気になる!独立を勝ち得た東ティモールの観光地ってどんなとこ?

11,882

views

0

数々の大国の支配に抵抗し、大多数の市民が犠牲になったサンタクルス事件を経験した東ティモール。近代化に突き進みつつも、その辛い歴史を伝えることは忘れません。伝統工芸品、現代アート、海を中心とする手つかずの自然が観光客を楽しませてくるでしょう。

1.クリストレイ

東ティモールを見守るようにそびえ立つ大きなキリスト像

世界第二の大きさを誇るキリスト像は、首都ディリ郊外の小高い丘に立つ。付近からは首都ディリが一望できる、とっておきの場所でもある。

クリストレイ(Cristo Rei of Dili)
住所:
Cristo Rei Statue,Dili, East Timor
アクセス:
ディリ市中心部から北東へ車で約25分

2.ティモールレジスタンス博物館

あの悲劇を二度と繰り返さないため後世に伝える

ポルトガルとインドネシアの支配を乗り越えて、独立した東ティモール。独立のきっかけになった東ティモールの虐殺とも呼ばれるサンタクルス事件に至るまで同国が歩んできた足跡が展示された博物館。

ティモールレジスタンス博物館(Timorese Resistance Archive & Museum)
住所:
Rua de Cidade de Lisboa, Dili, East Timor
アクセス:
ディリ市中心部から車で東方へ約10分
電話番号:
670 333 1159
営業時間:
火曜日から金曜日9:00~17:00
定休日:
土曜日、日曜日、月曜日
料金:
1USドル
おススメの時期:
通年

3.サンタクルス墓地

東ティモールの虐殺の被害者たちが眠る

インドネシアからの独立を強く願った東ティモール市民たち。インドネシア軍が無差別に発砲し、大多数の市民を死に至らせた。その被害者たちが埋葬されている墓地。

サンタクルス墓地( Cemetery of Santa Cruz)
住所:
Santa Cruz, Dili, East Timor
アクセス:
ディリ市中心部から東へ車で約10分

4.アルテモリス

東ティモールアート界の最先端を行く

彫刻、伝統工芸、絵画などの芸術活動中心に若者たちを育成しているアーティスト集団。まだ東ティモールには芸術系の大学や高校がないので、事実上美術学校のような役割も果たしている。

アルテモリス(ARTE MORiS)
住所:
Comoro, Dili, East Timor
アクセス:
プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港から車で約10分、ディリ市中心部と空港の間
電話番号:
670 331 0346
営業時間:
月曜日から金曜日9:00~17:00
定休日:
広場以外土曜日、日曜日
料金:
無料
おススメの時期:
通年

5.デア・メモリアル・カフェアンドミュージアム

日本にも支配された東ティモールはやはり抵抗

第二次世界大戦時には日本にも支配されていた東ティモール。ポルトガルとオーストラリアに支援され、抵抗をつらいぬいた様子が展示されている。

デア・メモリアル・カフェアンドミュージアム(Dare Memorial Cafe And Museum)
住所:
Dare,Dili, East Timor
アクセス:
ディリ市中心部から車で南方へ約20分
電話番号:
670 726 6517 ,670 732 0598
営業時間:
土曜日日曜日8:30~18:00
定休日:
月曜日から金曜日
料金:
カフェメニューは有料
おススメの時期:
通年

6.ニコラウ・ロバト像

躍動感あふれる東ティモール独立シンボル

東ティモールの国際空港名の由来にもなっているニコラウ・ロバトは、東ティモール独立革命戦線の最高指導者。インドネシア軍に射殺されてしまったが、東ティモール国民にとっては事実上初代首相として慕われている。

ニコラウ・ロバト像(Statua Presidente Nicolau Lobato)
住所:
Dili, East Timor
プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港から南方へ徒歩で約7分

7.国会議事堂

毎年2月14日に一般開放

首都ディリの中心地に建てられた南国らしい真っ白な国会議事堂。海岸沿いにあり、パラシオゴベルノと呼ばれ、国民にとって身近な存在である。

国会議事堂(Palacio do Governo)
住所:
R. José Maria Marques, Díli, East Timor
アクセス:
ディリ市中心部から車で東方へ約7分
コメント:
2月14日のみ庭園を公開

8.タイスマーケット

カラフルなタイスが所狭しと並ぶ市場

東ティモールのお土産、伝統工芸品といえば、織物のタイスが挙げられる。赤や黄の原色を中心に明るく色彩豊かな糸が織り込まれた伝統織物。専門市場で買うのがおすすめ。ラグやバッグ、ポーチなどが人気。

タイスマーケット(Dili Tais Market)
住所:
Tais Market,Dili,East Timor
アクセス:
ディリ市中心部から東方へ徒歩約20分

9.ラメラウ山

聖なる最高峰へ自分の足で登ってみよう!

聖なる山として地域の人々に親しまれている。標高2963mの東ティモール最高峰の山。山頂では白いマリア像が待ち構え、登山客の疲れを癒している。

ラメラウ山(Foho Ramelau)
住所:
Ainaro District, East Timor
アクセス:
ディリ市中心部から車で南方へ約5時間
おススメの時期:
5月~11月

10.ジャコアイランド

白亜の砂浜とエメラルドグリーンの海は忘れられない思い出に

東ティモール最東部に浮かぶ島、ジャコアイランド。ラウテン県内の離島。ありのままの自然と美しい砂浜とサンゴ礁を持つ海に恵まれている。国立公園にも指定。

ジャコアイランド(JACO ISLAND)
住所:
Jaco,East Timor
ディリ市中心部から東方へ車で約7時間、対岸へボートに乗って約5分

東ティモールの未来を応援するために行ってみませんか?

以前と比べると平穏な日常が戻ってきている東ティモール。まだまだ予断を許さない状況は否めません。外務省の最新安全情報によると、レベル1が発令されているので渡航には充分注意してください。

kkomori

東京中の道路を歩いて制覇することと東京中の駅すべてで下車するのが夢。趣味は、ハイキング、スイミング、ウォーキングなど。いつか行ってみたい国はチャドです。TapTripを通して、日本や世界中のおもしろい場所を読者の方々に伝えていきたいと思います。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
このエリアの新着記事
今週の人気記事