トルコの首都アンカラで見るべき観光スポット

ヒッタイト文明の品々をはじめとして、アナトリアの歴史をまとめて知ることのできる博物館です。屋外にも展示があるので、見逃さないように！また、ミュージアムショップがあるので、アンカラのお土産を探してみるのもいいかもしれませんね。

時代ごとに展示ゾーンが分けられていて、文明の変遷をわかりやすく知ることができます。歴史の教科書に出てくるようなものがずらりと並んでいるので、思い出しながら見てみてはいかが？

6000年前の大きな石版が並ぶのは迫力がありますね。昔の人々は、どんな思いでこんな細かい絵を石に刻んでいたのでしょうか…。

初めて鉄器を使ったのはヒッタイト文明でした。この像は儀式のときに使われていたものだとか。

トルコの初代大統領である、ムスタファ・ケマル・アタテュルクが眠っている廟です。また、ここには第2代大統領のイスメト・イノニュのお墓もあります。

規則正しく並ぶ柱は、すばらしい光景を生み出します。建物と影のコントラストがきれいですね。この大きな廟の建設を一晩で計画したのが、アタテュルクと親交のあったドイツ人の建築家ブルーノ・タウトでした。日本にも関わりのある人なので、名前を聞いたことがある人もいるのでは？

ここに来ると、どれだけアタテュルクがトルコ人に愛されているかわかるはずです。お墓のほかにも愛用の品や蔵書、各国から贈られた品々を展示した博物館が併設されています。

廟を守る衛兵の交代式を見ることもできます。格好いい姿を見て、思わずまねしたくなる気持ちもわかります。

道にはたくさんのライオンの像が並んでいます。ここを抜けた広場の先の高台に廟があるので、まるで守っているかのように見えますね。

テルマエロマエで有名になったローマの大浴場、その跡地がここです。カラカラ帝の時代に作られたとされていますが、残念ながら残っているのは土台のみ…。案内板があるので、はるか昔の大浴場を想像してみるのも楽しいかもしれません。

ぱっと見は、大きめの石がごろごろ転がって見えるこの場所に、かつて大浴場がありました。3世紀に作られたのち、500年ほどは使用されていましたが、火事が原因で廃虚となってしまいました。サウナや娯楽場、お湯を温める施設もあって、しっかりとした設備の浴場だったそうです。

アナトリア文明博物館からわりと近くにあるのがこのアンカラ城塞で、今でも内壁と外壁が残っています。坂を上った先にあり、かなり高い場所にありますが、行ってみる価値はあります。

自由に城壁に上がれるので、ここからアンカラの街を見てみるのもオススメです！ただ、柵などはほとんどないので、気を付けてくださいね。

城壁からの景色は見ての通り、絶景の一言です。また、アンカラで最も古いこの建物には、一部にローマ時代の石材も使われています。中には石像や文字の書かれた碑も見ることができます。

いかがでしたか？
歴史を感じさせる観光スポットをご紹介してきましたが、気になるところはあったでしょうか。観光地としてしっかりと整備された場所から、あまり手付かずの昔からの姿を残す場所まで、アンカラに行った際にはぜひ行って見てください！