霧島のお酒おすすめ20選!人気の飲み方や酒類などをご紹介

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霧島酒造のお酒を案内します。南九州は芋焼酎の故郷、鹿児島が有名です。しかし宮崎も負けておらず、その代表格が霧島酒造。そんな霧島酒造の有名な銘柄からマニアックな銘柄まで、20アイテムをひとつずつ紹介します。

霧島のお酒とはどんなもの?人気の種類は?

出典: www.jalan.net

霧島酒造は、1916(大正5)年に江夏吉助(えなつきちすけ)により創業。都城市で芋焼酎の製造をはじめました。霧島の由来は宮崎と鹿児島県境にある霧島山からつけられています。1955年(昭和30)年には、工場の近くで天然水を掘り当てることに成功。「霧島裂罅水(きりしまれっかすい)」と命名され、焼酎の仕込み水として大活躍します。2代目社長・江夏順吉(えなつ じゅんきち)の時代には、乙類と呼ばれていた焼酎を本格焼酎と改めさせるなど、焼酎のイメージアップを心がけ、その結果3Mに代表される焼酎ブームにつながりました。現在は宮崎の大手として焼酎のほか、薬膳成分を含んだスピリッツやビールの醸造も手掛けています。

霧島のおすすめお酒の種類:①白霧島

白霧島は、霧島酒造の銘柄のひとつです。キャッチフレーズは「どしっとほわんと」。これは、80年以上前から存在していた定番ロングセラー「霧島」という代表銘柄。味はそのままに、名称を変えたものです。原料は南九州のシラス台地にて丹精込められて作られた黄金千貫(こがねせんがん)と呼ばれるサツマイモを使いました。それを霧島連山の地下水・霧島裂罅水(きりしまれっかすい)を使って師こみ上げます。そして白麹(しろこうじ)を使用。この麹を使うと、他の麹と違い軽やかな口当たりになるのが特徴。焼酎が身近なものとなりました。

この白麹を分離培養に成功したのが、初代河内源一郎(かわちげんいちろう)です。彼は黒麹を発見しましたが、その中に突然変異する麹菌を見つけました。それが白麹。昭和以降の全盛期は、このマイルドでキレが良く、そして軽やかな焼酎造りになくてはならないものとなりました。なめらかで伸びを感じるのが特徴。飲み方のイチオシはお湯割りで、芋本来のふくよかな香りが堪能できます。アルコール度数は20度と25度から選べます。2015年にリニューアルした新しいラベルは、5代目。ぜひ霧島伝統の味を堪能してみましょう。

霧島のおすすめお酒の種類:②黒霧島

黒霧島は、霧島酒造の銘柄のひとつです。キャッチフレーズは「トロッとキリッと」これは、大正5年に霧島酒造創業者である、江夏吉助が作った焼酎です。いわゆる黒麹を使用しており、これは初代河内源一郎による発見によるもの。当時酒用の麹といえば、日本酒用の黄麹しかなく、それで焼酎を作っていました。しかしあまり安定せず、打開策が無いか考えていたところ、源一郎は鹿児島の南に浮かぶ列島。沖縄の泡盛に着目し、苦労を重ねたことが実って、黒麹の分離に成功しました。このことによりより安定的な焼酎が作れるようになったとされます。その代表銘柄である黒霧島。しっかりと味わいたいところです。

黒麹を使って作られた黒霧島は、とろりとした甘み、そして後切れがキリッとした点が評価されます。そのほかの原料は白霧島同様、黄金千貫と霧島裂罅水を使用。また飲み方は、オンザロックが最も適しています。その理由は後味のキレの良さと、香りに隙がなく飲みやすいからです。またロックに使う氷は、ミネラルウォーターを凍らせるとよりおいしさが倍増します。こうして飲むとうっすらと芋の香りが口の中に広がりますから、ついつい癖になり飲みすぎるかも。毎日飲んでも飽きない定番酒としてもおすすめです。

