クロアチアから日帰り旅行！ボスニア・ヘルツェゴビナ・モスタルの観光スポット

まずは街の象徴でもあるスタリ・モスト。街の中心を流れるネレトヴァ川にかかっているこの橋は1566年オスマントルコに支配されていた時代に建てられました。しかし1993年に紛争により破壊され、今見ることができるのはユネスコの協力を受けて建てなおされたものです。
橋の両端に建っている塔のうち、東側のものは現在博物館として使われていて、館内ではスタリ・モストの構造やこの橋ができる前にかかっていた古い橋についてなどが学べます。

夜にはライトアップされてアーチのかたちが強調され、より美しい姿を見せてくれます。

スタリ・モストのたもとにはたくさんの店が並ぶオールドバザールがあります。石畳が続くオールドバザールにはおみやげ品や工芸品、食料など、さまざまな物を売るお店があり、食事やおみやげ品の購入ができるなど、観光客にとっては便利な場所です。

こちらは地元で作られた布製品を売る店。たくさんの色や柄があるので、旅の記念に好みの1枚を探してみてはいかがでしょうか？

ネレトヴァ川のすぐそばに立つモスク。ボスニア・ヘルツェゴビナは住民の半数がイスラム教徒という国で、モスクがあちこちで見られます。とくにモスタルはオスマン朝時代の影響も色濃く残っているため、イスラムの雰囲気が漂っている街です。

内部は壁に開けられた穴から入る光と壁に描かれた装飾が美しい、心落ち着く空間となっています。
また、こちらのモスクの尖塔からは街の全体を見下ろすことができ、中庭からはスタリ・モストがうまく撮影できることもあり、観光客に人気のスポットとなっています。

川沿いにはり出す姿が印象的なトルコの家。その名の通り17世紀に建てられたオスマン朝時代の雰囲気を漂わせる伝統的な家屋です。上の画像にあるはり出した部分は応接間で、川と対岸の美しい景色を見ることができます。

内部には建築当時に使われていた家具などの生活道具が展示されていて、身近に当時の生活を感じることができます。

こちらはイスラム調の中庭。涼やかな水音を聞きながら日陰でのんびりとする、そんな昼下がりを過ごしてみたいですね。

1557年にオスマン朝の朝廷建築家によってたてられたモスク。メドレサと呼ばれるイスラム教の宗教教育機関を併設しているこちらのモスクは、ヘルツェゴビナを代表するイスラム建築と言われています。

こちらはイスラム教徒がお祈りの前に体を清める「清めの泉」です。

オスマン帝国時代の雰囲気を色濃く残すボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルの人気観光スポットをご紹介しました。
オリエンタルな雰囲気が漂うイスラム教の影響を強く受ける街並みやモスクなど、中欧に行かれた際にはぜひモスタルに行ってみてくださいね。