鶏×鶏でシンプル！岡山・笠岡ラーメンを攻めてみよう

笠岡市は、古くから養鶏と製麺が盛んな街でした。そこで生まれたのがかしわ（親鳥）からとれる鶏ガラスープと鶏チャーシューを合わせた笠岡ラーメン。地元では中華そばと呼ばれています。

最近では東京ラーメンショーなどのラーメンイベントに出店することもあり、全国的に知名度が高くなってきています。岡山・笠岡に行ったら、ぜひ本場の笠岡ラーメンを食べてみましょう！

中華そば 坂本は、笠岡ラーメンの老舗で地元では知らない人がいないほどの有名店。素朴でどこか懐かしい店構えで、気さくな店主が笑顔で迎えてくれます。

メニューは中華そばの並か大盛りのみ。醤油と鶏の旨味がしっかりとしたスープが特徴で、ストレートの細麺とよく合います。トッピングは歯ごたえのある鶏チャーシュー、メンマ、ネギとこちらもシンプル。七味唐辛子をかけても美味しいです。

青い大きな看板が目印の中華そば いではら。店内は素朴な街のラーメン屋さんといった雰囲気で、駅から近く24:00まで営業しているので飲んだあとの〆に食べに行く人も多いそうです。

メニューは中華そば（並）と（大）、ごはんのみ。中華そばにはコリコリとした鶏チャーシューと荒く斜め切りにした新鮮なネギがトッピングされています。鶏ガラ醤油スープはうま味がしっかりと出ていて、何度でも食べたくなる魅力のある一杯です。

おしゃれなカフェのような外観の八楽笑は、店内も清潔感があり女性でも気軽に入れるラーメン店。笠岡らーめんのほかに、八楽笑らーめんや台湾らーめんもあります。

透明感のあるしょうゆ味の鶏ガラスープには、歯ごたえのある独特の食感の平打ち麺がぴったり。ネギが輪切りなのは笠岡ラーメンでは珍しいかもしれません。あっさりと食べられる一杯です。

お多津は、三洋旅館の1階にあるお店です。昔ながらの食堂のような雰囲気で、瀬戸内海で獲れた新鮮な魚介類をそのまま調理する料亭として営業しています。

中華そばは定番のメニューではないようなので、食べに行くときは中華そばがあるかどうかチェックしておいた方がいいかもしれません。あっさりとした鶏ガラスープにきれいに整った細麺がよくあう、笠岡ラーメンの王道がいただけます。

笠岡ラーメンのお店は笠岡駅周辺にはたくさんありますので、食べ比べをしてみるのも楽しいでしょう。ぜひ本場でしか食べられない味を堪能してくださいね。