霧島のおすすめお酒の種類:③赤霧島

赤霧島は、霧島酒造の銘柄のひとつです。キャッチフレーズは「みやびにするっと」。これは使用する原料に特徴があります。通常は黄金千貫をつかうところを、紫優(ムラサキマサリ)と呼ばれる紫芋を使う点です。そしてこの芋にはポリフェノールが豊富に含まれています。それを焼酎用の麹を生成しているクエン酸と反応。真っ赤な醪(もろみ)が出来ることから赤霧島と名付けられました。ちなみに醪とは、芋と麹で仕込み、発酵することによってできる、蒸留前の仕込まれた酒のこと。これを蒸留することで、焼酎原酒が出来上がっていきます。

赤霧島の特徴は、気高い香りと澄んだ甘みが特徴。どんな料理にも合います。また紫優は黄金千貫からはじまって4世代後の銘柄となり、(DNA)を引き継いだものとなっています。その味わいはまろやかな口あたりで、場合によってはフルーティーさも備わっており、飲みやすいのが特徴。ワインのようだとの声もあり、「雅」な味わいが人気を得ています。ちなみにおすすめの飲み方は、ロック、水割りが最適。ただ原料の生産量が限られており、入手が容易ではなく、プレミア焼酎扱いを受けています。但し料金は低価格なのがうれしいところです。

霧島のおすすめお酒の種類:④茜霧島

茜霧島(あかねきりしま)は、霧島酒造の銘柄のひとつです。キャッチフレーズは「きらっとはなやか」。こちらの焼酎の原料は、玉茜(タマアカネ)と呼ばれる品種でオレンジ色をしています。この芋は開発に13年の期間を得て、誕生した逸品。さらにそれに加えて、通常の焼酎麹ではなく、芋の花から抽出したという花麹を使用しました。この霧島酒造独自の焼酎はそれまでのいも焼酎の常識を覆しました。華やかな香り、そして旨さがキラッと光ります。そんなフレッシュで華やかな香りは魅力が凝縮されているようです。

焼酎の中でも芋焼酎はその個性的な香りが故に、特に若い女性からは敬遠されてきました。しかしこの茜霧島はそんな芋焼酎の特徴とは真逆的な位置にあるので、飲んだこと無い人が挑戦するのにも最適。そして本格芋焼酎の特徴でもある、糖質・プリン体がゼロ、さらに低カロリーです。そんな茜霧島で飲むおすすめの方法は炭酸割り。爽快な喉こし、そしてフルーティな味わいは炭酸のシュワシュワ感と絶妙な相性。カクテルを飲むような感覚で味わってみましょう。ちなみに玉茜(タマアカネ)も、黄金千貫の4世代子孫。DNAを引き継いだ存在であります。

霧島のおすすめお酒の種類:⑤黒霧島EX

黒霧島EX(くろきりしまいーえっくす)は、霧島酒造の銘柄のひとつです。キャッチフレーズは「DELICIOUS PENTAGON」これは黒霧島の派生製品で、「デリシャス・ペンタゴン製法」と呼ばれる独自製法を採用。「あまみ」「うまみ」「まるみ」「トロッと」「キリッと」の5つの要素を最高レベルにひき出しています。それはラベルにも表されており、その形は5角形・ペンタゴン。霧島酒造2代目社長が追い求めたすべてがそこにあります。ぜひ通常の黒霧島とは一味違う究極の味わいを堪能してみましょう。

その味わいを通常の黒霧島と比べると、通常のものは「キリット」が特に強調され、次に「あまみ」と「まるみ」と続き、「うまみ」「トロッと」はあまり強調されていませんでした。しかしこの黒霧島EXは全ての要素がパーフェクトに強調されております。同じ銘柄の系列とは思えない旨さ。芋らしい優しい香りがします。そして飲み飽きなさをサポートする切れ味。さらに芋らしい厚みのあるコクがあります。そのうえ重さがありながら口当たりの素晴らしさは、飲み方を選びません。ロック、水割り、お湯割り、食虫酒、あらゆるシーンでゆったりと飲んでみましょう。

