岡山・笠岡ラーメンを食べた後に！笠岡観光スポット5選

岡山県笠岡市に生まれた日本を代表する画壇「小野竹喬（ちっきょう）氏」の作品を中心に展示されている美術館です。作品の他にも同氏の生誕に関わる資料をはじめ、感性を育んだ故郷の説明もされています。特に風景を描いた作品は定評があり、多くの方が訪れています。

美術館には小野竹喬氏に縁がある画家の作品を定期的に展示するほか、国内の有名な画壇の作品も展示されます。特に多くの方に知られた「池田清明氏」の展示が人気があります。100号から120号といった人物を描いた大型作品は思わず息を呑むほどです。

国で指定された天然記念物の「カブトガニ」をテーマにした珍しい博物館。カブトガニに関係する資料や映像も自由に閲覧できます。そして、なかなか見ることができない生きたカブトガニが観察できるとあって、全国からファンが訪れるスポットになっています。

園内には実物大の恐竜が7種8体展示されている恐竜公園が併設されています。その他にも恐竜の化石をはじめ模型もの展示があるので、まさに「ジュラシックパーク」そのものを体験できるスポットになっています。

「真鍋島」は瀬戸内海の中でも全国的に知られている島となっています。その理由のひとつに挙げられるのは、映画のロケ地になったことでしょう。島の雰囲気や周囲の環境が良いため、夏の観光シーズンには大勢の観光客が訪れ、島中が賑やかになってきます。

知る人ぞ知る「猫の島」として有名な「真鍋島」。島の人口よりも猫の数が多いとして、全国にある「猫島」の中でも代表的な島となっています。この島の集落は、中央から左右に分かれ2カ所ありますが、猫はどちらでものんびりと生活しています。天気が良い日にはあちらこちらで猫を見ることができます。

岡山県笠岡市にある笠岡港からおよそ16kmに位置するこの島は、風光明媚な笠岡諸島の中でも景観の良さが有名で多くの観光客が訪れます。この島は地肌が白く見えることから白石島と名付けられたのです。

白石島は白く細かい砂がある「白石海水浴場」が有名で、波がなく遠浅のため、小さな子どもでも安心して海水浴を楽しむことができます。また周辺では、ウインドサーフィンやヨットといったマリンスポーツも盛んに行われていて、初心者向けの体験ケースも充実しています。

瀬戸内海の中ほどに位置する「北木島」。人口が1,000人に満たないこの島は、良質な木材と加工用の「石材」が有名です。また旧暦の3月3日に行われる無病息災を願った「流し雛」は、約300年の歴史がある大がかりなお祭りで、多くの観光客が見物に訪れます。

フェリーが発着する港のすぐそばに砕石の跡地があります。その姿は迫力満点。この島で採れる石は徳川幕府が大阪城を再築した際に使用されたほか、明治神宮や靖国神社でも北木島の石が使用されるほどの価値があるのです。歴史と自然に囲まれた北木島をゆっくり散策してはいかがでしょうか。

笠岡諸島には、一度訪れると忘れられない自然美がたくさんあります。今回ご紹介した観光スポット以外でも、まだまだ訪れたい場所はたくさんありそうですね。岡山県の笠岡方面にお出かけの際は時間を見て、いずれかの島に渡ってみたいものです。