赤羽でおすすめのランチ10選！

東京都北区赤羽といえば、古くから営業する飲み屋が軒を連ねることで知られているエリアです。真っ昼間からお酒を楽しめるお店も多いので、のんべいさんにとっては天国のような場所ではないでしょうか。

そんなディープな魅力をもつ赤羽ですが、近年は「バネジョ」=「赤羽に集う女子」という言葉も登場するように、若くておしゃれな女性にも人気のお店が増えてきています。赤羽の飲食店街を歩いていても、若い人々が多く活気があります。

今回は、女性に人気の本格的なエスニック料理を提供するお店のほか、お昼からおなかいっぱいお肉が楽しめる肉バルなど、JR赤羽駅から歩いて行ける人気のランチのお店を、10選ご紹介します。

JR赤羽駅の東口にある「まるます屋」。「鯉とうなぎのまるます家」というお店の看板のとおり、うなぎ料理のほかに、鯉、なまず、すっぽん、どじょう、鯨ベーコンといった、すこしめずらしい、そして酒飲みにはたまらないメニューがそろっています。

ランチタイムには、「うな重」のほかにリーズナブルな「とんかつライス」、「イカフライライス」、「マグロぶつ切りライス」といったメニューが用意されています。これらの主食のごはんもののほかに、おつまみメニューも注文OK。昼間からお酒を飲みながら、ほろ酔い気分でランチを楽しめる貴重なお店です。

まるます屋のランチメニューのおすすめは、やはりお店のメインの「うな重」。2,500円とランチにしてはすこしお高いですが、ほかのうなぎ専門店に比べたら良心的な価格と言えるのではないでしょうか。きも吸とお新香がつくと、3,000円になります。

あっさりとしたタレで焼き上げられたウナギの身は、ふっくらとしつつも食べ応えがあり、満足感が高いです。うな重をほおばりつつ、「まぐろ納豆」や「なまず唐揚げ」などのサイドメニューを注文して、ビールをぐいっと飲むと至福です。貫禄のあるおかみさんと、ちゃきちゃきとした女性店員さんの接客も小気味よいお店です。

池袋駅の南口から歩いて5分の場所にある「肉バルKACCHAN 赤羽」。本店は池袋にあり、赤羽店のほか江古田にも支店を構える人気のお店です。赤羽店は、JR赤羽駅からアクセスしやすい場所にありつつも、お店の周辺は住宅街なので静かで落ち着いた雰囲気です。ブルーの外装と木製の扉がオシャレで目を惹きます。

ランチライムは11:00～15:00で、ディナータイムは17:00～23:00。夜には、「肉バル」という名前のとおり、黒毛和牛を使ったメニューと豊富なドリンクが楽しめるしゃれたお店です。

「肉バルKACCHAN 赤羽」では、ランチの時間帯から黒毛和牛を使った本格的な食事が楽しめます。「黒毛和牛のユッケ重」は、A5ランクの黒毛和牛をレアな食感で食べられる人気メニュー。値段は1,480円。「黒毛和牛のステーキ重」は、お肉のしっかりとした食感を楽しめる、肉好きの方におすすめの一品。値段は1,780円。

すべてのランチメニューに、小鉢・サラダ・スープ・ドリンクバーがついていてお得。ランチメニューは、平均すると1,500円くらいと少しお高めですが、お値段以上の満足が得られます。ランチでこのお店が気に入った方は、メニューが豊富なディナータイムに訪れてみても良いですね。

JR赤羽駅南口の目の前にある「とらふぐ亭赤羽店」。高級なふぐ料理はおいそれとは食べに行けませんが、ランチであればお高いふぐをリーズナブルに味わえます。

「とらふぐ亭赤羽店」のランチタイムの営業時間は、11:30～14:00。ランチからでも【とらふぐ唐揚付き】全7品「泳ぎとらふぐコース」といった本格的なコース料理も味わえますが、おすすめはやはりランチタイム限定のお得な「とらふぐ亭御膳」「とらふぐ唐揚げ御膳」「てっさ御膳」。2,000円以下でふぐをしっかりと味わえます。

ランチ御膳の人気は、「とらふぐ亭御膳」。値段が1,980円と少々お高めですが、小鉢・てっさ・とらふぐ唐揚げ・ふぐ飯・香物・味噌汁がついてこのお値段なので、コストパフォーマンスは悪くはありません。

慣れないフグ料理でも、店員さんが食べ方を説明してくれるため安心。てっさも唐揚げも、お上品な味わいでお昼からぜいたくな気分になります。ランチタイムでも通常メニューも注文可能なので、ランチ御膳と一緒に「皮刺し」や「焼き白子」などの一品料理を頼んで、お酒を飲むのもおすすめ。

赤羽でおいしいタイ料理が食べたいときのおすすめは、「タイかぶれ食堂」。もともとは日本橋で営業していましたが、再開発のため赤羽に移転しました。眼鏡屋さんの2階にあるお店で、店内は広々としており席数も十分。

