【トルコ】イスタンブール・カドゥキョイ地区の観光スポット紹介!アジアサイドをぶらり旅
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- ●カドゥキョイの桟橋からは徒歩で約15分。
- ●エミノニュからカドゥキョイに向かう往路便のみ
- カドゥキョイに向かう前にハイダルパシャ駅前の
- 船着場に立ち寄ります。
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海に隔てられている都市イスタンブールですが、主な観光スポットはどうしてもヨーロッパ側にかたよりがち。でもアジア側にだって魅力的な街があるんです!ヨーロッパ側とはひと味違った旅の風情を楽しんで見ませんか?今回はイスタンブール市民にも人気のあるカドゥキョイ地区をご紹介します。
カドゥキョイ(Kadıköy)は、イスタンブール市の地区の一つで、アジアサイドの交通の中心地になっています。紀元前5世紀にはギリシャ人が最初に定住したといわれている、とても長い歴史のある街です。
カドゥキョイにもトラムは走っています。全長約2.6kmの単線で時計回りに回っています。
こちらはオペラハウス。他にも劇場やライブハウス、映画館もあるので幅広い世代の人が遊びにやって来ます。
特に目を惹くものがあるわけではないですが、古き良きイスタンブールの風情を感じることが出来るのがカドゥキョイの魅力。住民になったつもりでぶらり歩きしてみてください。
ヨーロッパ側のエミノニュ、カラキョイ、カバタシュ、ベシクタシュの各港から15分~20分毎に船が出ています。所要時間は約30分。ボスポラス海峡からの風景をもっとゆっくり楽しみたい人にはクルージングがオススメ。
2013年10月から運行を開始した「マルマライ(Marmaray)」。ヨーロッパ側とアジア側を結ぶ海底トンネルを走る鉄道で、これに乗ってシルケジ駅からアイルルックチェシュメまで行き、そこからメトロM4線に乗り換えればひと駅でカドゥキョイに到着します。
カドゥキョイ行きの船に乗ると、桟橋に近づくにつれて存在感のある建物が目に入ってきます。トルコ国鉄のターミナル駅、ハイダルパシャ駅です。アジアへ向かう鉄道の旅はこの駅から始まるのですが、残念ながら首都アンカラなどへ向かう長距離路線は2012年に廃止され、現在は一部の中・近距離路線のみが運行しています。
この角度から見ると建物が「コ」の字型であることがわかります。
最初に駅が出来たのは1872年ですが、このお城のような駅舎は1906~1908年にドイツ人のデザインにより建てられたものです。
駅前の広場にはかつて使用されていた蒸気機関車が置かれています。
中に入ると美しい曲線と装飾に目を奪われます。まるで宮殿か美術館のようですね。
外観といい内装といい、鉄道を利用しない人でも一度は訪れておきたいスポットです。
店名の「Ciya」はクルド語で「山」という意味。トルコ南東地方の郷土料理を食べさせてくれるロカンタ(食堂)です。メニューは豊富で、珍しい山菜や野草・ハーブなどを使ったあまりお目にかかれない一品もあって、食べる者を飽きさせません。
コース料理もありますし、カウンター内に並べられた料理の中からチョイスして注文することもできます。これだけ並べられると、欲張って全部食べたくなりますよね。
カドゥキョイだけでなくヨーロッパ側から通って来るお客さんも多くいるほど美味しくて人気のあるお店なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
カドゥキョイにはカフェも多くあります。
その中の一つがこの「クル・アフヴェジ・ヤウズ・ベイ」。
このカフェではブラジル産とコロンビア産のコーヒー豆を使用したトルココーヒーを飲ませてくれます。カップの横にあるのはロクスというお菓子。
コーヒー豆の販売も行っています。紙袋入りというのがいいですね。
お値段は500グラムが20トルコリラ(約1000円)。
トルコはハチミツの産地としても有名ですが、トルコ各地のハチミツを各種取り揃えているのがこの「エタバル」。小さな構えなので通り過ぎてしまいそうですが、ハチミツ好きには見逃せないお店です。
高級感が伝わってくるディスプレイ。高いものだと1kg400トルコリラ近くするそうです。
なかなか手が出ない額ですが、味見はさせてくれますよ。
ここにきたら絶対にオススメなのがコレ。カップに入った冷たいヨーグルトの上にハチミツをた~っぷりとかけて食べます。4トルコリラと手頃な値段なので是非お試しを。やみつきになる美味しさですよ。
いかがでしたか?ヨーロッパ側のように観光地化されていない分、ゆったりした気分で街を散策できます。自分のペースでのんびりとカドゥキョイの街を歩いてみてください。ヨーロッパとアジアの二つの顔を持つイスタンブールの真の魅力を発見できると思いますよ。