霧島のおすすめお酒の種類:⑥虎班霧島

虎班霧島(とらふきりしま)は、霧島酒造の銘柄のひとつです。キャッチフレーズは「がるっと ふわっと」。これは2種類の焼酎麹をブレンドして作られています。もともと存在し、日本酒で多用される黄色麹と霧島酒造伝統の黒麹をブレンドさせています。これはそれぞれの麹の力を融合させることで新しい香り、そして味を誕生させました。独自の三段仕込みで醸し出しました。黒麹のキレ、そして黄麹が織りなす華やかなコクと風のような余韻。この二つを合わせ「風黄黒源」の味わいと評し、ラベルにも刻印しています。

虎斑霧島の飲み方ですが、イチオシは水割りです。華やかな香り、軽やかな味わい。甘い口当たりにピッタシ。そしてさらにひと手間加えたアレンジ方法を提唱しています。それは炭酸と山椒(さんしょう)。うな丼にふりかけるかのように、この焼酎にも山椒パウダーをふりかけます。そしてこのときばかりは、水ではなく炭酸を使用。あらかじめ氷を焼酎と和ませ、冷えたソーダは氷に当てないように注ぐのが特徴。仕上げに山椒をふりかけてください。山椒の代わりの青柚子を使うのも良いところ。もうひとつ、キンガンの甘露煮を入れたお湯割りもグッドです。

霧島のおすすめお酒の種類:⑦宮崎限定 霧島

霧島酒造は宮崎に拠点を置いており、地元宮崎県民から絶大な支持を得ています。そんな県民の方向けに造られているのが、宮崎限定・霧島です。キャッチフレーズは「ずしっと ほんかく」。元々は霧島酒造100周年事業のひとつとして開発された商品で、この説目の年に地元宮崎の方に感謝の気持ちとして作られました。いろんなシリーズがある中で、源流としてのこだわりから昔ながらのラベルを採用しました。「霧島」の後ろにそびえる霧島連峰。焼酎を醸す際に使う仕込み水を蓄える大自然の恵みです。

ズシっと響く飲み応え、そして飲んだ後に残る長い余韻が、霧島伝統の味。そんな記憶によみがえる懐かしさを体験できるこの焼酎の最も適した飲み方は「お湯割り」です。家族と仲間で囲みながら一日の疲れそして明日への英気を康なうために行われた会合「だれやめ」。その文化に適した味わいは、宮崎の子孫に引き継いでいきたい文化そのものです。華やかな香り、ふくよかな味わいが強く、そして辛口の味わいが決め手です。九州・宮崎の名産品をつまみに、昔ながらの味を思う存分楽しんでみたいところ。ちなみにアルコール度数は20度で1升瓶のほか、扱いやすい900ミリリットル瓶があります。

霧島のおすすめお酒の種類:⑧ゴールドラベル 霧島

ゴールドラベル「霧島」は、霧島酒造のおすすめの焼酎のひとつです。この商品の特徴は、フルーティな香りを醸し出す酵母を使用した点。さらに外観にもこだわり、フロストビンを使っておしゃれさを引きたてました。そしてゴールのラベルを用いたことから、華やいだ雰囲気を加えています。また高級そうに見えて決して割高ではないリーズナブルな価格で提供。口当たりの飲みやすさも手伝い、主に女性からの絶大な人気があります。またアルコール度数も20度に抑えているのもうれしいところ。芋焼酎初心者も受け入れやすい美味しさです。

ゴールドラベル「霧島」の飲み方のおすすめは、ロックもしくはお湯割りです。ただフルーティであたりが軽いことから、何も割らずにストレート。つまり生(き)で飲んでも十分楽しいところです。他の霧島シリーズと比べても抜群に香る華やかさ。それから甘みがありながらスッキリ飲めます。さらに後切れもすっきりした余韻。ただいわゆる「芋らしさ」を求めるめる人には、物足りなさを感じるかもしれません。また他の焼酎では合わせにくいような料理との相性も抜群で、たとえば中華料理といった味の濃いめの料理とでも問題なく楽しめます。

