霞ヶ浦のおすすめ観光スポット10選!一度は訪れたい場所まとめ
31061views- 住所:
- 茨城県土浦市大岩田145
- 電話番号:
- 029-826-4829
- 営業時間:
- 24時間開園
- 定休日:
- 無休
- アクセス:
- 土浦駅西口からバス。大岩田二区で下車。
茨城県を代表する名勝地、霞ヶ浦。湖の周囲には遊歩道やサイクリングロードが整備されていて、美しい景色を楽しみながら、家族やカップルで過ごせます。霞ヶ浦周辺には公園や博物館など観光スポットがたくさんあり、日帰り旅行スポットとしてもおすすめです。
霞ヶ浦(かすみがうら)は茨城県の南東部に位置し、日本で琵琶湖に次いで2番目に面積が大きい淡水湖。西浦・北浦・外浪逆浦・北利根川・常陸川・鰐川から成り、水際線は250kmにも及ぶそう。土浦市・石岡市・かすみがうら市・行方市・潮来市・稲敷市・美浦村・阿見町など多くの市町村が霞ヶ浦に面しています。
霞ヶ浦は古くから茨城の景勝地として有名で、年間を通して多くの観光客が訪れます。自然豊かな湖で、バードウォッチングや自然観察にもおすすめ。デートスポットとしても人気があります。
霞ケ浦総合公園は霞ヶ浦の西の湖畔、土浦市にある公園。オランダ風車のある公園として有名で、筑波山を背景にチューリップと風車の風景を写真に収めるのが人気。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉と年間を通して景観が楽しめるフォトジェニックな公園です。
霞ケ浦総合公園は42ヘクタールもの広大な敷地を持ち、園内には水生植物園や人口の滝「水郷の滝」をはじめ、子供に大人気のジャングルジム「ツェッペリン号」や「ローラー滑り台」なども。またバーベキュー施設があり、事前予約制で楽しめます。
霞ケ浦総合公園は夏限定で、水郷プール(ヒューナックアクアパーク水郷)がオープン。茨城県で最大級のプールで、全長270mの流水プールやスライダー、ちびっこプールなどの施設があります。毎年夏には多くの親子連れが訪れる大人気スポット。
冬には「水郷桜イルミネーション」というイベントが開催され、園内が24万球のLEDで輝きます。オランダ型風車を中心に幻想的な景観を楽しめ、キッチンカーが出店してたこ焼きやクレープなどのグルメもおすすめ。寒さ対策をして訪れましょう。
亀城(きじょう)公園は、室町時代後期から江戸時代にかけて造られた土浦城の跡地を整備した公園。土浦城は江戸時代に土屋家が藩主として治めており、堀に囲まれた城塁が池に浮かぶ亀のように見えることから、別名亀城と呼ばれていたのだそう。そのことから、公園の名前も亀城公園と名付けられています。
当時の遺構として、本丸の櫓や門、堀などが残っていて、中でも櫓門は関東では現存する唯一の城郭建築の遺構。二の丸跡には現在、土浦市民博物館が作られていて、中を見学するのもおすすめ。
亀城公園は桜の名所として知られ、園内には約70本のソメイヨシノが植えられています。3月下旬~4月初旬に見頃を迎え、シーズン中は土浦桜まつりも開催。多くの人が花見に訪れる人気スポットです。
小さな公園ですが整備されていて、桜の季節以外は人も少なく、のんびりと過ごせます。園内にはかわいいサルが飼育されているので、見学するのもおすすめ。亀城公園周辺には、昔の蔵を改装したおしゃれなカフェがあり、ランチやカフェタイムも楽しめます。
霞ヶ浦ふれあいランドは霞ヶ浦の北部、行方市にある水をテーマにしたテーマパーク。園内には、親水公園・水の科学館・玉のミュージアム・虹の塔などの見どころがあり、ファミリーで1日たっぷりと遊べる人気観光スポットです。
シンボルの虹の塔は高さが60mあり、最上階の展望台からは眼下に広がる雄大な霞ヶ浦や筑波山など360度のパノラマビューが楽しめます。虹の塔の2階には玉のミュージアムがあり、水の玉や天体など球形に関する展示が充実。体験をしながら楽しく学べると人気。
水の科学館は、「水」についてさまざまな角度から学べるミュージアム。水の誕生や歴史、水と地球上の生き物との関係、エネルギーとしての水などについて、体験を通して楽しみながら知ることができます。「たんけん潜水艇KASUMI号」に乗ると、霞ヶ浦の水中を観察できますよ。
親水公園では夏限定で「ざぶざぶけいりゅう」がオープンし、水遊びができます。広々とした芝生エリアがあり、子供と体を動かし絵t遊んだり、お弁当を広げたりするのもおすすめ!
