町田で見つかる素敵な本屋TOP15！お好みの本屋が見つけよう！

町田市は東京の南西方向、神奈川県との境にあります。JRと小田急が交差するこの街には、かつては駅前に多くの古本屋がありました。しかし時代とともに古本屋のほとんどが閉店。一部のお店が残っています。また代わりに大手の本屋が駅前に進出しています。そしてさらに新しい動きとしてアニメ関係の本や同人誌を専門に扱う本屋の姿も。そんな町田の本屋でおすすめをひとつずつ紹介していきます。

アニメイト町田店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はJR町田駅側で、町田駅前通りと町田仲見世商店街を越えたところにあります。アニメイト本の中でもアニメに特化したお店。1983年に池袋でオープンした後は東京都内を中心に北海道から沖縄まで全国に店舗を持つ業界最大手となりました。さらに海外にも進出しており、台湾、香港、中国上海、バンコク、そして韓国にも店舗を持ちます。そしてアニメの権利者を通じて独自開発したアニメ商品を多数持っているので、他の店舗では手に入らないレアものがあり、それを求めるために多くのファンの出入りがあります。

また一般的なものに加えていわゆる「同人もの」を扱っているのが大きな特徴。女性向けのボーイズラブややおいと言ったものが多いです。ほかでは手に入らないものが入手できる可能性が高いでしょう。町田店は2階建ての2フロア。1Fでは各書籍やキャラクターグッズを販売しており、ガチャガチャコーナーをはじめ新刊、既刊の書籍の数々やキャラクターグッズを販売しています。2Fに上がるとオーディオエリアになっており、こちらもリリースされたばかりの新しいものから不朽の名盤まで選び放題。また特設スペースとガチャガチャコーナーは2Fにもあります。

世界堂は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はJR町田駅側で、町田駅前通りに面していますから、アクセスも大変便利が良いです。世界堂は新宿に本店を持ち、1940年に創業。都内を中心に横浜や所沢、名古屋に店があります。本来は画材と文房具を扱っていますが、書籍も取り扱っており、画材や図面に関するものからコミックまで幅広く取りそろえています。絵心がある人や絵を描いてみたいという人はぜひ立ち寄りたいお店。2005年から始まった世界絵画大賞展などの受付も行っており、アートを身近に感じられる空間と言えます。

このほかにもアートのカルチャー教室も行っていますから、興味があればぜひ立ち寄りたいところ。画材に関する品ぞろえはもちろんのこと、専門的な関連書籍も多いのも特徴です。町田店はオレンジの壁と緑のテント看板が印象的なビルで、わかりやすいです。画材、模型材料、事務用品がそろっているのもうれしいところ。また叙勲額という他ではなかなか扱っていない伝統的な額縁もあります。さらに提携駐車場の町田市営原田一丁目駐車場に行けば、2000円以上で駐車料金が、お得になるサービスも魅力的です。

有隣堂 町田モディ店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所は小田急町田駅側で、駅前のマルイ百貨店などが入居している商業施設、町田モディーの8Fにあたります。有隣堂は、明治27年に開業した老舗の書籍店兼出版社。神奈川県を中心に東京や千葉に展開しています。戦前まではのれん分けにより第九まで存在していましたが、現在は第七有隣堂だけが小さな本屋として横浜西区に現存しています。ただし本社との資本関係は無し。またグループの中には医学書を専門に扱う店もあり、その中のひとつは北里大学内にあります。

町田店は、書籍をはじめ文具、図書カード、QUOカード、HonyaClub受取を行っています。以前は7Fに文具売り場がありましたが、こちらは閉店したので注意してください。また周辺のパークワン、アイパーク、ぽっぽ町田、市営原町田駐車場と提携しており、商品の購入金額によって駐車料金が無料になる特典もあります。このほか、定期的に有名著者によるサイン会やイベントも行われています。詳細については公式ページに情報を提示。事前にチェックしておき、気になる作家がいるタイミングで本屋に行くのも良いでしょう。

久美堂（ひさみどう）本店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所は小田急町田駅側で南口駅前すぐ、カリヨン坂に面した位置にあり、目の前にはカリヨン広場があります。1945年創業の書籍チェーン店で、町田を代表する本屋。本店のほか小田急、四丁目、本町田、玉川学園と言った町田市内各所に店舗を持っています。また本町田店には本屋では珍しいドライブスルーの施設があるのが大きな特徴。さらにリアル店舗でありながら楽天スーパーポイントが使えます。これは本店を含め数店舗で実施されています。