霧島のおすすめお酒の種類:⑨ 志比田工場原酒 霧島

志比田工場原酒 霧島は、霧島酒造のおすすめの焼酎のひとつです。この商品の特徴は、焼酎の「原酒」が味わえる点。通常の焼酎は、上流工程を終えると、割水などを行い、アルコール度数を調整します。しかしそういった行為を一切行わないのが原酒。芋焼酎では通常原酒のアルコール度数は37~39度と言われています。そしてこれは都城市志比田(しびた)町にある志比田工場で蒸留されたもの。アルコール度数は他の商品と比べて絶大に高い36度あります。しかしその味わいは高アルコールの原酒とは思えないまろやかさ。酒の味をじっくり楽しみたい人には、またとない焼酎といえるでしょう。

志比田工場原酒は、贈答用や大切な人向けに贈れるようにボトルデザインにもこだわりました。インプロフロストを使ったボトルは氷の結晶のようなおしゃれさ。またその形も焼酎というより、ウイスキーに近いものがあります。割水焼酎にはない、原酒だからこそ味わえるまろやかさと甘み。そしてコクは絶品です。ぜひ余計なものを割らず、そのまま生・ストレートで、芋焼酎の原酒そのものの味を楽しんでください。ただ度数が高いので飲み過ぎに注意しましょう。ちなみにボトルの大きさは、720ミリリットル瓶となっております。

霧島のおすすめお酒の種類:⑩特別蒸留きりしま

特別蒸留きりしまは、霧島酒造のおすすめの焼酎のひとつです。この商品はネーミングからある通り、特別な蒸留で作られた一品。製造過程で作り手とブレンダーがタッグを組み、密な連携を持って醸し出された究極の焼酎です。アルコール度数は40度を誇り、度数の高い部分のみを抽出しているのが特徴。それでいながら豊かな味わいと華やかな香りが何ともいえない美味しさです。その上、ボトルにもこだわりました。このデザインは重要文化財「白磁」保持者の井上萬二(いのうえまんじ)氏が監修。彼は人間国宝で、代表的な手法「渦文(うずもん)」をあしらいました。

特別蒸留きりしまは、2種類の味があります。「白」の方は、原料に黄金千貫を使用しており、「赤」の方は紫優を使っています。そしてラベルに刻まれたサインは、2代目社長江夏順吉のもの。霧島の味わいの礎を築いたとされる2代目の想いを存分に含ませています。そんな特別蒸留の最適な飲み方は、オンザロック。好みに応じて氷を溶かしながら注ぎ、そして40度の高アルコール焼酎の甘み、芳醇なコクをジワリと楽しんでください。一口含めば、馥郁(ふくいく)としたフレーバーと濃厚な味わいが一気に口の中に広がっていくでしょう。

霧島のおすすめお酒の種類:⑪黒霧島MELT

黒霧島MELT(めるとは)は、霧島酒造のおすすめの焼酎のひとつです。この商品は、黒霧島の一種ですが、通常完成してすぐに出すものと違い、そのまま熟成させているのが特徴です。樽貯蔵を含む10年以上の長期貯蔵というのが特徴で、いわゆる10年古酒と言えるもの。そのため透明ではなく、ウイスキーのような琥珀がかっているのが大きな特徴です。樽で長期貯蔵しているため、完成直後のお酒にありそうな「トゲトゲ」しさが無く、そういう角の部分が見事に取れたまろやかさ。また甘さが強調されています。

ウイスキーのような焼酎ですから、グラスに注ぐと通常の芋焼酎にはない、アロマが鼻を通じます。フルーツやバニラの香り、実際にそれらのものが入っていないのにも関わらず。この魅力ある味わいは、飲むというより舐めるという表現に近いスピードでゆったり味わいたいところ。飲み方としては氷を入れたロックが最適です。そして焼酎の常識を覆すような、デカンタボトルに詰めました。琥珀というより黄金色といえる酒本体の色合いが一目でわかる透明ボトルは、おしゃれな逸品と言えます。またラベルにもこだわりが。樽をイメージさせる曲線。山・風・雲・水をバランスよくデザインしています。

