苫小牧のおすすめ釣りスポット7選!初心者向けから上級者向けの穴場までご紹介
32041views- 住所:
- 札幌市中央区北3条西7丁目緑苑ビル1階
- 電話番号:
- 011-231-0941
- 営業時間:
- 09:00〜17:30
- 定休日:
- 土・日・祝日
- アクセス:
- 函館本線「札幌駅」西コンコース北口より徒歩10分
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北海道ならではの果物ハスカップを徹底解剖。古来より「不老長寿の果実」として北海道で親しまれてきたハスカップの効能や栄養成分は血圧に悩みがある人には朗報の食べ物とも。ハスカップの大きさや味は?ハスカップを冷凍通販で買えば自宅でアレンジ可能なレシピも多数!北海道のハスカップおすすめお土産もご紹介します。
ハスカップは北海道で生産されている数多くの農作物のうちのひとつ。北海道産の野菜や果物の特徴は他県に比べると多種多様でバラエティーに富んでいるというところにあります。
4月下旬に収穫されるアスパラガス、6月から10月に出荷されるブロッコリー、7月に旬をむかえる枝豆、7月下旬から10月上旬にできる人参、7月から10月に市場にでまわるジャガイモ、8月から翌年の4月まで長期出荷される玉ねぎ、他県と違い9月が旬のトウモロコシ、獲れてからひと月ねかせることで甘さを増す9月のカボチャ、12月から3月に旬をむかえるワサビ大根。
ご紹介したこれら、北海道で作られる野菜はなんと収穫量が日本一。その他にもゴボウや椎茸、ニンニクなど様々な農作物が作られ消費者の食卓へ届けられています。多くの「日本一」を獲得している北海道…農業が盛んな理由が気になりますね。北海道で農業が盛んな理由のひとつは日本の五分の一に匹敵する土地面積の広さにあります。広大な農耕地での大きな農業機械を使っての効率的な作業が「生産量日本一」に関係しています。
そして北海道で農業が盛んなもうひとつの理由が北海道各地での気候の違い。広い土地の、それぞれの地域に適した栽培技術を開発して、道内各地に合った農作物を栽培してきたことで幅広い野菜や果物の生産が可能になりました。北海道は果物の一大産地としても知られています。
6月から7月と10月から11月に二回収穫できる木苺、7月下旬から8月中旬にはフルーツ狩り体験もできるラズベリー、7月には酸味がサッパリ爽快なスグリ、そして8月にはシーベリーの収穫が始まります。これら全ても北海道が生産量日本一の果物。これに加え忘れてはならないのが、日本で収穫シェア100パーセントを誇る北海道ならではのフルーツ「ハスカップ」。
北海道産ハスカップは6月中旬から7月中旬に旬をむかえて正に今が食べ時!ハスカップは栄養が豊富なために「不老長寿の果実」とも呼ばれています。北海道民なら誰もが知るというハスカップって一体どんなフルーツなのでしょうか?