本店は、基幹店舗として創業当初からの歴史を持つ店。他店にはないものを扱っており、資格試験に対するものもそのひとつ。日商簿記検定をはじめ、漢検や英検をはじめとする各国語の検定試験、あるいは硬筆・毛筆書写技能検定といった各種資格試験の申込書やパンフレットを扱っています。また文部省検定検定済の教科書や一部の学校採用品（副教材）も扱っています。ただしこれらはキャンセルできないので、店頭での前金制度となっています。このほか本店をはじめ各店舗ではフェアを定期的に開催していますから、あらかじめチェックしてから行くのも良いでしょう。

啓文堂書店 鶴川店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所は市内の小田急線・鶴川駅。その駅前にあります。啓文堂書店の正式名称は、京王書籍販売という名前で、京王グループの企業です。1975年に京王不動産書店営業部としてスタートしました。そのため京王線沿線に店がありますが、町田・鶴川店のように小田急線など他路線沿いにもお店があります。また「おすすめ文庫大賞」というものを2007年から開催しています。これは書店があらかじめ候補を選定し、そこから顧客の投票で受賞作を選ぶというもの。候補作品を探したり、投票したりと楽しめます。

鶴川店は小田急マルシェ鶴川の2F。取り扱っているものは書籍をはじめ雑誌、図書カードQUOカード、文具です。また各資格検定の受付を行っています。また鶴川店をはじめ東海大学前店、小田急相模原店、そして狛江店は小田急ポイントが3倍になるというサービスを始めました。ただしこれはいつでもというわけではなく、5で割れる日。5・10・15・20・25・30に行けば対象となります。加えて毎週土曜日も同様です。小田急のポイントカードを所持している人は、来店する日付を意識してみましょう。

BOOK OFF SUPER BAZAAR 町田中央通り店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はJR町田駅側で、町田駅前通りより2本先の通りになります。BOOK OFF（ブックオフコーポレーション）は、中古書籍を扱うお店。しかし従来のいわゆる本屋と違う方法で、入りやすい雰囲気で中古本を扱うことから人気が高まりました。古本特有の臭いを抜く対策、さらに業界でのタブーとされた「立ち読み」を容認するなど、中古本が非常に手に入れやすくなっています。逆にいらなくなった本の買い取りもしやすいです。

SUPER BAZAAR町田中央通り店では、あらゆるものの売り買いが可能。例えば買いたい商品なら、本（書籍、雑誌、コミック）、CD、DVD、レコード、ブルーレイ、ゲーム機やソフト。また携帯電話やいわゆるデジタル家電、さらに一般的な家電も取り扱っています。また楽器やトレーディングカード 、おもちゃと幅広く扱っています。ブックオフのオリジナル商品も販売。逆に売りたい商品なら、オリジナル商品以外は可能です。とにかく品数豊富な大型店舗ですから、ほしいものや売りたいものがあれば、ぜひ立ち寄ってチェックしてみましょう。

ヴィレッジヴァンガード町田ルミネは、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はJR町田駅側で、町田駅と一体化したルミネ町田内の10Fにあります。ニューヨークのマンハッタンにあるジャズクラブの名前を冠したこのお店は、名古屋が発祥の地。書籍を中心に扱うも、それにこだわらず、いわゆるサブカルチャー的なマニアックな書籍、趣味性の高い本・雑貨をそろえています。「遊べる本屋」というコンセプトの下、スタッフの裁量によって店舗が運営されているため、同じ経営の店なのに雰囲気が違うことも特徴の一つです。そのため、本を探すこと以外の楽しみ方ができます。

町田ルミネにある店舗も入口を見ただけでは本屋とは思えない雰囲気。倉庫を利用した店舗から始まったというヴィレッジヴァンガードは陳列も独特で、町田店もそこだけ異空間という面持ちです。入口の周りにはいろんな雑貨が所狭しと置いてあります。そして店内も雑貨というよりも店主好みの宝物。ガラクタっぽい雰囲気も見ていて楽しくなります。また9Fにはダイナーもあり、本や雑貨選びに疲れたときにはぜひ立ち寄りたいところ。両方回れば、町田のデートコースにもなります。

とらのあな 町田店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はJR町田駅側で、町田駅前通りから2本先の通りに面しています。コミックとらのあなは、本の中でも同人誌を中心に扱っているお店のグループ。もちろん商業用の漫画雑誌も取りそろえています。1994年に開業。当時はゲーム、アニメ、漫画を扱っている店は別々だったためそれを一つにまとめたことで絶大な人気となりチェーン展開しています。また「とらのあな」とは、漫画タイガーマスクの秘密結社から名づけ、いわゆる「インディーズ」作品である同人誌を販売することからつけられています。