ランチの営業時間は11:30～15:00で、ランチメニューは、「平日ランチ」が、メイン料理にサラダ・スープ・デザート付で、834円。「休日ランチ」は、人気のタイごはんが2種類選べるハーフ＆ハーフセットで、1,000円といった内容です。日本橋で営業していた頃から通っていた人が、赤羽に移転後もわざわざ訪れることからもお店の実力が知れます。

「タイかぶれ食堂」の平日のランチセットは、メイン料理を、ガパオ・パッタイ・グリーンカレー・トムヤムクンヌードル・タイヌードル・カオマンガイ・エビチャーハン・タイかぶれパクチー麺の８種類から選べます。とても豪華ですね。

メニューが豊富なので迷いますが、中でも人気なのは「タイかぶれパクチー麺」。どっさりと盛られたパクチーの香りに慣れてくると、ネギや干しエビのうまみがじんわりと感じられる珠玉の一杯です。店内は女性の比率が高く、男性客は少なめ。女性一人でランチを楽しんでいる人も多いです。

新橋、銀座、神田など、都内に複数店舗を展開している「神田の肉バルRUMP CAP （ランプキャップ）」。JR赤羽駅西口すぐのところに、この人気店の赤羽店がお店を構えています。

ランチの営業時間は11:30～14:30で、さすが人気店だけあって常にお客さんでにぎわっています。お店はファミレスのようなつくりで天井が高く、店員さんは明るく元気で活気があります。完全禁煙なので、子供連れでも気兼ねなく利用できます。ランチからボリューミーなお肉をおなかいっぱい食べたいときに、思い出してほしいお店です。

「神田の肉バルRUMP CAP 赤羽店」のランチメニューは、「肉屋のサーロインステーキ（160g）」「ハラミステーキ（150g）」「肩ロースステーキ（160g）」といったボリュウムのあるお肉料理がメイン。100グラムは少ないけれど、200グラムではすこし多い、という女性には、ちょうどよい量ですね。お肉は増量することも可能です。

ステーキやハンバーグを注文すると、小さなフライパンに入って熱々の状態で提供されるのも食欲をそそります。限定10食の「MIXステーキ（160g）」は人気メニューのため、早めに来店しなければ売り切れてしまいます。全てのランチメニューに、ライス・サラダ・スープがつきます。スープ、ライスはおかわり可能なので、食いしん坊でもおなかがいっぱいになりますね。

JR赤羽駅の東口から徒歩5分、ビルの地下1階にある「アジアンパーム赤羽」。店内は広々としており、東南アジアのリゾート地を彷彿とさせるようなエキゾチックな雰囲気がただよっています。お店の名前どおり、タイ料理、インド料理、ネパール料理が楽しめるお店で、エスニック好きの人にはたまりません。

年中無休で、ランチの営業時間は11時から。ネパール人の店員さんが優しく迎えてくれます。ランチのセットメニューは、タイ料理の「パッタイ」や「トムヤムクンラーメン」のほか、インドカレーも味わえます。ランチメニューが豊富で、選ぶ楽しみがあるのがうれしいですね。

「アジアンパーム赤羽」のランチでは、タイ料理とインド料理が楽しめるのが売り。タイランチセットで人気の「トムヤムクンラーメン」は、強烈な酸味と辛みに加えてエビの風味が感じられて、本場の味と評判です。

インドカレーランチには、すこし珍しい「ゴワプラオンセット」があります。ゴワプラオンは、トマトベースのカレーに海老と生クリームを入れて煮込んだもので、なかなか他店では食べられないメニューです。カレーのナンは、ふわふわとしてバターの香りが感じられ、女性うけも抜群。1,000円以下で、本格的なタイランチ＆インドカレーランチが楽しめる、おすすめのお店です。

東京都内にもいくつも店舗があり、メディアにもたびたび取り上げられる韓国料理の人気店「チェゴヤ」。チェゴヤの赤羽店は、JR赤羽駅北口の、赤羽ショッピングセンター内にあります。チェーン店のため気軽に入れ、禁煙・分煙と席がしっかりわかれているので、タバコの煙が気になる女性にもおすすめのお店。年中無休で、ランチタイムは11:00～16:00と、長い時間営業しているのもうれしいです。

「チェゴヤ赤羽店」のランチメニューは、ごはん・チゲ・麺・スープと種類が豊富。「石焼チーズビビンバ」「チーズスンドゥブチゲ」などチーズがたっぷり入ったメニューは、辛い物が苦手な人でもおいしく食べられると評判です。変わり種のメニューでは、赤ラーメンにクッパが合わさった「バルガン麺」、人気の石焼ビビンバにプルコギをプラスした「石焼プルコギビビンバ」が人気。

ランチでは1,000円あれば満腹になれるので、コストパフォーマンスも抜群。JR赤羽駅周辺で、どのお店でランチを食べようかなかなか決まらない時には、ぜひ選んで欲しいお店です。