北海道ならではのフルーツ・ハスカップは苫小牧や知床に自生しているスイカズラ属の落葉低木。北海道の先住民族であるアイヌ族の人たちは古来よりハスカップの豊富な栄養成分に着目し「不老長寿の果物」として親しんできました。ハスカップはアイヌの言葉で「枝のうえにたくさんなるもの」を意味しています。1920年代には北海道各地で採ることのできたハスカップ。生食でもOK、砂糖漬けなどの保存食にしてもOKと内地からの開拓移住者の間にも広まっていきました。
北海道で自生するハスカップの味は酸味が強めですが皮ごと生食も可能です。工業地帯建設のため自生地がなくなっていったことから1970年頃、ハスカップの栽培が始まりました。現在北海道では渋みが強いものから糖度の高いものまで様々なハスカップが育てられています。
ハスカップの実の大きさは1センチから1.5センチほどでブルーベリーに似た味がします。果実には小さな種が入っていますが、とても小さいのでハスカップジャムなどに加工した時は食感も楽しめますよ。「不老長寿の果物」という頼もしい愛称をもつハスカップには栄養成分がたくさん!コラーゲンを生成するビタミンCや丈夫な骨をつくるカルシウム、病気への抵抗力を強める鉄分が豊富です。
さらに特筆すべきハスカップの効能は、ブルーベリーの十倍含まれているアントシアニンによる疲れ目の予防、そして血圧抑制です。ハスカップの果実は生での販売、冷凍での通信販売などで手に入れることができます。また、ハスカップを使ったハスカップアイスやハスカップジュース、ハスカップジャムなどの多くの加工品も販売されていて北海道のお土産としても人気です。
北海道のハスカップは今が旬!ハスカップの果実を使えば、ご自宅でもハスカップシロップやハスカップの塩漬けを作ることができます。お家でも簡単ハスカップシロップのおいしいレシピをご紹介しますね。
ハスカップシロップの作り方はとても簡単で、レシピに必要なのはハスカップ1キログラムと蜂蜜1キログラムのみ。使用するハスカップは冷凍でも、そして蜂蜜は氷砂糖でもOK。瓶にハスカップを入れて蜂蜜でひたし、冷蔵庫へ。翌日様子をみながら一度混ぜたら計3日ほど放置するだけで甘酸っぱいハスカップシロップが完成。ポイントは実がくずれないように、そっとかき混ぜること。
アイスやヨーグルトのトッピングにしても、水割りや炭酸割りにしてもおいしくいただけます。一度に食べきれない場合は冷凍庫にいれて保管しておくこともできます。紫色のハスカップシロップが充分にできたら、実を取り出して乾燥させお菓子の材料として使うのも◎。
箸休めにもおにぎりの具にも使えてサッパリとした味わいが夏らしいのが、ハスカップ塩漬け。ハスカップ塩漬けのレシピに必要な材料はハスカップ500グラムと塩50グラム。これらを混ぜあわせて5日ほどねかせれば酸味が爽やかなハスカップ塩漬けの完成!完成までの間も、時おり様子をみがてら混ぜてあげると味がなじみますよ。
酸っぱすぎるという方は砂糖を300グラムほどいれて、お好みのまろやかさにしてもおいしいですよ。色も鮮やかなハスカップ塩漬けは、おにぎりの具に最適。ゆかりの様な色で綺麗ですよね。
北海道で採れるハスカップにまつわる歴史や味、栄養成分そしてレシピなどをご紹介しました。続いては、北海道観光に行ったらぜひゲットしていただきたいハスカップを使ったお土産をご提案します。
お酒は二十歳を過ぎてから…成人されたお酒が大好きな方には「株式会社はこだてわいん」のフルーツワイン「とまこまいハスカップわいん」がおすすめです。アルコール分は6パーセント。ハスカップ特有の酸味と甘みが味わえるこちらのワインはフルーティな香りも楽しめて飲みやすさ抜群。デパートで開かれる北海道物産展でも大人気の商品です。お値段は720ミリリットルの大が1,100円、200ミリリットルの小が310円です。
より甘口のハスカップワインがお好みという方は「フルーツ北海道ハスカップワイン甘味果実酒」がおすすめ。アルコール度数は8パーセント。食前酒やデザート酒にもぴったりです。こちらのハスカップワインも手の届きやすいリーズナブルなお値段。500ミリリットルの大が720円そして200ミリリットルの小が330円です。気軽にハスカップのお酒を試してみたい時に丁度よいですね。
「株式会社はこだてわいん」は本社工場の隣に無料試飲OKの直売御土産所・葡萄館本店を設けています。函館のはこだて明治館内にも直売所があるので利用してみてくださいね。
ハスカップを使ったお酒をもっと楽しみたいという方におすすめなのが1988年創業の「千歳ワイン」のハスカップワインです。「千歳ワイン」の醸造施設は昭和36年に建てられた石蔵造り。なんとも赴きがあるワイナリーなんですよ。ワイナリーツアーには無料で参加することができるので、北海道観光の際はぜひ立ち寄ってみて。
しかもワイナリー見学のあとには、お楽しみの無料試飲が体験できます。二種類のハスカップワインを飲むことができるので購入前に味見をしたい方におすすめですよ。
「千歳ワイン」のハスカップワインは発売以来三十年以上も愛されてきたベストセラーです。三種類あるハスカップワインの中でも特に人気なのがアルコール分7パーセントの「ハスカップスイート」。冷やして食前酒・食中酒にいただくのがおいしい飲み方だそう。お値段は720ミリリットルの大が1,492円、そして360ミリリットルの小が815円です。甘酸っぱい味わいが癖になりそう!
