- 住所:
- Göreme/Turkey
- 営業時間:
- 8:30~17:00
- 4月15日~12月14日まで毎日開館。
- 毎年12月15日から4月14まで冬季休館。
- ネヴシェヒル在住の管理人さんが毎朝来ています。
- 入場料:
- 5リラ
ギョレメの町からギョレメ野外博物館へ行く途中、右側にエル・ナザル教会(El Nazar kilisesi)の看板があります。 右に入って800mほどのところにエル・ナザル教会はあります。 途中看板に従って左上へ上ってください。
エル・ナザル教会を含めたギョレメ国立公園は、1985年にユネスコの世界遺産に登録されました。
この教会は1つのテントのような形の岩を掘って造られています。
以前は2カ所の壁が落雷により崩れ落ちていました。
管理人のおじさんによると、1997年に修復されたそうです。
地元の人の話によると、おじいさん、ひいおじいさんたちが子どもの頃に、イギリスやフランスとの戦争で兵隊へ行った人たちが誰も生きて帰らなかったので、教会の壁画に石を投げたそうです。
その頃はまだ国に管理されていなくて、子どもたちの遊び場になっていたようです。
見た目は修復前のほうが面白味がありますが、雨や風にさらされ、中の壁画の老化がさらに進むので仕方ないでしょう。
この教会は中が十字の形になっています。
中央のドームの回りには、預言者と聖人が描かれています。
基礎はT字型になっています。
この教会は10世紀のものですが、フレスコ画は11世紀のものだと言われています。
フレスコ画は二人の画家によって描かれました。
一人の作品は薄緑の下地に肌色の顔、影は緑、光は白く描かれています。
もう一人の作品には緑はなく、顔はピンクっぽい肌色。
イスラム教では偶像崇拝が禁じられているため、教会画の顔部分が削られていることはよくあります。
入り口付近にはお墓があります。
地下に続く床は蓋がしてあります。
中は狭く、絵はかなり損傷しています。また他の教会と比べ、特にフレスコ画が素晴らしいとも思いませんが、入場料は教会維持費に使われると思ってください。
教会横の住居のような場所は、管理人さんが使う事務所だそうです。
教会の後ろには鳩小屋があります。
鳩小屋の左横から細い道を入って行くと部屋があります。アスレチックを楽しんでください。
部屋の中の様子です。
窓があります。
半円形の小さい棚は鳩が入る場所です。
ここでは、なんとワインが造られていました。広い場所に葡萄を置いて踏み、丸いところに葡萄ジュースが出るようになっています。
葡萄畑があります。葡萄の木の回りは、夏に草ぼうぼうにならないように耕されています。
この岩の中にはサクル(隠れ)教会が掘られています。
いかがでしたか。この教会は、車両通行禁止のゼミ渓谷にあるハイキングコースの途中にあります。ハイキングの途中に寄ってみてはいかがでしょう。
トルコのカッパドキアで7人の子供たちと生活しています。
ギョレメで教会といえば、町の中心から2キロほどの野外博物館の教会群ですが、実は町の中にも教会が残っています。そのほとんどが、人はあまり訪れず、忘れられた存在となっています。
ギョレメにはたくさんの教会跡がありますが、隠れ教会と呼ばれ見つけるのすら困難な教会があります。 教会がある丘の上まで登ったものの、見つけられずに戻ってくる人がほとんどです。 上からの景色がいいので、教会を見つけられなくても損はありませんが、せっかくなので見つけて帰りましょう。
ギョレメの町からギョレメ野外博物館へ行く途中、右側にエル・ナザル教会(El Nazar kilisesi)の看板があります。 右に入って800mほどのところにエル・ナザル教会はあります。 途中看板に従って左上へ上ってください。
ギョレメにはたくさんの教会跡がありますが、隠れ教会と呼ばれ見つけるのすら困難な教会があります。 教会がある丘の上まで登ったものの、見つけられずに戻ってくる人がほとんどです。 上からの景色がいいので、教会を見つけられなくても損はありませんが、せっかくなので見つけて帰りましょう。
ギョレメで教会といえば、町の中心から2キロほどの野外博物館の教会群ですが、実は町の中にも教会が残っています。そのほとんどが、人はあまり訪れず、忘れられた存在となっています。
トルコの田舎へ行くと現在でも麦からブルグル(挽き割り小麦)を作る人たちがいます。ギョレメでも、20年ほど前までは、どの家庭も麦を栽培して、ブルグルや小麦粉を作っていました。ブルグルは村の食卓に毎日のように登場する食材ですが、作る作業は大仕事で村のみんなで協力して行いました。