謎に包まれたアフガニスタン観光名所!実はコバルトブルーの楽園だった
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- カブールからバーミヤンまで車でおよそ8時間から10時間
- (現在、危険地域のため渡航しないようにと外務省から通達が出ています)
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「バンデ・アミール」という名の湖群が存在することを御存知でしょうか?アフガニスタンの標高3,000mにあるバンデ・アミールは大変美しい場所です。しかし、周囲には地雷原が存在し、現在テロや誘拐などが頻発する危険地域として「訪れることのできない場所」となっているんだとか。とても美しく神秘的な輝きをもったバンデ・アミールについてご紹介します。
日本人の感覚でこの美しい画像を見たら「観光の一大拠点になっても何ら不思議はない」と思うのではないでしょうか。実際にとんでもなく美しい場所らしいとのこと。ではなぜ人がほとんど訪れないか、それはアフガニスタンの危険地帯にあるからなのです。
バンデ・アミールは6つの湖の総称です。バンデ・グラマーン(bandi oraman:奴隷たちの湖)、バンデ・ハイバット(bandi hibad:恐れの湖)、バンデ・バニール(bandi panir:チーズの湖)、バンデ・プディナ(bandi pudina :ハッカの湖)、バンデ・ズルフィカール(bandi zol fi kal アリーの剣の湖)、バンデ・カムバール(bandi kanbar:馬丁の湖)の6つ。しかしその中のバンデ・カムバールは枯れてしまっています。ですから実際に湖として存在しているのは5つということになります。
バンデ・アミールは砂漠の真珠と例えられています。そのイメージはすぐに思い浮かべることができるでしょう。この美しい画像からバンデ・アミールを除いた景色を想像してみてください。それから改めてバンデ・アミールを再現するのです。間違いなく「砂漠の真珠」と言える存在ですね。
ではアフガニスタンが危険地帯でなければ気軽に行けたのでしょうか?そんなに簡単ではありません。バンデ・アミールは標高3,000mの山岳地帯に存在するのです。厳しい自然環境の中にあるからこそ、その美しさが際立つのかもしれませんね。
バンデ・アミールがあるのはアフガニスタンのバーミヤン州。遺跡群で有名なだけでなく、タリバンによって大仏が破壊されたニュースを覚えている方もいることでしょう。大変な戦闘地でもあるのです。
このような美しい景色とはイメージが合わないかもしれませんが、周囲には地雷原があります。それが現実です。
バンデ・アミールはアフガニスタン初の国立公園です。アフガニスタンの中でも特に美しい場所ということですね。自然がそのまま残っています。
バンデ・アミールは標高の高いところにありますから、高山植物も見ることができます。主張しすぎないたたずまいの高山植物は本当に美しいですね。
バンデ・アミールの6つの湖のうちの一つ、バンデ・ハイバットの近くはイスラムの預言者が一夜を過ごした場所として聖地になっています。そのため、巡礼に訪れる人々もいます。
バンデ・アミールの美しさを最大限に演出するのは自然の力です。太陽の当たりかた、雲の動きによっても湖面の色が変化します。
いかがでしたか?バンデ・アミールの美しさに出会えるのはこの地に「平和が訪れたとき」です。バンデ・アミールの美しさのためにも、世界のためにも平和を祈りたいですね。
「バンデ・アミール」という名の湖群が存在することを御存知でしょうか?アフガニスタンの標高3,000mにあるバンデ・アミールは大変美しい場所です。しかし、周囲には地雷原が存在し、現在テロや誘拐などが頻発する危険地域として「訪れることのできない場所」となっているんだとか。とても美しく神秘的な輝きをもったバンデ・アミールについてご紹介します。
内陸国で、長く深い歴史的背景と高原に恵まれた自然環境からアースカラーのイメージの強いアフガニスタン。コバルトの主要産出国である上に、独特の青い水源を持つバンディ・アミール湖などもあることをご存じでしょうか?そんなコバルトブルーの絶景が楽しめる名所を中心にアフガニスタンの魅力をお伝えしましょう!
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20288views砂漠の真珠!アフガニスタン初の国立公園「バンデ・アミール」が神秘的すぎる!
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