JR赤羽駅から徒歩3分のところにある「グッドミートバル」。東京都内で100店舗の飲食店と契約を結んでいるお肉屋さん「グッドミート」がプロデュースする、スペイン＆イタリア料理のお店です。バルというだけあってディナータイムがメインですが、土日はランチの時間帯も営業しています。直営店から仕入れるお肉料理をメインに、お酒がおいしくすすむメニューがそろっています。「肉バル」が林立する赤羽駅周辺のエリアでNo.1のお客さんも多い人気店です。

「グッドミートバル」のランチタイムは12時から、開店と同時にお客さんが詰めかけて、ほどなく満員になってしまいます。多くのお客さんが注文するのが「お肉の前菜5種盛り」。さまざまなお肉の前菜が楽しめる、お店自慢の一品です。

メイン料理は「グリルの盛り合わせ」が人気。牛・豚・鶏の盛り合わせで、それぞれのお肉にあった味付けがされていて感動します。「黒毛和牛のボロネーゼ」といった、お肉屋さんならではの高級肉を惜しげもなく使ったメニューも美味。ランチの時間帯はディナータイムの騒がしさもなく、落ち着いた時間を過ごせるのでおすすめです。

JR赤羽駅の西口すぐのところに店舗を構える「プチモンド赤羽」。昭和6年創業の老舗の青果店で、1980年に入ってから現在のようなフルーツパーラーも営業するようになりました。人気のグルメドラマ「孤独のグルメ」でお店が紹介されたことでさらに勢いに火が付き、常に行列ができる人気店に。

「プチモンド赤羽」の看板メニューは、新鮮なフルーツがたっぷり使われた「フルーツサンド」。ほとんどのお客さんが注文する、お店の創業時からの定番メニューです。10時の開店時間を狙って行かなければ、待つことになる可能性が高いですが、並んででも、待ってでも食べる価値のあるお店です。

「プチモンド赤羽」の看板メニューは、「孤独のグルメ」にも登場した「フルーツサンド」。ふわふわの柔らかい食パンに、生クリームと新鮮なフルーツがぎっしりとはさまり、とてもボリュームがあります。パンが薄切りのため、手で持つと中身がこぼれ落ちてしまいそうですが、果物のみずみずしさと生クリームの甘みをしっかりと味わえます。これだけフルーツがしっかりと入っていて、750円とは驚きです。

「フルーツサンド」のほかにも、「フルーツパフェ」も人気。その時々の、リンゴ・キウイ・スイカといった旬の果物を豪快に盛り合わせた、写真映えも抜群のデザートメニューです。昔懐かしい真っ青な「クリームソーダ」など、レトロな喫茶店の雰囲気が味わえるドリンクメニューも充実。女性だけでなく、甘党の男性にもおすすめのお店です。

JR赤羽駅西口を出てすぐのところにあるショッピングセンター「ビビオ」。そのビビオの地下1階にあるのが、本格的なインド料理を楽しめる「ベンディカ赤羽」です。オレンジ色の看板が目印で、店内にはインドテイストの雑貨がディスプレイされており、エスニックな雰囲気がむんむんと漂います。

コックさんはネパールの方で、インドカレーを中心としつつ、ネパール色を感じられるメニューもそろっています。お得な日替わりランチセットが人気で、ランチの時間帯には近隣で働くサラリーマンの人々によく利用されているお店です。

「ベンディカ赤羽」のメニューには、肉カレー、野菜カレーのほか、ほかのインドカレー屋さんではなかなかお目に掛かれないスープカレーがあります。スタンダードな「チキンスープカレー」のほかに、「餃子スープカレー」「ごまスープカレー」など、変わり種のメニューがあるのもおもしろいです。

サラリーマンにも人気の、お得な「日替わりランチセット」は、プラス250円でナンをチーズナンにも変更可能です。あつあつのチーズがとろけるナンを、カレーにつけて食べるとぜいたくな気持ちになれます。1,000円で本格的なカレーを楽しめる、おすすめのお店です。

赤羽といえば、朝酒・昼酒が楽しめる酒飲みの街といったイメージがありましたが、現在ではそのイメージをくつがえすような、若者や女性が入りやすいお店が増えてきています。「バネジョ」と呼ばれる若い女性たちが、そのイメージの刷新に一役買っているのでしょう。

今回ご紹介した10店舗は、どれもJR赤羽駅から徒歩5分圏内とアクセスは抜群です。「肉バルKACCHAN 赤羽」や「グッドミートバル」では、ランチからボリュームのあるお肉が楽しめるのはもちろん、女性同士でも入りやすい点が魅力。本格的なエスニック料理が味わえる「タイかぶれ食堂」や「アジアンパーム赤羽」も、女性一人でも気兼ねなく入れます。

赤羽駅周辺には、昔ながらのディープな魅力のあるお店はもちろん、おしゃれなランチが楽しめるお店もたくさんあるので、お気に入りのお店をみつけてみてください。