われています。
また、食後すぐに入浴するのは控えましょう。気分まかせの長湯も禁物ですよ。
入浴中は休息を取らないで、温泉療養効果を得るには、石鹸の使用や化粧はしないことです。
入浴した後は、お部屋に戻って1時間ほど横になっていると、温泉療養効果が高まってきます。
続湯がしんどければ、半身浴や足湯などの部分浴でもOKです。
温泉の効用は、自然の中での転地効用もあるので、ゆっくりの散策も取り入れてみましょう。
つばくろ谷は、磐梯吾妻スカイラインの高湯側、素晴らしい光景が見られる場所です。
2000年、不動沢橋が新たに架けられて、新しい観光スポットなっています。
谷底までは80mもあって、橋から見た景色も橋を見る景色も、壮大で気分もスッキリします。
それだけでも頭がクラクラしてきそうな迫力なのですが、秋になればつばくろ谷は紅葉シーズンに。シーズン中の景色は最高に美しいですよ。
谷の木々は様々な色に染まり、白い流れの不動沢との対比が最高です。きっとあなたも自然の光景に感動することでしょう。
谷を飛び交っているイワツバメ、つばくろ谷は彼らにちなんで名付けられました。
「吾妻八景」の1つでもあるつばくろ谷、谷の深さは驚きの80mで紅葉の美しさも格別です。
この谷に架かっているのが全長95mの不動沢橋、日本で最も高い地点に架けられた橋です。
深い深いつばくろ谷の晩秋の頃には、カエデやドウダンが紅く染まり、素晴らしい光景が楽しめます。
紅葉の名所でもありますが、他の季節においても、橋上からのぞき込む光景は圧巻の一言。
磐梯吾妻スカイラインの展望ポイントからは、遠く福島市街地をも遠望できるんですよ。
高湯不動滝は、木々の間を豪快に流れ落ちる、落差30mの滝です。
高湯ゲートをくぐる手前、左に折れて花月ハイランドホテル方面に向かった先にあります。
未舗装の細道なのですが、500mほど先の駐車スペースからは、遊歩道が整備されています。
スカイラインに向かう前に立寄って、マイナス。イオンを体中に浴びながら散策したいスポットですね。
冬の間には状況によってですが、通行禁止になる時もあるので、ご注意を。
落差30mの高湯不動滝を目指して、一周が40分ほどの遊歩道です。
高湯温泉街から、歩いていくこともできるんですよ。
温泉街をスタートして、高原のすがすがしい空気を吸い込みながら、歩くこと30分程度。
約2kmの遊歩道が、不動滝まで続いていて、滝壺付近にまで行くことができます。
30mものの高さから、水しぶきを上げて流れ落ちる不動滝は見応え抜群。
夏には瑞々しい深緑の中を、秋には美しい紅葉に包まれて、素敵な散策をしませんか。
高湯不動滝&遊歩道は軽装で歩けますが、スニーカーなどの歩きやすい靴で出かけましょう。
福島市民家園は、江戸時代中期~明治時代初期、福島県県北地方の民家を中心に、各種の建物が移築・復元されている施設です。
中でも、幕末から明治初期にかけて、福島有数の割烹旅館で、仙台藩士によって世良修蔵が連行された場所とされている「客自軒(かくじけん)」は必見の建物です。
そして、国指定重要文化財の芝居小屋「旧広瀬座」も歴史を物語る重要な建築物ですね。
更には、商人宿や会津地方の民家なども見ることができます。
福島市民家園は、昭和54年から建設が進められ、昭和57年に福島県あづま総合運動公園内において開園しました。
福島市民家園では、数多くの建築物だけでなく、当時の生活用具なども展示されています。
その時代の生活を、垣間見て肌で感じることのできる、重要な場所ですね。
更には、四季折々の年中行事も再現されているんですよ。
福島市民家園内では、民具製作の実演などのイベントも行われています。
花月ハイランドホテルは、高湯温泉街にある清潔感に溢れる大型の宿泊施設です。
日帰り温泉としての利用もできるため、観光スポットで遊んだ帰りに立ち寄って、大きなお風呂で温泉を楽しんでみませんか。
入浴料は、大人700円で子供(小学生以下)が350円、予約をしなくてもOKです。
ただし、繁忙期の際には、入浴できないこともあるので、まず問合せてみましょう。
