インド洋に浮かぶフランス海外県、レユニオン島!火山活動中の島で絶景を間近に!
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- Reunion
- アクセス:
- パリから直行便で約11時間
- Rorand Garros Airportから首都St.Denisまでタクシーで20ユーロ(約10キロ)
- おすすめの時期:
- 通年
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ここは地球か?というような写真ですがれっきとした地球。そしてあのおしゃれなフランスの海外県です。あまりに素敵な島のため、ここ数十年で人口も倍増しているんだとか。小さな島だから不動産も値上がりして大変!なくらいの人気ぶり。大自然を抱く小さな島。この魅力を探ってみました。
アフリカ大陸東海岸沖のマダガスカル島は思い浮かぶでしょうか?レユニオンはそのマダガスカル島よりさらに800km東にある島。こんな遠いところにあるけれど、れっきとしたフランスの海外県なんです。
この衛星写真からもお分かりのように小さい島(島の周囲は車で約7時間)なのに、真ん中に大きな山が2つもあります。その一つ南東部にある標高2,631mの山(ピトン・ド・ラ・フルネーズ山、通称ル・ヴォルカノ)は、なんと今も活動中。そう、活火山なんですね。最近では2015年4月に噴火しました。
ここは地殻の変動によりマグマが吹きあがってできた火山島。
これはハワイのキラウェア火山なども同じものです。
真ん中の一番高いところ(ピトン・デ・ネージュ山)は、3,069 mもありますが、ここは火山活動していません。ただ、この小さい島にこの高さ。異常に高いと思いませんか?この山のおかげで気候は東と西で分断されちゃってるんだとか。島の南東側では雨が多く、北西側では雨が少ない気候だそうです。また、こちらの気候は熱帯モンスーン気候で、この地形ゆえ記録的集中豪雨になることもあるんだとか。記録では1952年3月に、1日1,870 mmの降雨量!24時間あたりの降雨量で世界一となっています。
鬱蒼とした大自然ですね。しずくがしたたり落ちてきそうな。
インド洋の小さな島の景色とは思えませんねぇ…。なんだか、どこかの大陸の山々の写真のような。
当然生き物も豊富です。
ヨーロッパやアメリカの人々にとってはこちらでのアウトドアは有名。現地でもトレッキングしている欧米人たちがたくさん見受けられるんだとか。自然が大好きなあなた、ぜひトレッキングにトライしてみては?
ここに来たらぜひ山岳部にも足を運んでみて。
ただ、海岸部の平均気温が20~30度くらいだとしたら、山岳地帯は10~20度。そう、寒いのです。防寒具はしっかり身に着けて完全防備でトライしてみてください。そして、カルデラ内を歩くときはあまり道から外れないように!やはり危険。崖などは崩れやすいのです。大自然が手つかずで残ってる証拠なんですけどね。それだけに目にすることのできる自然も相当なもの。
この島の東部は南東からの季節風のため天気が崩れやすいけれど、西は晴れ。住民も西に集中しているようです。西海岸はリゾートでもあるビーチがたくさんあって、日曜日なんかはみんなこぞってリゾートに向かうんだとか。山が真ん中に高くそびえているから、西と東では雰囲気が全然違うんですね。
こんな満天の星空も見られるかも!
小さい島にギュッと凝縮された大自然。欧米の方々には人気のスポットなのに、何故かまだ知名度が低いのか、なかなか日本からは訪れる方も少ないんだとか。日本人にとってはこの知られざる小さな島、一度訪れてみてはいかがでしょうか。