「千歳ワイン」では、後味のよいアルコール度数12パーセントの「ハスカップセミドライ」と甘口の「ハスカッププレミアムスイート」も販売しています。4月にリニューアルされたばかりのワインラベルには千歳の市の鳥・ヤマセミが。長年愛されてきたワインラベルのリニューアルには英断が必要だったのでしょうね。ぜひヤマセミの絵があしらわれたワインラベルにも注目してみてください。
ハスカップを使ったおすすめの北海道のお土産も数点厳選してご紹介いたします。2019年で創立70周年を迎えた北海道老舗メーカーの「もりもと」は、もともとはパン屋さん。ブッセケーキの雪鶴が大ヒットしたことで、注目を集めました。昭和53年に誕生したロングセラー商品「ハスカップジュエリー」は全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞したこともある逸品です。
薄く焼かれたクッキーの中には「もりもと」の本店そばで自生していた甘酸っぱいハスカップのジャムと、洋酒で香りづけされたバタークリームが。フランス産のチョコレートで縁取られた「ハスカップジュエリー」は上品な味わいでティータイムにもぴったり。
もりもとの「ハスカップジュエリー」にはビターココアが練り込まれた「ハスカップジュエリープレミアムブラック」やホワイトチョコレートでクッキーをコーティングしまろやかさを出した「ハスカップジュエリーホワイトバージョン」などがあります。数量限定で販売されているブランデー仕立ての「黒の贅沢」もおすすめ。
北海道内に多数の店舗があるもりもとですが「黒の贅沢」を扱っている直営店は新千歳空港店のみなので、空港を利用される方はお買い忘れのないように。もりもとの「ハスカップジュエリー」はオンライン購入も可能なので公式ページをのぞいてみてくださいね。
続いてご紹介したいハスカップを使ったおすすめの北海道のお土産は、明治31年の創業以来ハスカップを使ったお菓子に特に力をいれてきた和洋菓子の老舗「三星」の商品。「三星」の前身であるパン屋・小林三星堂はプロレタリア文学「蟹工船」で知られる作家の小林多喜二の叔父が始めたお店です。
ハスカップを使ったお菓子にしては甘めの三星のハスカップロールケーキ「よいとまけ」には、かつて「日本一食べづらいお菓子」というニックネームがつけられていました。発売当初から「よいとまけ」ロールケーキの表面にはハスカップのジャムがふんだんに使われていたのですが、べたつき防止としてオブラートに包まれていたために上手にカットできず食べづらいと苦情が殺到したのです。折角おいしいのだから、上手にカットできる「よいとまけ」の食べ方を教えてよ…という声も。
現在は食べやすいように丸々一本ではなく、七等分にカットされたものが販売されています。ところがオブラートで包まれていた、食べづらい「よいとまけ」と格闘していた頃を懐かしむ声も聞かれ一度は、過去の形状の復刻版が発売されたことも。「よいとまけ」は、紙の原料となる丸太工場があった苫小牧に由来した形のお菓子なので、カットされていない丸太のイメージが懐かしいという声にも納得がいきますよね。
「よいとまけ」の表面のハスカップジャムの上にはグラニュー糖がたっぷり。ジャリッジャリッという舌触りもなんだか楽しい!賞味期限は製造日より四十五日と長めなので、手土産にいかがですか?