日帰り利用でも、入浴+客室休憩や更には食事付のお得なプランもあります。
花月ハイランドホテルは、絶景の露天の湯と天然の木の香り溢れる山の湯があります。
高原の秘湯のお湯にゆったりと浸って、温泉三昧で堪能しましょう。
日本全国で、温泉に入れる施設は数多くあるのですが、天然100%の温泉を使用している温泉地は、約1%と言われていて、本当にごく僅かなんですよ。
平成22年6月1日、高湯温泉が東北で初めて「源泉かけ流し宣言」をしました。
「源泉かけ流し宣言」をする場合、当該温泉地の入浴・宿泊施設の全てが「源泉かけ流し」にならないと、宣言できないんですよ。
高湯温泉のんびり館は、日帰り入浴も楽しむことができる旅館です。
宿泊するお客様と同じように、日帰り入浴のお客様も歓迎していただけます。
ただし、日帰り入浴の場合には、タオル類は持参する必要があるため、お忘れなく。
もしなければ、タオルはフロントで購入(200円)もできます。
日帰り利用の入浴料金は、大人700円で子供350円(入湯税・消費税込)です。
利用時間内(10時00分~14時00分)において、休憩所でのんびりもできますよ。
別途料金が必要ですが、高湯温泉のんびり館において、日帰り利用でも貸切風呂が使えます。
豪華な食事付のプランや、個室(和室)での休憩もできるので、宿泊と同じ気分に浸れますね。
お風呂は湯の花たっぷりの極上硫黄泉、青みがかった濁りの白いお湯がどんどん溢れています。
居心地の良さを感じる理由の一つに、女将やスタッフのフレンドリーな接客があげられます。
レベルの高い旅館サービスを望む方には合わないかもしれませんが、名前の通り、気取らずのんびりと過ごせる良い旅館ではないでしょうか。
高湯温泉共同浴場あったか湯では、白濁の硫黄泉が湯船から溢れ出ています。
あったか湯のお湯は、加水も加温もしない自然のままのかけ流し方式です。
建物の雰囲気も、昔の湯治の湯屋をイメージしたもので、趣がありますね。
高湯温泉共同浴場あったか湯の浴場は、すべてが半露天風呂です。
木と岩をそれぞれ基調とした、男性用の露天風呂と女性用の露天風呂になっています。
更には、貸切露天風呂もありますので、利用することができます。
この共同浴場は、吾妻山に育まれた豊かな自然と、人々とのふれあいに溢れています。
ゆったりとしたやすらぎの時を過ごせるのが、高湯温泉共同浴場あったか湯なんですね。
自然湧出の硫黄泉を自然落差で引湯し、湯船で溢れさせている掛け流し方式です。
循環しているのではないので、大きめの浴槽は使わないそうです。
温度調節は湯量の開閉のみ、季節天候の変化のによって変動する場合があります。
高湯温泉の薬湯を皆さんが楽しめるために、共同浴場での入浴マナーを守りましょうね。
吾妻小富士、その名前のままの状態、小さな円錐形のコニーデ型の火山です。
レストハウスにある駐車場に車を駐車して、登って行きます。
しばらく歩くと、すり鉢状になっている、火口の縁にたどり着くことができます。
着いたら、その場から背後を振り返って見てください。
辺り一面から噴煙が上がっていて、草花など何もない、荒れ果てた景色が広がっています。
まるで、この世とあの世の狭間のような、地獄の光景のような…何とも言えない不思議な感覚に陥ります。
吾妻小富士に向かう道路は、絶好のドライブルートとなります。
道自体はくねくねと曲がりくねっているのですが、しっかりした道路で道幅も広いです。
山頂に上がって見る光景は、見事なすり鉢状の大きな火口が目を釘付けにします。
早春の頃、山肌に残る雪がうさぎのような形に見えるようになります。
この残雪は、「雪うさぎ(吾妻の雪うさぎ)」と呼ばれるようになり、有名になるんですよね。
現在では、福島市民に、春の訪れを知らせる風物詩となっています。
堀切家は、江戸時代から続く豪農・豪商でした。
旧堀切邸は、補修・復元・一部新築を行い、観光交流拠点として平成22年にオープンしました。
住宅としての敷地面積はかなり大きく、約4000㎡(約1,230坪)あります。
しかし、明治13年以前においては、現在の2倍以上の面積があったとか。