霧島のおすすめお酒の種類:⑫白吉助

吉助〈白〉は、霧島酒造のおすすめの焼酎のひとつです。これは芋麹焼酎と呼ばれるもの。このタイプの焼酎は従来の芋焼酎とは少し違います。通常はサツマイモを原料としながらも、いわゆる発酵用の麹(こうじ)については米を使用しています。しかしながらこの焼酎は麹にも芋を使用。要するにサツマイモ100パーセントの純粋な芋焼酎です。業界では1998年から発売されるようになり、霧島酒造でも吉助というブランド名で、芋麹焼酎を製造販売しています。吉助「白」の白とは種麹の種類。芋本来の味わいと堪能してみましょう。

吉助〈白〉を改めて見て行きますと、その特徴は軽快な透明感。口に含むと、最初に芋から通じる甘みが口の中に覆いますが、飲み干したときの後味がスッキリとしており、嫌みな甘さを感じることはありません。純粋さ(GENUINE)が前面に出た味わいは、「G-TASTE」と名付けました。さらりとのみたいときにおすすめ。そんな飲み方のおすすめは、お湯割りです。湯気からも感じられる芋本来のアロマが、他の飲み方と比べて一層引き立ちます。そしてその味わいを堪能するためにも、ぜひ試してみましょう。

霧島のおすすめお酒の種類:⑬黒吉助

吉助〈黒〉は、霧島酒造のおすすめの焼酎のひとつです。これは100パーセント芋だけを使った芋麹焼酎と呼ばれるもの。種麹に黒を使った逸品です。芋焼酎の強みである「芋らしさ」これを実現するポイントが、麹であるということは古くから知られてきました。しかし芋の麹化には特殊な技術が必要のため中々実現ができません。とはいえ霧島酒造の研究機関は、この芋麹づくりを推し進め、20世紀末に実現します。そして米麹では実現不可能だった本当の芋焼酎「芋」が全面に出せる味が堪能できるようになったのです。

吉助〈黒〉を改めて見て行きますと、その特徴は黒麹そのものが作用するため、コクが増した味わいになります。どっしりと落ち着きを払った香り、そして芋本来の甘みが口の中に広がります。これを穏やかさ(GENTLE)が前面に出た味わいを「G-TASTE」と名付けています。そんな至福が味わえるおすすめの飲み方は、ロックです。コクの味わいを贅沢に味わう際には、お好みの大きさの氷を入れてそこに注ぎます。氷山のように浮かぶ氷は少しずつ溶け出していき、焼酎に混ざって行きます。そんな中、じっくりと味わえば、ゆったりとしたときが流れるでしょう。

霧島のおすすめお酒の種類:⑭赤吉助

吉助〈赤〉は、霧島酒造のおすすめの焼酎のひとつです。これは100パーセント芋だけを使った芋麹焼酎のひとつ。特徴として紫優(ムラサキマサリ)を使う点にあります。ちなみに銘柄の吉助ですが、これは1916年創業の霧島酒造を創業した、江夏吉助(えなつきちすけ)にちなんだものです。彼は質実剛健な人柄として知られ、旨い芋焼酎を作るためのこだわりは半端ではありませんでした。その姿勢を後世にまで引き継ぎ、先端技術と融合することで生まれたのが、この芋麹焼酎の特徴。こだわりの精神が生んだ至高の芋焼酎と言えます。

吉助〈赤〉を改めて見て行きますと、芋由来の濃厚な甘み、そして香りを秘めたお酒。麹種には白を使っていますので、洗練された酒質となっています。口に含んだ味わいは高貴でかつ優美なテイスト。優美さ(GRACEFUL)を思わせ、「G-TASTE」と名付けました。そんな焼酎のおすすめはロックでの味わうこと。濃厚な香りそして甘みそのものをゆったりと味わうことができます。ちなみに吉助シリーズは、おしゃれな雰囲気の720ミリリットルのほか、ゆったりとあじわえる 1升瓶サイズも用意しました。お好みに応じて利用してみましょう。

霧島のおすすめお酒の種類:⑮「ほ」麦焼酎

むぎ焼酎「ほ」は、霧島酒造のおすすめの焼酎のひとつです。通常霧島酒造は芋焼酎を蒸留していますが、こちらは麦焼酎。個性的な芋焼酎は人気がありますが、どうしても芋臭いのが苦手な人がいます。その場合には麦の爽やかな香りとまろやかな旨みが特徴であるこの麦焼酎がおすすめ。スマートでファッショナブルな味わいなので若い女性にも最適です。そして瓶のラベルにもそんな女性が、仕事帰りなどに焼酎を飲んで「ほっ」と一息つく図柄があしらわれています。ちなみに飲み方のおすすめは、多種多様。お湯割り、水割り、そしてロックいずれもバッチリです。

