- 住所:
- Pyongyang,D.P.R.Korea
- アクセス:
- 平壌国際空港から南へ車で約30分
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近くて遠い国のイメージが先行していた朝鮮民主主義人民共和国。最近では観光に力を入れているのをご存じでしょうか?エリアは限定されていますが、一般の観光ツアーなら入国しやすくなりました。日本から飛行機で行く場合、北京で乗り換え、フライト約6時間を経て平壌から入国可能。そんな北朝鮮の定番スポットを紹介しましょう!
古くから朝鮮半島の中心的都市と栄え、高句麗時代から首都としての機能も果たしてきた平壌。緑にも恵まれ、美術館のような駅を持つ立派な地下鉄も開通。政治・経済の中心としてますます発展中。
停戦協定調印の場所として世界に名を知られている。いわゆる軍事境界線の拠点。冷戦問題、朝鮮半島の危機の舞台となってきた。軍事停戦委員会の本会議場内の境界線は見学者でも越えられる。
南西部に位置する主要都市開城にある。高句麗古墳群とともにユネスコ世界文化遺産に登録された。見どころは、開城城壁、満月台と開城瞻星台、開城南大門、高麗成均館、王建王陵、七陵群、明陵群など。
金日成の官邸だった建物を、金日成と金正日の遺体の安置場所としたもの。観光客、VIP問わず海外からの訪問者は必ず正装で拝観。メッセージも残していくことが暗黙のルールとなっている。
メインは当時の農家の生活ぶりがわかる金日成の生家。労働党の幹部養成学校である万景台革命学院、青少年が課外活動を体験できる万景台学生少年宮殿などもある。万景峰からは平壌の街並みが一望可能。
金日成生誕70周年を記念して建立。パリの凱旋門を見習って建築された。国民にとって金日成の存在がいかにすごいか一目でわかるだろう。ちなみに高さは世界一で、エレベーターや展望台も設置。
古くから朝鮮半島を代表とする名山として国民に親しまれてきた。内金剛、外金剛、海金剛の3つのエリアに分類。標高1,638mで、花崗岩と閃緑岩の長年にわたる浸食と風化によって美景が楽しめる。
内金剛と比べ、ワイルドな景観が楽しめる外金剛には、九龍の滝、金剛門、玉龍の滝、飛鳳の滝など荒々しい自然が迎えてくれる。新羅の最後の王子が発見したと言われている金剛山温泉で疲れを癒そう!
海金剛とは金剛山の海側、南江河口付近で東海岸を代表する絶景が拝めるエリアのこと。ダイナミックに湾曲した海岸線は、眺めているだけで時間の流れを忘れそう。内陸にある三日浦(サミルポ)は、関東八景の一つとして名高い湖である。
江原道の県庁所在地で軍港としても知られてきた元山は、政治や経済だけでなく文化も牽引してきた。北東部海岸にある松濤園(ソンドウォン、Songdowon)は、透明度の高い海、白い砂浜、松林の美しさで知られる世界的な保養地。
以前よりは入国しやすくなったとはいえ、最新の外務省の安全情報によると、不要不急の渡航は止めてくださいというレベル2が発令中。さらに観光しやすい国になってもらうためにも、安全や禁止事項に充分注意して楽しんでください。
東京中の道路を歩いて制覇することと東京中の駅すべてで下車するのが夢。趣味は、ハイキング、スイミング、ウォーキングなど。いつか行ってみたい国はチャドです。TapTripを通して、日本や世界中のおもしろい場所を読者の方々に伝えていきたいと思います。