安永4年(1775年)建築、福島県内に現存する最大で最古の土蔵「十間蔵」や、近代和風住宅の「主屋」など、歴史的にみても重要な建物が現存しています。
建築当時からあった建物は、「表門」・「主屋」・「十間蔵」・「井戸小屋」などです。
他の建物は新築として建てられ、主屋に隣接する各蔵は、展示スペースとなっています。
その他、堀切家紹介や観光案内スペースの「離れ」、イベント使用の「下蔵」などがあります。
邸内には「足湯・手湯」があるので、源泉掛け流しの温泉でリラックスしましょう。
「足湯・手湯」からは、美しい庭園の鑑賞もでき、心落ち着く憩いの場所にもなっています。
夜間には、間接照明が点灯されて、非常に趣のある雰囲気を作り出しています。
福島駅西口のすぐ近く、コラッセふくしまという近代的な建物の1階が観光物産館です。
福島県観光物産館では、福島県内の主な物産の展示・販売をする施設です。
数多くの銘酒が並ぶ他、会津塗・相馬焼・本郷焼などの有名な陶器も展示・販売されています。
更に、各地の民芸品である、こけし・会津木綿・川俣の絹なども、見逃せませんね。
観光物産館では、うどん・そば・ハチミツ・漬物などが購入できます。
展示販売以外にも、そば打ち実演や各種イベントなどが随時行われているのでチェックしてみましょう。
駅では販売していない、福島県内の様々なお土産品などの購入ができます。
数多くの商品が揃っていて、福島のお土産を購入するには、とても便利ですよ。
特に、地酒の種類は圧倒的で、福島県内にある酒蔵の名酒が一同に並んでいます。
様々なイベントも行われているようですが、やはりメインは充実した福島の名産品。
旅先で買えなかったお土産、新幹線に乗る前にちょこっと寄って、買ってしまいましょう。
運がよければ、限定品や思わぬ掘り出し物にめぐり合えるかもしれませんね。
四季の里は、広々とした敷地に、様々な体験施設や運動施設がある農業公園です。
体験施設としては、工芸館・農園レストラン・水車小屋・農村いちば他があります。
吾妻山麓を背景にして、四季折々の花々や中世ヨーロッパ風の建物が配置されています。
四季の里では、見て食べて体験し、訪れた皆さんが五感で楽しめる公園です。
ご家族で自然公園として利用するのも良いですし、観光スポットとして楽しむのも良いですね。
お子さんが遊ぶのに、ぴったりのレジャー施設です。
自然がたっぷりの大きい公園、入園料もいらず思いっきり子どもたちを遊ばせることができます。
レストランなどの飲食施設もありますが、お弁当を持ってきて、芝生の上で食べるのも素敵ですね。
特に、お花が咲く季節はきれいで、散策するだけでもとても気持ちが良いですよ。
四季の里でおすすめしたいのは、アイスクリーム。
園内にある水車小屋アイスクリームは、シンプルな材料で作られたアイスクリームです。
素材の味がしっかりと感じられ、バニラはミルク感たっぷりのどこか懐かしい味わいです。
鯖湖湯は、日本最古の木造建築共同浴場でした。
地元の皆さんや観光で来られる皆さんに、親しまれていた共同浴場です。
平成5年、ついに老朽化により取り壊し、現在の姿に改築されました。
現在建っている鯖湖湯は、明治時代の共同湯「鯖湖湯」をそのまま再現しています。
建築工事は、ひば・けやき・ひのきなどの、水にも耐久性のある木材を使われて建築され、浴室はみかげ石仕上げとなっています。
名前の由来は、この湯を訪れた西行法師が詠まれた歌。
「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子(さわこ)の見ゆる 山の彼方か」と詠まれました。
そこから、「鯖湖の湯」という名が出てきて、定着したとも云われているようです。
現在、飯坂温泉共同浴場のシンボル的な存在となっている鯖湖湯です。
この新しくも歴史を感じる共同浴場には、地元の鯖湖湯を愛する皆さんの他にも、趣のある雰囲気を味わおうと、県外からも多くの観光客の皆さんが訪れています。
あづま温泉は、あづま総合運動公園から車で5分のところにある、小富士牧場(うつくしま高原美術館)から200mほど上った高台にあります。
