石川県輪島・能登半島の棚田「白米千枚田」を見に行こう!日本海に面した絶景鑑賞
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- 石川県輪島市白米町
- アクセス:
- 輪島ふらっと訪夢よりバス20分
- 定休日:
- 無し
- 電話番号:
- 0768-23-1146(輪島市交流政策部観光課)
- 料金:
- 無料
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石川県輪島市にある「白米千枚田」(しろよねせんまいだ)。日本海に面した傾斜地に1004枚のミニ水田が並びます。輝く海と幾何学模様を描く棚田は壮観です。能登半島の白米千枚田について詳しくご紹介します。
山の斜面などの傾斜地に階段状に作られた水田を棚田といいます。山間の里では昔から見られた光景です。現在は灌漑技術の向上と傾斜地労力、山間地域の過疎の問題から、失われつつある光景となっています。
奥能登を代表する観光スポットとして世界農業遺産に選ばれている白米千枚田。海岸に迫る急な斜面に作られた1004枚からなる棚田は壮観です。能登は標高200~500mの丘陵地帯。少ない平地に作られた棚田には、先人の知恵と苦労がつまっています。
畦道を大型機械が通れないため、ボランティアの支援を受け、昔ながらの稲作が行われています。
現在は白米千枚田愛耕会により保護活動が行われ、オーナー制度により一枚一枚、田の所有者が決まっています。歴史ある棚田を美しく保つための工夫がされているんですね。
数が多いので千枚田とよばれる棚田ですが、由来は「狭い田」からという説もあります。「蓑の下、耕し残る田一枚」(蓑の下に耕していない田が一枚残っていた)と詠われるほどで、田の最小面積は、0.2平方メートルほど。数えるのも大変そうです。本当に1004枚あるのか気になる方は数えてみてください。
道の駅千枚田ポケットパークがビューポイント。田んぼの中と海沿いに歩くことができる小道があるので、色々な角度からの景色を楽しみましょう。
初夏は水田が太陽に輝き、秋は稲穂が色づく収穫期。雪に包まれた棚田も美しいです。季節ごとに違った顔を見せる棚田は年中おすすめです。
5月中旬には、貴重な棚田に貢献できる田植えイベントを開催しています。一つひとつ手で植えた稲には愛着が湧きますね。収穫時期にも訪れたくなります。9月末には稲刈りイベントも開催。米一粒のありがたみを感じられるイベントです。
人が作り出した芸術の棚田「白米千枚田」をご紹介しました。海とのコントラストが美しい棚田です。ぜひ訪れてみてください。
食べるのが好き、歩くのが好き、色々なことを吸収したい!だから旅が好きです。