水郷筑波国定公園 浮島園地は霞ヶ浦の東の湖畔の西浦にある公園で、地元では和田公園と呼ばれ親しまれています。西浦の砂州一帯に広がる公園で、デイキャンプ場やバーベキュー広場、野球場などが整備されていて、休日にはのんびりと過ごすファミリーやグループの姿が見られる人気スポット。
霞ヶ浦の湖畔ぎりぎりに道路が作られていて、景観を楽しみながらだライブが楽しめます。また、車の交通量が少ないのでサイクリングにもおすすめ。天気のいい日には気持ちがよいサイクリングができると、サイクリストにも人気のスポットです。
和田公園は霞ヶ浦の景観が楽しめる人気スポットで、和田岬から見る霞ヶ浦はまるで海のよう。遠くには筑波山、茨城ならではの雄大な景観が楽しめます。特に夕暮れ時の風景はすばらしく、撮影スポットにもいいでしょう。
和田公園は春になると園内に植えられたチューリップが一斉に花開き、稲敷チューリップまつりも開催。出店があり、近隣から多くの人が訪れ、春の1日を楽しく過ごします。夏は湿地帯で自然観察やバードウォッチング、芝生エリアでのバーベキューもおすすめ。
水郷佐原あやめパークは霞ヶ浦の東の端にある公園で、水郷筑波国定公園内に位置します。約8ヘクタールもの広い敷地に、島や池を配した美しい景観が楽しめる公園として人気。園内にはハナショウブ田・ハス回廊・藤のトンネルなど、四季折々の花々が楽しめるスポットや、子供の遊具広場、ドッグランなどがあり、年間を通して楽しめます。
中でも有名なのがハナショウブで、園内では400種150万株以上ものさまざまな種類のハナショウブが育てられています。見頃を迎える5月下旬から6月に開催される「あやめ祭り」が大人気。
あやめ祭りの期間中は、サッパ舟という小舟にのって水郷地帯をめぐる花めぐりが開催。昔ながらの衣装に身を包んだ女船頭さんの姿は、とてもフォトジェニックです。7月から8月にかけては、池に育つハスの花が開花し、「はす祭り」が開催。ハスは300種もあり、日本一の規模を誇ります。
5月上旬からは藤の花が見ごろを迎え、藤のトンネルが楽しめます。この時期にもサッパ舟が運行されるので、乗船してみるといいでしょう。ちょうどゴールデンウィークと重なり、出店も出て、多くの人でにぎわいます。
かすみがうら市水族館は霞ヶ浦の北側に位置する三角屋根のかわいい水族館。霞ヶ浦に生息する魚類を中心に、世界の淡水魚を展示しています。両生・爬虫類を含め、約110種類1500匹もの生物を観察でき、子供たちに大人気。できるだけ自然に近い環境で育てられていて、生き物たちのありのままの姿が見られます。
360度ぐるりと生き物が観察できる円柱水槽や、霞ヶ浦をのぞいているような感覚が楽しめるパノラマ水槽、霞ヶ浦を上流から下流まで順に紹介する水槽など、さまざまなスタイルの展示が楽しめますよ。
館内には子供たちがフナやコイ・タナゴなどの生き物に触れられるタッチプールがあり、生き物を間近に観察できます。また土日や夏休みにはイベントが開催されていて、生き物に関するレクチャーやワークショップに参加するのもおすすめ。
オオサンショウウオやビワコオオナマズ、ニホンザリガニ、アカメなど希少な生き物の展示もあり、普段あまり見ることのない生物を観察できます。子供の目線に合わせて水槽が設置されていて、小さな子供もじっくりと生き物を観察できると好評。
予科練平和記念館は霞ヶ浦の南側、阿見町に位置する記念館。阿見町は戦争中に霞ヶ浦航空隊が設置され、海軍飛行予科練習部(予科練)の練習教育機関となりました。14歳から17歳の少年を試験によって選抜し、航空隊員としての基礎訓練を行った施設です。
終戦までに約24万人の若者が入隊し、2万4,000人が訓練を経て戦地に向かったそうです。特別攻撃隊になった若者も多く、命を落とした人の数は1万9,000人にもなりました。予科練平和記念館は、戦後に平和への願いを込めて設立され、予科練の資料や犠牲になった若者の遺品を展示しています。
館内は、予科練の制服として知られ歌にもなった「七つぼたん」にちなんで、7つのゾーンに分かれ、入隊から訓練、特攻などのテーマ別に展示が行われています。また訓練を受けた青年たちの手記や日記、手紙などの記録や遺品などが展示され、訓練生の心情などを知ることも。
館内には太平洋戦争中に使われたゼロ戦の展示や、実物大の回天(人間魚雷)などもあり、戦争の残酷さを現在に伝えています。ミュージアムショップでは予科練の手記をまとめた本やオリジナルグッズが販売されているので、のぞいてみてください。
かすみがうら市歴史博物館は、霞ヶ浦の西の湖畔に位置する資料館。本館はお城の姿をした建物で、中は4フロアに分かれています。大手門から入ると、まるで本物のお城のように日本庭園が広がり、昔にタイムスリップしたような体験ができると大人気!