最高のロケーションで、最高に癒される、素敵な日帰り温泉です。
駐車場や露天風呂からは、福島市内を一望できる、素晴らしい景色が見られます。
朝・昼は、高原特有の清清しい空気に溢れ、日が暮れるたら素晴らしい夜景を堪能しましょう。
冬期期間も、道路及び施設敷地の除雪をされますので、一年中利用ができます。
あづま温泉のお湯は、湯上がりもポカポカしてきて、体の芯から暖まる温泉です。
近辺では珍しい、独特の質感を持ったお湯、お肌もツルツルでスベスベ感100点満点ですね。
あづま温泉特有のお湯は、特に女性に大人気でおすすめです。
温泉に入って、ちょっとのんびりしたい時は、あづま温泉の無料休憩室が利用できます。
ご家族や友達で、もっとゆっくり過ごすなら、有料のバンガローも利用できますよ。
入浴の際において、タオルやシャンプー類は、忘れずに持参しましょう。
姥湯温泉は、大日岳の山麓、大昔の噴火口跡に温泉がある温泉です。
標高1300mと高所に位置していて、宿は「桝形屋旅館」1軒だけが存在しています。
もちろん宿泊もできる温泉旅館ですが、立寄り湯もOKですよ。
旅館の建物は、平成17年(2005年)に、新築改装がされて新しくきれいになりました。
内湯は男女別の檜風呂、露天風呂は混浴の大露天風呂と、女性専用風呂があります。
夜間には女性用と混浴が入れ替わるようです。
眼前にのしかかる渓谷美。まさに、秘境の温泉といった趣たっぷりの温泉が、開湯450年の姥湯温泉です。
姥湯温泉は、室町時代(1533年)の発見とされます。
桝形屋初代が、山師として金山を探している時に、山姥に教えられて発見したとされています。
温泉名もこれにちなんで姥湯と名付けられたとかで、現在の当主は17代目になります。
鉱脈を求めて奥深い山の中へ来た初代桝形屋、露天風呂で髪の長い女性が湯浴みしているのを見つけ、恐る恐る近づけば、なんと、赤ん坊を抱いた恐ろしい形相の山姥、慌てて逃げようとした時、山姥は因果な山師など止めて、この湯の湯守にならんかと言い残し消えてしまったということです。
それ以来、姥湯と名付け、現在に至っているそうです。
アンナガーデンは、聖アンナ教会を中心にして、個性豊かな逸品を扱うショップが揃っています。
食べる・飲む・買う・見るなど、訪れる皆さんの思い思いの楽しみ方ができるスポットです。
アンナガーデンは、福島の観光スポットの1つ、四季を通して数多くの人が訪れます。
自然に溢れた山の中にあって、市内が一望の夜景の美しさが評判です。
ショッピングしたり食事をしたりして、ゆっくりとした時間を楽しみましょう。
アンナガーデンの周辺には、温泉地も数多くあり、福島を代表する様々な果樹が彩っています。
1993年に聖アンナ教会が献堂され、1995年に西田記念館がオープンしました。
その後、店舗が次々とオープンしていき、アンナガーデンの形成が進んでいきました。
立地条件の違により、扱う商品やサービスも、店舗によって異なっています。
その多様で個性豊かな店舗が、アンナガーデンの魅力となっているんですね。
聖アンナ教会は、1993年の開園以来、ずっとアンナガーデンを見守っています。
西田こけし館は、故西田峯吉氏を記念する施設で、伝統こけし1万本が収蔵されています。
今回は、福島県の山間部にある素朴で頑固な温泉地、高湯温泉のおすすめ観光スポットを15選でのご紹介をしました。
高湯温泉での、お気に入りのスポットは見つかりましたでしょうか。
高湯温泉は、大勢の作家さんが訪れているのですが、何か共通性があるとか。
高湯温泉を愛した作家さんたち、斎藤茂吉・加藤楸邨・埴谷雄高・庄野潤三といった方々は、成熟して枯れた雰囲気を漂わせている皆さんです。
これに対して、歓楽地の温泉街には、泉鏡花や若山牧水、竹久夢二といった方々が訪れています。皆さん、いずれも華やかさがありますよね。
偶然なのか、必然なのか、なかなか興味深いところです。
ベトナムのホーチミン市に住んでいます。在住歴は6年半です。ベトナム人ばかりのローカル地区で、愛犬&愛猫と一緒に生活しています。大陸の風に吹かれて、のんびり自分らしくの毎日です。