むぎ焼酎「ほ」には、通常モデルとは別に「グリーラベル」と呼ばれる銘柄があります。これは熟成タイプの麦焼酎。アメリカンホワイトオーク樽に長期貯蔵したものを提供しています。そのため、色に薄い琥珀色が付いているのが特徴。その味わいは芋にはない麦特有の軽さと切れの良さが生かされており、またその個性が生かされていますから非常に飲みごたえを感じます。そして熟成することで生まれる奥行ある深い味わい。そのしっかりとしたの見応えに付随する香りは椿のようなアロマが広がり、その相性も申し分ありません。ロックの飲み方で風味を重視して楽しみましょう。

霧島のおすすめお酒の種類:⑯金霧島

金霧島(きんきりしま)は、霧島酒造のおすすめの酒のひとつです。これは通常の焼酎ではありません。黒霧島をベースに加えられているのが、冬虫夏草(とうちゅうかそう)。これは本来蛾の幼虫で、夏に地面に産卵後に羽化します。ところがこのとき、虫夏草属の真菌に感染してしまうと、菌糸が成長します。そして幼虫の成分を吸い取り、幼虫に代って成長し夏になると地面から草として生えてくるもの。チベットやヒマラヤで取られ、中国では生薬や薬膳料理に使われる検討的な素材です。焼酎が入った薬酒といえるべき存在。健康が気になるときにぜひ味わってみましょう。

霧島酒造ではかつて不可能とされた冬虫夏草の人工培養に成功。この分野の世界的な権威で韓国・江原大学の成教授の協力により成し遂げました。金霧島の味わいですが、冬虫夏草由来である深みあるコクが特徴。それでてマイルドで柔らかい口当たりですから、飲む時に違和感なく味わえます。ちなみにこの銘柄は2007年に発売が開始されていますが、「霧島通販蔵」において、常にナンバーワンの売り上げを誇ります。「吉禄優舞」の印が付いたこのお酒は美味しいだけでなく体にも良い薬酒はぜひ飲んでおきたいところ。飲み方はお湯割りやロックのほか、別名柄の黒宝霧島とのブレンドもおすすめです。

霧島のおすすめお酒の種類:⑰黒宝霧島

黒宝霧島は、霧島酒造のおすすめの酒のひとつです。これは通常の焼酎ではありません。黒霧島をベースに加えられているのが、チャーガと呼ばれている物。これはサルノコシカケ科に属するキノコで、ロシアバイカル湖周辺が主産地。現地では「森の黒ダイヤ」との異名を持ちます。かつては北海道でも取れたことがありました。見た目は黒く焦げた固まりですが、様々な栄養素がバランスよく含まれており、免疫力を増強させる作用があるとの報告もあります。がんや老化にも効果があると期待されている、チャーガを含んだこのお酒は、チャーが由来の黒色。健康的に味わってみましょう。

霧島酒造ではこのチャーガに着目。白樺2万本に1本との非常に低い確率でみつけられる希少価値が高いものの、その白樺を枯らしてしまうほどの強い生命力を保持します。これに理想的な甘味料として近年注目を集めている「アガベシロップ」。さらに蜂蜜に酢酸菌を加えることで作られる「発酵黒はちみつ」と、3つの要素が加わったお酒です。健康酒として高い支持を得ています。飲み方としてはお湯割り、ロックの他、別名柄である金霧島とのブレンド。薬膳効果のある健康酒をブレンドすることで健康度がアップします。因みに基本的な比率は、黒宝霧島1、金霧島2、そして割水やお湯が3というのが理想的です。

