日本人はもちろん、欧米人にも観光地としてあまり知られていない「ガイアナ」。だからこそ手つかずの自然や絶景、秘境がたくさん残っています。場所はどこ？通貨や言語は？何をするのがおすすめ？そんなあなたの疑問にお答えしましょう…ガイアナの魅力を紐解いてみましょう！！
「ガイアナ」ってどこにあるか知っていますか？
アジア？アフリカ？中東？…違います、「南米」！
南米の北部東側、ベネズエラのちょうど右にあり、その大きさは南米で三番目に小さい国。
南米の中では唯一公用語が英語の国。
もともとイギリス連邦王国の支配下にありましたが独立。
文化は南米というよりカリブ海に大変近くなっています。
首都は「ジョージタウン」。
イギリス領の前はオランダ領だったので街並みはオランダ様式。
世界で一番高い木造建築の教会や美術館、食品や衣類やお土産物屋が集まったマーケットなど見どころもたくさん！
ちなみにオランダからイギリス支配下に変わった際に都市名が当時のジョージ3世にちなんでジョージタウンへ変更になりました。
ガイアナは大変濃いジャングル広がる熱帯雨林と山々の周りに草原が広がるサバンナがあり自然がいっぱい！
もちろん数多くの動植物が生息しています。
総じて熱く湿っており年間降雨量も多いので服装やその他の持ち物などしっかり準備してガイアナへ行きましょう。
ガイアナの国民は非常に多くの人種で構成されています。
特に多いのがインド系移民と黒人。
原住民のインディヘナや植民地時代のヨーロッパ系のイギリス、オランダ、ポルトガルなど多岐にわたっているのも特徴的ですね！
通貨はガイアナ・ドル(GYD/G$)。
首都のジョージタウンはUS$を比較的使用できるので便利！
ちなみに…車の通行区分は日本と同じ左側通行なんですよ。
(南アメリカではスリナムとガイアナの2国だけ)
ガイアナに行ったら絶対に見ておきたいのが「カイエトュール滝」！
なんと落差が226m！
世界の直下型瀑布(ばくふ)の中で世界最大級の落差なんです。
直下型瀑布…つまり一段滝。
世界三大瀑布で知られているのはカナダとアメリカにまたがる「ナイアガラの滝」、アルゼンチンとブラジルにまたがる「イグアスの滝」、ジンバブエとザンビアにまたがる「ヴィクトリアの滝」ですが、それを越す落差なんですよ！
ツアーで行けば知識豊富なガイドと共にこんなに近くまで大迫力の滝観察が！！
付近に広がる広大な熱帯雨林の中をトレッキングして野生動物観察も一緒に出来るので併せて楽しんじゃいましょう。
ガイアナのおもな産業は「サトウキビ」！
・・・といったら味わっておかなきゃいけないのは「ラム」ですね！！
そう、ジョージタウンではラム蒸留所見学が出来るんですよ！
その名も「デメララ蒸留所」。
約17世紀からサトウキビとラム産業が続いているガイアナ…
その長い歴史を学ぶことが出来たり実際稼働している工場を観察することが出来ます。
デメララ蒸留所は様々な種類のスチル(蒸留器)がある事でも有名！
世界でも類まれに見る独特のラム蒸留所です。
見学終了はお待ちかねの試飲タイム！！
他と比べると濃い目のデメララ蒸留所のラムをあなたの舌でめいっぱい堪能しちゃいましょう！！
いかがでしたか？
日本人はもちろんの事、カリブ海の観光地としてもあまりメジャーでないからこそ、手つかずの大自然がたくさん残っているガイアナ。
行けばわかる絶好のエコツアースポットがそこには多数存在します。
治安に十分注意しながらその魅力を思う存分楽しんで下さい！！！
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