オーストラリアの中心！世界遺産ウルルを訪ねる

ダーウィンよりおよそ250km離れたところにあるカカドゥ国立公園（Kakadu National Park）は、オーストラリア最大級の2万平方kmにも及ぶ国立公園で世界遺産にも登録されています。
カカドゥ国立公園では先住民アボリジニによるロック・アート（壁画）が数多く発見されており独特のアートが訪れる人の心に感動を与えてくれます。

カカドゥでは国立公園ハイキングコースも充実し、ガンロム・フォールズ（Gunlom Falls）など探検気分でハイキングできたり、断崖絶壁の頂上へのハイキングなども人気！
クルーズ船ではガイドさんが湿原に生息する珍しい野生生物について説明してくれたり、滝やクロコダイル、渡り鳥など自然とふれあう醍醐味を楽しんでいただけます。

カカドゥ国立公園で人気なスポットは、美しい眺めを堪能できるジム・ジム滝（Jim Jim Falls）やバラマンディ渓谷（Barramundi Gorge）です。また、オーストラリアの壮大さを空から眺めて実感できる、観光フライトもおすすめ。
是非偉大なる大地を目に焼き付けてみてください。

ワタルカ国立公園（ Watarrka National Park）にあるキングスキャニオン（Kings Canyon）には、クリーク・ウォークとキャニオン・リム・ウォークを散策できる2つのコースがあります。
クリークウォークの散策コースは、高低差がほとんどないので歩きやすいコースになっており、キングスキャニオンの谷間を流れる小川沿いを往復約1時間程度でまわることができます。

キャニオン・リム・ウォークのコースは、およそ3～4時間かけて270メートルもある断崖絶壁に立ったり、谷の上を散策できるスリルのあるコースで途中にも見どころ満載！足腰に自信のある方は是非こちらのコースをまわって頂きたい。これがオーストラリアだ！ときっと感じると思います。

キングスキャニオンは広さ720平方kmにも及ぶジョージジル山脈の一部で、見どころはなんといっても270mの絶壁。
その断壁から怖々下をのぞくと、シダ類などが生い茂る緑豊かな景観を見下ろすことができます。

オーストラリアのほぼ中央にあるウルル・カタ・ジュタ国立公園（Uluru-Kata Tjuta National Park）は、ウルル（エアーズ・ロック）周囲9.4km、高さ340mとカタ・ジュタ（マウント・オルガ）から成り立っていて、ウルルの巨大な一枚岩は、地上に見えている部分は10分の１程度といわれています。7色に変わるといわれる色は時間によって変化し、特に夕日を浴び赤く染まる姿は一番美しいとされています。

ウルル・カタ・ジュタ国立公園は1987年にはユネスコの世界遺産、1994年には文化遺産に登録されました。カタ・ジュタの面積は3500ha。大小36個の奇岩群がみられ、以前は「オルガ山」（Mount Olga）と呼ばれていましたが、アボリジニの言葉でカタ・ジュタと現在は呼ばれ古来から住んでいる先住民アボリジニの聖地です。
そのため、立ち入ることができる場所は限られ、先住民アボリジニの聖地はこうして守られているのです。

アリススプリングス（Alice Springs）は国内線と長距離列車「ザ・ガン」が通っています。
内陸中心部にあたるアイススプリングスは、エアーズロックへの玄関口でもあり、アウトバックの町としても有名。
ブッシュ・ウォーキングやラクダに乗る体験もできるアクティビティなどがあり、またキャンプしながらエアーズロックへ行くツアーは有名で、多くの方が大自然に触れながら楽しめるキャンピングツアーに参加しています。

「ザ・ガン」はアデレードと、ダーウィンを結んでいる列車で、オーストラリアでは究極の旅として人気があり、鉄道を使ってアイススプリングスに行く間も列車から眺めるオーストラリアの壮大な景色を楽しむことができるのでおすすめ。
デメリットは非常に時間がかかることと、週に2本しか運行していないことです。
アリススプリングスからアデレード まで約24時間ほど、ゆっくり旅したいなら素敵な旅になりますよ♪

オーストラリアの中心にある地域にはたくさんの見どころがあり、世界遺産も堪能することができます。
オーストラリアへ行ったら一度は見ておきたいウルルは本当に感動的ですよ！