霧島のおすすめお酒の種類:⑱Ax霧島

Ax霧島は、霧島酒造のおすすめの酒のひとつです。これは通常の焼酎ではありません。黒霧島をベースに加えられているのが、アスタキサンチン。これは1938年に発見された天然色素物質で、海老やオキアミ、鯛、鮭に含まれており、また蟹などの甲殻類の殻にも存在しています。本質的にはβ‐カロテンやリコピン同じもので、これは赤い色素なのが特徴。鮭の卵でもある「いくら」には、この色素による抗酸化力をもっており、それはカテキンより強いことが判明しました。そのため健康食品や化粧品といった複数の業界で、この色素を積極的に利用した商品開発がすすめられています。

黒霧島を赤く染めあげるスタキサンチンの色合いは大変美しく、赤ワインにも似たルビーレッド。また氷を入れることでその色素の表情が微妙に変わるのが見ものです。肝心の味わいですが。黒霧島のしっかりとした味わいの中にマイルドさが加わっており、より飲みやすくなっています。そしてより飲みやすさを得るために、アガベシロップ、ダージリンティー、ローズヒップを加えました。この魅力的な商品の飲み方ですが、ロックで飲むのがおすすめ。そして飲む前に見て楽しめます。眺めていると赤い海に浮かぶ氷山の色もまた赤く染まります。十分見て楽しんだらゆったりと口に含む。まろやかな味わいが病み付きになりそうです。

霧島のおすすめお酒の種類:⑲玉琮

玉琮(ぎょくそう)は、霧島酒造のおすすめの酒のひとつです。これは通常の焼酎ではありません。黒霧島をベースに加えられているのは、世界の貴重な健康維持素材。それは8種類にもわたります。入っているのが冬虫夏草、有機ブルーアガベシロップ、クコの実、発酵黒ニンニク抽出液、霊芝、鹿の袋角 、カンカエキス末、黒高麗人参エキスです。薬膳酒でありまた健康に大変良いお酒としてぜひ手元に置きたいところ。またボトルにもこだわりました。これは中国4000年前に存在した良渚(りょうしょ)文化で、祭祀用に使われた器。「天円地方」の思想観を取り入れたものです。

遥か古代の中国文明に思いをはせながら飲みたいこのお酒。霧島酒造創業101年を記念して造り上げた至高の健麗酒です。ベースとして人気の黒霧島を、世界から取り寄せた至宝と共に味わってください。ちなみに最高のコラボレーションの味わいは、黒霧島に奥深い甘みと味わいを付け加えてくれています。8種類の素材は、中国発祥で古代日本に伝えられた8カ所の方角の守護神。それは北から時計回りに玄武(げんぶ)、蝦蟇(がま)、清龍(せいりゅう)、羽人(うじん)、朱雀(すざく)、羊(ひつじ)、白虎(びゃっこ)、そして一角獣(いっかくじゅう)となっております。

霧島のおすすめお酒の種類:⑳霧島ビール

霧島酒造は、焼酎とそれを元に造られたスピリッツを製造販売していますが、実は醸造酒も作っています。それは霧島ビール。いわゆるクラフトビールとも地ビールとも呼ばれるもので、定番5種類のスタイルのフレーバーが楽しめるビールを醸造しています。霧島酒造の焼酎造りの品質を縁の下で支えている地下天然水「霧島裂罅水(きりしまれっかすい)」を仕込み水に使っています。すっきりとしてやわらかな特徴は、ビールにも反映されました。また瓶のラベルにもこだわりがあります。おしゃれながらも霧島山と霧島連山の恵みが一目でわかる様になっています。

霧島ビールは次のフレーバー、ビアスタイルがあります。まず一般的なビールに近いのがピルスナー。昔ながらエール酵母(上面発酵)を使って醸造したのが、英国式のペールエールです。ペールエールと同じながらもローストした麦芽を加えたために色が濃くなっているアンバー。ローストした麦芽に、大麦をローストしたものを加えてダークな色に仕上がり、香ばしい大人の味が特徴のスタウトです。そして宮崎県の特産かんきつ「日向夏」を丸ごと使用した発泡酒「日向夏」の5種類。これに限定醸造シリーズの「FUN FAN BREW」が加わります。焼酎や蒸留酒が苦手な人は、ぜひ霧島のビールを味わってみましょう。

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