とらのあなは、秋葉原や池袋、新宿など都心に多く店を持ち、町田店については初代の店が2007年に誕生したものの2016年にいったん閉店します。ところがその2年後に再び2代目の店として復活しました。2階にあるフロアでは、一般と成年用のコミックをはじめ、一般向け同人誌、成年向け同人誌、そして女性向け同人誌がそろっています。このほかホビーやCD・DVD・ブルーレイを扱い、また古物もあります。また通販を使って予約をして店頭で受け取るサービスも行っており、特に在庫などの希少な同人誌を入手しやすくなっています。

くまざわ書店 町田根岸店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所は神奈川県の淵野辺駅から県道57号線を北東方向に進んだところ県境の境川を越えて町田市内に入った、アメリア町田根岸ショッピングセンター内の2Fにあります。くまざわ書店の本社は八王子。一部の県を除く全国に支店を持つチェーン店です。その数は200を超えて全国で3位。明治23年創業の老舗で戦後に会社組織に変更してから大きくなりました。書籍、雑誌のほか学校で使用する教科書や文具、CDを取り扱っています。

町田根岸店は、駅からは少し離れていますが、27もの専門店が入った大型ショッピングセンター内にあり、土日になれば満車になるほどの盛況ぶり。内装は茶系で統一されており、落ち着いた雰囲気で気になる本選びに最適です。個人店にありがちな入りづらさもありませんから、ショッピングついでにサクッと立ち寄って気になる本を探してみるのも良いところ。また有名な作家のサイン会を定期的に行っています。またドライブデートにも最適なスポット。じっくりと品定めしながら最適な本を選びましょう。

ブックファーストルミネ町田店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はJR駅側で駅と直結している、ルミネ町田の7階にあります。ブックファーストは、出版専門商社のトーハンの子会社が運営している書店チェーン。しかし元々は阪急電鉄直営の書店としてスタートしました。兵庫県の川西からスタートし阪急沿線で展開。やがて、首都圏にも進出しました。その後2012年になり阪急の子会社だったブックファーストの株を取得することにより経営母体が変わりましたが、その後あおい書店の一部店舗を継承するなどの活躍を続けています。

ルミネ町田店は、入りやすい開放的な入口となっており、「BOOK　1st」という大きな看板が目印。本は豊富に取りそろえているので、長時間過ごしながら気になる本をセレクトするのも楽しいところ。書籍のほか、雑誌や文具も販売されています。また新鮮で、かつ有意義な情報を積極的に取り入れており、その中でも選りすぐりの情報を提供しますから、贅沢な気持ちで本を選べます。本がそばにある生活は毎日を豊かにしてくれます。サクッと立ち寄り、気になる本を選んでみましょう。

TSUTAYA 西友町田店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所は小田急側で、駅の南西側に位置する西友町田店の3階にあります。TSUTAYAの正式名称は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ。1983年に大阪の枚方で開業した蔦屋がその源です。写楽を世に送り出した江戸時代の版元・蔦屋重三郎とは直接の関係は無く、創業者の祖父が経営していた置屋の名前から付けられました。スタートは書店事業ですが、やがてコミックレンタルや映像・音楽ソフトの部門にも進出。さらにゲーム販売や飲食業、動画配信事業とあらゆる分野に手を伸ばしています。

TSUTAYA 西友町田店で取り扱っている商品は次の通りです。本・コミック、CD、DVD・ブルーレイ・ビデオはレンタルに対応、新品販売にはゲームとトレーディングカードが含まれます。ちなみに本とコミックについてはレンタルのみの対応となっていますので注意しましょう。中古についてはゲームのみ対応で、販売も買い取りも可能。そのほかエンタメプリペイドカードを販売しています。このほかのサービスとして郵送返却やレンタルリクエストお取り寄せ、ゲーム機本体延長保証、スマホ・タブレット買取などにも対応しています。

愛の書店EUREEKA（ユリイカ）は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はJR側で、駅前通りから一本北にあるターミナルロードから仲見世商店街の中に入り、その路地裏の奥の建物の2Fにあります。非常にわかりにくい場所にありますから、最初は迷うかもしれません。店内はサブカルチャーの世界が広がっています。またアート、思想、民俗学に関する専門性の高い書籍を多数扱っているので、興味があればぜひ訪れたいところ。ちなみにここは基本的に土日のみの営業となっているので注意してください。