ハスカップを使ったおすすめの北海道のお土産の中でも洋菓子ではなく和菓子が食べたいという方におすすめなのが「千秋庵」のノースマンハスカップ。「千秋庵」は北海道札幌の地で初めてスイートポテトやシュークリームなどの洋菓子を販売したことでも知られる大正10年創業の老舗店です。長らく愛されてきたイートインもOKの札幌狸小路にあった本店は残念ながら老朽化のために建て替えが行われていますが、すぐそばの仮店舗で営業を続けています。
札幌市内には他にも複数店舗があり、オンラインショップも展開しているのでご都合に合わせて「千秋庵」のお菓子を購入してみてくださいね。
さて「千秋庵」のノースマンはパイ生地に北海道産の小豆で作ったこし餡を包んだお菓子。横浜中華街で販売されていたパイ饅頭をヒントに開発されたそう。「ノースマン」ひとつに重ねられているパイ生地の枚数はなんと百層!しっとりとしたパイ生地が特別なおやつタイムを演出してくれます。スタンダードなこし餡以外にもメロン味やカボチャ味のあるノースマン。
この4月から期間限定で販売されているのが餡にハスカップをともに練り込んだ「ノースマンハスカップ」です。「ノースマン」は一個売りでも密封の袋と箱に入れられているので高級感もありますよ。二個入り、五個入り、十五個入りなど個数のバリエーションも豊か。賞味期限は製造日を含めて三十日間です。
最後にご紹介するハスカップを使ったおすすめの北海道のお土産は、「厚真町ハスカップファーム山口農園」のハスカップジャムです。北海道厚真町では農家の四分の一がハスカップを栽培しています。なかでも「厚真町ハスカップファーム山口農園」は、新種のハスカップを生み出したハングリー精神旺盛な農園です。
ハスカップといえば酸っぱいというイメージがありますが、こちらの農園では糖度の高い「ゆうしげ」そして「あつまみらい」という品種も育てられています。実はこの新種ハスカップは、苦い味が苦手でハスカップを口にしなかったという園長さんのお母さまのために改良されたという愛情がつまったハスカップ。
「厚真町ハスカップファーム山口農園」では3.3ヘクタールもの農地で5,000本ものハスカップを栽培しておりハスカップ狩りも実施しています。例年7月に摘み取りが行われひと月にも満たない貴重な旬の時期に収穫が行われるハスカップ。ハスカップ狩りの開催日は公式ホームページやフェイスブックで告知されるので、気になる方は注目しておいてくださいね。
さてパンに塗っても紅茶にいれてもおいしい「おいしいハスカップで作ったジャム」は甘さしっかりと甘さ控えめの二種類。オンライン購入も可能です。また2014年からはハスカップソースを使ったクレープやスムージー、コンポートを移動販売する移動販売車「ハスカップカフェ」も町内を走行中。道内のイベントで出店されることもあるので移動販売車・ハスカップカフェ号を見つけたラッキーな方は、他の農園とは違うハスカップの味をぜひ堪能して!
ハスカップは広い北海道の大地で育まれる数多くの農作物のひとつ。古来からアイヌの人たちの間で「不老長寿の果物」とされてきたハスカップには栄養成分がたくさん含まれており、特にアントシアニンによる疲れ目の予防そして血圧抑制の効能が期待できます。北海道以外ではなかなかお目にかかれないハスカップですが、現在では冷凍通信販売もされているのでレシピをもとにハスカップシロップやハスカップ塩漬けを作ってみてください。
北海道で購入できるハスカップのおすすめお土産もご紹介しました。ハスカップワインにハスカップジュエリー、よいとまけ、ノースマンカップ、ハスカップジャムなど、どれも魅力的ですよね。今年は北海道ならではの果物ハスカップで爽やかに夏を乗り切りましょう!
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