博物館の1階は霞ヶ浦漁業で使われた帆引き船の展示。実寸の3分の2の大きさの帆引き船や、当時の漁業で使われた道具などの展示があり、霞ヶ浦の歴史を知ることができます。
2階は霞ヶ浦の人々の生活に関する資料が展示されています。国指定重要文化財の椎名家住宅の一部が展示されているほか、生活用具類なども。3階は郷土の歴史や地理に関する展示、4階は展望台になっています。展望台からは広大な霞ヶ浦や遠くに見える筑波山、牛久大仏、天気がよければ富士山まで、パノラマビューの絶景が楽しめますよ。
日本庭園は撮影スポットが多く、お城の形をした博物館をバックに写真撮影を楽しむのもおすすめ。周辺にはカフェやレストランも多く、散策を楽しむのもいいでしょう。
大杉神社は霞ヶ浦の南に位置する神社で、関東や東北に点在する670の大杉神社の総本山。境内の巨大な杉をご神体とし、あんばと呼ばれる土地に鎮座していることから、古くから「あんばさま」と呼ばれ厚く信仰されてきました。創建は767年と伝えられ、豪華な社殿は日光の東照宮と並ぶものとされているそう。
大杉神社の周辺には利根川や鬼怒川、小貝川などいくつもの河川があり、大杉神社はこれらの河川を守る守護神とされてきました。また八方除け・星除け、縁切り、金運・財運、就職・進学、賭け事、縁結びなど多くのご利益があります。
大杉神社は、日本で唯一の「夢むすび大明神」。健康祈願や交通安全など漠然とした願い事ではなく、具体的な目標や夢を祈願するといいとされています。入り口の鳥居には、狛犬のかわりに「ねがい天狗」と「かない天狗」の石像があり、願い事をかなえてくれるパワースポット。忘れずに願い事をしましょう。
境内の向かって右側には「悪縁切りの土器(かわらけ)」があります。土器(かわらけ)を叩き割る(たたきわる)と、悪縁を切ることができるのだそう。そのほかにも競馬ファンが参拝する勝馬神社なども知られています。
道の駅 たまつくりは霞ヶ浦ふれあいランドに隣接する道の駅。霞ヶ浦大橋のたもとにあり、霞ヶ浦の雄大な風景を楽しめるスポットとしておすすめ。観光物産館があり、地元の野菜やグルメを味わえます。霞ヶ浦の観光を楽しんだ後に立ち寄るといいでしょう。
霞ヶ浦は昔から川魚が取れる土地で、川魚の加工品が特産品として有名。わかさぎや川えびの佃煮(つくだに)や甘露煮はお土産にぴったり。また近くに鯉(コイ)の養殖所があり、霞ヶ浦で育った活きのいい鯉の刺身も販売しています。
道の駅 たまつくりのおすすめグルメは、ご当地バーガーの「なめパックン」。ここでしか販売していないバーガーで、霞ヶ浦で養殖されているアメリカンナマズをパテにした珍しい味。行方市の特産のわさび菜をはじめ、地元の野菜をたっぷりとサンドしたおいしいバーガーで、「今までに食べたことがない味」と大好評。
アメリカンナマズのほかにも、鯉パックン・鴨パックン・豚パックンの合計4種類があります。霞ヶ浦の風景を眺めながらいただきましょう。
霞ヶ浦は茨城を代表する観光スポット。周辺には霞ヶ浦の自然を満喫できる名所がいくつもあり、ドライブをしながら訪れるのもおすすめ。都心からのアクセスもよく、プチ旅行にもいいでしょう。こちらで紹介した観光スポットを訪れ、リフレッシュしてください。
※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。
いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!