かつて町田駅前には、数多くの古本屋がありました。しかし2010年代に入ると閉店する店が相次ぎ、壊滅寸前の状況に。その中でほぼ唯一残っているのが、EUREEKA。もともとはネットショップでしたが、路地裏にあるもとは置屋だったという建物を使って実店舗をはじめました。店舗面積は畳7畳分と非常に狭いですが、他の書店では扱わないようなレアなものが集まっています。「アマゾンより安く、ブックオフより品ぞろえが豊富」を合言葉に、週末になれば、超マニアックな書籍を求める人たちがやってきます。

miniメロンブックス町田は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はJR側で、駅前通りから北にあるストリート、大和横丁を進んで最初の通りを曲がったところにあります。メロンブックスとは同人ショップで、三大都市圏や都道府県の県庁所在地を中心に展開しています。同人業界最大手。1998年に札幌で設立されアニメや漫画、あるいはコンピューターゲームを題材にした同人誌と同人ソフトこれに加えて、関連キャラクターグッズやCDを販売しています。男女限らず一般向けの同人誌を取り扱っているのが特徴。レアな本はこちらで手に入ります。

夕張メロンから名づけたというお店はわずか10坪からスタート。実店舗を増やす一方。同人作品のダウンロード販売や電子書籍の販売なども積極的に行っています。町田にあるお店は、メロンブックスのミニ版で、いちご町田イーストビル2Fゲーマーズ町田店内にあります。2019年8月にできたばかりの新しいお店。作者のサイン入りという大変レアなコミックの販売といったキャンペーンを行っています。ネットで注文し、手数料や送料がかからないお得な店舗受け取りも行っており、レアな同人誌を気軽に手に入れられます。

文教堂書店 成瀬店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はJR横浜線、町田駅から一駅先の成瀬駅で、駅前にある相鉄ローゼン3Fにあります。文教堂は、昭和24年に川崎市溝口の大山街道沿いにある商店街で創業しました。やがて規模が大きくなり上場。112都道府県にて100店舗ほど経営しています。その数は全国の書店の3パーセントを占める規模。一般書や雑誌などがメインですが、一部の大型店舗では専門書も積極的に取り扱っています。また店舗と通販部門の在庫については、相互で融通しており、結果的に商品調達力が高いという特徴を持ちます。

町田には、かつて文教堂のホビー・アニメガ町田店がありましたが、ホビーアニメ部門はソフマップに譲渡。町田駅にあるソフマップと共存していましたが、2020年の春に閉店することが決まりました。したがって文教堂書店としては成瀬店が最も近い店になります。そんな店内では書籍のほか文具やQUOカードも扱っています。基本的には無休なのもうれしいところ。ドイツ語で薔薇を意味する名前を持つ、相鉄ローゼンでショッピングをしながらサクッと本を探してみるのも良いでしょう。

古書 二の橋書店は、町田のおすすめ本屋のひとつです。場所はオ小田急電鉄・小田急線の町田駅からニ駅先の鶴川駅より北側、若草児童公園を越え鶴川合町通りを越えたあたりにあります。ここは昔ながらの古本屋。町田駅周辺の古本屋は壊滅に近い状況に陥っていますが、ここは豊富な品ぞろえで信頼を集めています。創業80年を超える老舗は現当主が三代目。古本の買い取りについては店主が自ら出張で買い取りも行っています。またチェーン店では価値が無いと言われるような本も引き取り可能。老舗当主の目利きで選びます。ここは本当の意味での古本屋。郊外の中古本の店とは品ぞろえの質が全く異なります。

古書 二の橋書店の良いところは、カフェを併設している点。ついつい気になる古本に囲まれた空間でゆったりくつろげます。ありがたいことに店内の古本を読みながら過ごすことも可能。鉄瓶を使って沸かしたドリップコーヒーの味わいは格別です。またソフトドリンクのほかアルコールも用意しており、ビールやワイン純米酒などを飲みながらゆったりと読書タイムをすることも可能。また音楽が好きな店主のため昔ながらのレコードが聞ける空間。本マニアだけでなく、音楽マニアも集います。

町田には、かつての存在した多数の古本屋は消えていきました。しかし大型の書店やアニメ、それから同人系のお店など、書店文化の流れは形を変えながら現代にも引き継がれています。都心からは少し離れてはいるものの、小田急、JRをうまく使えば意外に近い町田駅とその周辺。気になる本があればぜひ立ち寄ってみましょう。一般的な本から専門書、古本、アニメ本、そして同人誌。いろんなジャンルがありますから、町田を散策しながらいろんな書籍文化に触れてみてください。