気になる!独立を勝ち得た東ティモールの観光地ってどんなとこ?
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- Cristo Rei Statue,Dili, East Timor
- アクセス:
- ディリ市中心部から北東へ車で約25分
数々の大国の支配に抵抗し、大多数の市民が犠牲になったサンタクルス事件を経験した東ティモール。近代化に突き進みつつも、その辛い歴史を伝えることは忘れません。伝統工芸品、現代アート、海を中心とする手つかずの自然が観光客を楽しませてくるでしょう。
世界第二の大きさを誇るキリスト像は、首都ディリ郊外の小高い丘に立つ。付近からは首都ディリが一望できる、とっておきの場所でもある。
ポルトガルとインドネシアの支配を乗り越えて、独立した東ティモール。独立のきっかけになった東ティモールの虐殺とも呼ばれるサンタクルス事件に至るまで同国が歩んできた足跡が展示された博物館。
インドネシアからの独立を強く願った東ティモール市民たち。インドネシア軍が無差別に発砲し、大多数の市民を死に至らせた。その被害者たちが埋葬されている墓地。
彫刻、伝統工芸、絵画などの芸術活動中心に若者たちを育成しているアーティスト集団。まだ東ティモールには芸術系の大学や高校がないので、事実上美術学校のような役割も果たしている。
第二次世界大戦時には日本にも支配されていた東ティモール。ポルトガルとオーストラリアに支援され、抵抗をつらいぬいた様子が展示されている。
東ティモールの国際空港名の由来にもなっているニコラウ・ロバトは、東ティモール独立革命戦線の最高指導者。インドネシア軍に射殺されてしまったが、東ティモール国民にとっては事実上初代首相として慕われている。
首都ディリの中心地に建てられた南国らしい真っ白な国会議事堂。海岸沿いにあり、パラシオゴベルノと呼ばれ、国民にとって身近な存在である。
東ティモールのお土産、伝統工芸品といえば、織物のタイスが挙げられる。赤や黄の原色を中心に明るく色彩豊かな糸が織り込まれた伝統織物。専門市場で買うのがおすすめ。ラグやバッグ、ポーチなどが人気。
聖なる山として地域の人々に親しまれている。標高2963mの東ティモール最高峰の山。山頂では白いマリア像が待ち構え、登山客の疲れを癒している。
東ティモール最東部に浮かぶ島、ジャコアイランド。ラウテン県内の離島。ありのままの自然と美しい砂浜とサンゴ礁を持つ海に恵まれている。国立公園にも指定。
以前と比べると平穏な日常が戻ってきている東ティモール。まだまだ予断を許さない状況は否めません。外務省の最新安全情報によると、レベル1が発令されているので渡航には充分注意してください。
東京中の道路を歩いて制覇することと東京中の駅すべてで下車するのが夢。趣味は、ハイキング、スイミング、ウォーキングなど。いつか行ってみたい国はチャドです。TapTripを通して、日本や世界中のおもしろい場所を読者の方々に伝えていきたいと思います。